②仙台市野草園 / 太白区
東北地方の高山から海岸まで自生している、代表的な植物を展示している野草園です。
標高120mの大年寺山(だいねんじやま)の起伏をそのまま生かした敷地は、適度なアップダウンがあり、ちょっとしたハイキング気分で散策を楽しめます。
遊具などはなく、散策をしながら植生豊かな草木を観察したり、芝生広場で寝転んで青空を見上げたり、自然と触れ合える場所です。
宮城県の花「ミヤギノハギ」をはじめ14種のハギが植栽されており、芝生広場にある「ハギのトンネル」は写真映えするスポット。見ごろは9月~10月頃にかけて。
・園内および館内は全面禁煙。
・園内はすべて火気厳禁。(花火も含む)
・ゴミは持ち帰る。
・ペットの入園、入館は禁止。
住所:
宮城県仙台市太白区茂ヶ崎2-1-1
開園期間:
3月20日~11月30日
開園時間:
9:00~16:45(入園は16時まで)
料金:
大人240円、小人(小中学生)60円、未就学児無料
※5月4日みどりの日は入園無料
休園日:
開園期間中は無休
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙台駅西口6番のりば-仙台市営バス「野草園行」に乗車(約17分)-「野草園前」下車すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南IC」より約20分
駐車場:
無料/30台
問合せ:
022-222-2324
レポート記事はこちら。
③ 青葉の森緑地 / 青葉区
仙台市営地下鉄「青葉山駅」から徒歩15分と、市街地近くにある里山に整備された公園です。
自然の中にある貝の化石を観察できる珍しい場所で、「化石の森」という名前のエリアがあるほど。
森の中には散策路が整備されており、ハイキングにぴったり。散策路は標高差140mとアップダウンのある山道です。肌を保護するために長袖に長ズボン、歩きやすい靴で出かけましょう。
緑あふれる園内では、運が良ければ特別天然記念物のカモシカに出会えることもあるほど!
夏はカブトムシやクワガタがみられ、親子連れで賑わいます。
「管理センター」にはレンジャー(自然解説員)が常駐しており、定期にイベントを開催。詳細は、下記の青葉の森緑地スタッフブログをチェック!
・動植物(山菜・キノコも含む)や化石の採取は禁止。
・ゴミは持ち帰る。
・園内はすべて火気厳禁。(花火も含む)
住所:
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉260
管理センター開館時間:
9:00~16:30
※園内はいつでも散策可
管理センター休館日:
月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
12月28日~1月4日
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台駅-仙台市営地下鉄東西線「八木山動物公園」行きに乗車(約9分)-「青葉山駅」下車、北1出口より徒歩15分
・JR仙台駅西口9番または10番のりば-仙台市営バス「交通公園・川内営業所、交通公園循環」に乗車(約20分)-「川内営業所前」下車 徒歩5分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南IC」より約20分
駐車場:
20台(青葉の森駐車場)、11台(管理センター前)、5台(三居沢)いずれも無料
問合せ:
022-263-2101(青葉の森管理センター)
他にも【アスレチックのある公園】で紹介した、台原森林公園、七北田公園も自然豊かな公園です。
【デートにオススメの公園】雰囲気のいい場所
散策するだけでも十分!大人向けの公園を2か所ピックアップしました。
①スリーエム仙台港パーク / 宮城野区
仙台港に面しており、釣り公園としても知られています。約9ヘクタールの敷地に、港を見渡せる展望台、テニスコート、野球場などがあります。
フェリーや大型貨物船の入出港の様子をみられたり、展望台のある丘の斜面は芝生になっているので、テイクアウトやお弁当でピクニックデートもオススメ。
すぐ近くに「三井アウトレットパーク仙台港」や、予約制で見学できる「キリンビール仙台工場」、「仙台うみの杜水族館」があります。
・ドローンを飛行される場合は、管理事務局の許可が必要。
・自転車の乗り入れは禁止。
・ペットは必ずリードをつけること。
・園内はすべて火気厳禁。(花火も含む)
住所:
宮城県仙台市宮城野区港2-5
開園時間:
7:00~18:00
※年末年始(12/29~1/3)は、7:00~17:00
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台駅‐JR仙石線「石巻」行きに乗車(約19分)‐「中野栄」下車、南口より徒歩約20分
【クルマの場合】
仙台東部道路「仙台港IC」または、三陸自動車道「仙台港北IC」より約5分
駐車場:
無料/普通車93台、大型バス4台(平日のみ)、おもいやり駐車場2台
問合せ:
022-253-7727
②天守閣自然公園 / 太白区
仙台の奥座敷と呼ばれる「秋保温泉」にあり、日本庭園、温泉、食事処・カフェ、オートキャンプ場がある複合公園です。
園内に設けられた散策路を歩きながら、自然の景色に溶け込んだ石庭や、回遊式日本庭園の景色を楽しめます。
散策路には足湯があり、湯に浸かりながらノンビリと景色を眺める、なんて過ごし方もできますよ。
また例年、秋の紅葉シーズンには「秋保ナイトミュージアム」を開催。園内のもみじがライトアップされます。
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字源兵衛原10
開園時間:
10:00~16:00
※日によって異なる。詳細は下記公式サイトを確認。
休園日:
12月~2月の第3金曜日、12月31日、1月1日
料金(ライトアップ期間は除く):
(3月~11月)大人(中学生以上)400円、子ども(4歳~小学生)100円
(12月~2月)大人(中学生以上)200円、子ども(4歳~小学生)50円
※毎月第3金曜日は無料公開日。(ライトアップ時間帯は有料です)
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台駅西口8番のりば-宮城交通バス「秋保温泉」行きに乗車(約60分)-「秋保温泉湯元」下車、徒歩約20分
・仙台駅西口63番のりば(青葉通り)-タケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」に乗車(約35分)-「木の家前」下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南IC」より約15分
駐車場:
無料/普通車100台、大型バス5台(平日のみ)
問合せ:
022-398-2111(受付時間10:00~16:30)
もはや穴場!歴史のある「鶴ケ城公園」
最後はおまけで、来訪者の少ない泉区の公園を紹介。
歴史公園に分類される「鶴ケ城公園」は、戦国時代にあった「松森城」の跡地を公園として整備した場所です。
別名“鶴ケ城”とも呼ばれており、かつてこの地を支配していた豪族・国分氏が居城していました。
遊具などはなく、子どもが楽しむというよりは、歴史好きの大人が散策して楽しむ場所。
春は桜の穴場スポットでもあります。詳しくはこちらのレポート記事をチェック!
住所:
宮城県仙台市泉区松森内町
アクセス:
【公共交通の場合】
地下鉄南北線「泉中央駅」‐宮城交通バス「鶴が丘ニュータウン」行きに乗車(約11分)‐「松森市民センター前」下車、徒歩約10分
【クルマの場合】
仙台駅‐国道4号線-鶴ケ城公園(約23分)
駐車場:
無料/18台
週末は公園で遊ぼう!
整備されながらも、豊かな自然を残している仙台市近郊の公園。遊具やアスレチックが充実している所もあれば、あえて何も置かず自然と遊ぶ公園、空港近くの公園など、幅広い年齢層が楽しめる公園があります。
この週末は、いつもと違う公園に遊びに行こう!