【石巻】猫島・田代島に行く前に知っておくべき予備知識

東北を代表する猫島、田代島石巻市からフェリーに乗り約40分で辿り着きます。島には宿泊施設もあるほか、島のえきや猫神社など観光スポットも見逃せません。今回は田代島へのアクセス方法や島の魅力、ランチ、宿泊施設などをご紹介します!

アイキャッチ画像出典:PIXTA

あちらこちらに猫がいる! 石巻市の田代島が気になる

田代島の猫と港

撮影:編集部

猫が数多く生息する猫島といえば全国各地に点在していますが、東北代表はこの田代島(たしろじま)ではないでしょうか?

 

宮城県石巻市に属する田代島は、住人よりも住猫(?)のほうが圧倒的に多いと評判の島です。

田代島はどんな島?

田代島

出典:PIXTA

3.14平方キロメートルの面積で、周囲は11.5キロメートル。直線平坦にすると、島をぐるりと一周しても3時間ほどで歩けてしまうほどの大きさです。2015年の調査では82人が暮らしており、規模としては小さい島といえます。

 

しかし猫島として脚光を浴びてからは、ひっきりなしに観光客が訪れる賑やかな島に。

 

石巻から船で約40分というアクセスの良さや、東北の中でも温暖な島なので猫も人も過ごしやすいことも点も、観光客多い理由かもしれませんね。

石巻駅から発着所までのアクセス

田代島へ向かうフェリー

撮影:編集部

田代島へは、石巻市から船で向います。なので、まずは石巻駅から船が出る発着所へ向かいましょう。

「門脇発着所」と「中央発着所」の2ヶ所ある

田代島 中央発着所

撮影:編集部(中央発着所)

田代島へ向かう船が発着するのは2ヶ所。「門脇発着所」と「中央発着所」です。電車や夜行バスで来られた方は、石巻駅から近い「中央発着所」の利用がオススメ。

 

しかし自然災害の影響で、駐車場や待合室が使えない場合もあります。向かう際に、最新の情報を確認しましょう。最新の運行情報はこちら。

発着所によって、下車するバス停が異なる!

発着所までは、バスもしくはタクシーで行くことも可能です。「中央発着所」の場合。石巻駅から徒歩15分ほどで着きます。

 

バスを利用する際に注意しなければならなのは、乗車する路線は同じでも、発着場によって下車するバス停が異なることです。

 

<1. 石巻門脇発着所へのアクセス>

石巻駅バス停留所からミヤコーバス2番乗り場「12.山下門脇線」乗車

門脇二丁目(かどわきにちょうめ)バス停下車

門脇二丁目から徒歩約5分

 

<2. 石巻中央発着所へのアクセス>

石巻駅バス停留所からミヤコーバス2番乗り場「12.山下門脇線」乗車

中央一丁目(ちゅうおういっちょうめ)バス停下車

中央一丁目から徒歩約1分

田代島の港について

田代島 港

撮影:編集部(仁斗田港)
石巻から田代島までは、30~40分ほどの船旅です。

田代島の港も2つある!

実は、田代島にも2つ港があります。北側の大泊港(おおどまりこう)と、南側の仁斗田港(にとだこう)です。どちらも気象状況の影響で港に停まれない可能性もありますが、平常運転の場合どちらを選ぶか悩みどころですよね。

 

猫の出現率が高いのは仁斗田港。宿泊施設やランチが食べられるところがあり、大泊港よりもやや活気があります。大泊港からだと「猫神社」や、休憩処「島の駅(にゃんこ共和国)」に近いので、観光を優先したい方は大泊港がオススメ。

 

ただし大泊港は海の状況によって寄港できない場合が多いので、帰りは仁斗田港から乗船する方が安心です。

行きは「下りの2便」、帰りは「上りの2便もしくは3便」

田代島 フェリー 時刻表

撮影:編集部(フェリーの時刻表2019年10月現在。最新の時刻表は公式HPをご確認ください。)

石巻の港から、田代島行きの下り便は4本あり、田代島から石巻までの上り便も4本あります。

 

しかし上りの4便は、石巻へは向かわず田代島で終着してしまうので、上りの3便を逃すと島内に宿泊するしかありません。

 

(1)下りの2便、上りの2便(約1時間30分滞在コース)
(2)下りの2便、上りの3便(約5時間滞在コース)
(3)下りの3便、上りの3便(約1時間30分滞在コース)

 

ですから日帰りの場合は、下りの2便で田代島へ向かい、上りの2便もしくは3便で帰りましょう。

 

また大泊港から二斗田港へ向かうルートですと、(2)の選択肢以外はありません。時間を気にせずゆっくりした時間を過ごしましょう。

 

※運行情報の詳細は、下記サイトからご覧ください。
網地島ライン株式会社
電話番号:0225-93-6125
URL:http://ajishimaline.com/

立ち寄るべき! 田代島の観光スポットをチェック

① 猫を求めて散策!「大泊港」と「仁斗田港」

魚をくわえた猫

出典:PIXTA

その日に漁師さんが獲ってきた魚を狙っているのでしょうか、大泊港と仁斗田港は猫の出没スポットです。

 

大泊港周辺は仁斗田港周辺に比べ猫は少ないようですが、それならヒッソリ行われているかもしれない猫の集会を探してみるなど、楽しみ方は人それぞれ。ゆっくり滞在して、どちらの港も行ってみることをオススメします。

田代島に行くなら必須! 「猫神社」で島の歴史を感じよう

田代島 神社

撮影:編集部

大泊港からおよそ800メートルの位置にある猫神社は、島ではもっとも有名な観光スポットです。漁業が盛んな島の、大漁の守り神として猫神様が祀られています。

 

昔、漁師たちは猫の様子を観察して、天候や漁模様などを予測していたようです。漁師のそばには必ず猫がいて、良好な関係を築いていたとのこと。

 

しかし、ある日漁に必要な重りを作るため、岩を削っていたらその岩がそばにいた猫に当たり、その猫は死んでしまいました。そのことに心を痛めた漁師が、猫を大切に葬りました。それが、現在の猫神様と言われています。一種の伝説ですが、島の歴史を感じるエピソードですね。

 

猫神社へは坂を登らなければならないので、平坦な道ではないことを覚えておきましょう。疲れたら後述する、島の駅でくつろぐのがいいですよ。

猫の集会所?「島のえき(にゃんこ共和国)」

田代島 島の駅

撮影:編集部

田代島にあった小中学校の跡地を利用した「島のえき」。トイレが併設されているほか、島のオリジナル猫グッズや、海産物などを販売しています。

 

先ほど紹介した「猫神神社」から200mの場所にあるので、ぜひ寄ってみてください。

 

営業時間:10:00~15:00

詳細はこちら

キャンプもできる!「田代島マンガアイランド」

田代島 マンガアイランド

撮影:編集部

マンガ界の、2人の先生がデザインしたロッジと、3人の先生が内装を手がけたロッジが全部で5棟建っています。里中満智子先生、ちばてつや先生、志賀公江先生、木村直己先生、御茶漬海苔先生という、どなたも大御所と呼ばれる先生方ばかり。豪華なマンガ家さんがデザインした建築作品が見られるのは、日本でもここだけではないでしょうか。

 

もちろん、ロッジに宿泊できます。また、先着5組までキャンプ用品が有料レンタルがされているので、アウトドアが好きならキャンプしていくのも、魅力的なプランです。

田代島マンガアイランドの宿泊予約はこちら

上陸前にチェック。田代島のルールとは

猫との触れ合いには、決まったルールがあります。猫や島民の方々に迷惑がかからないよう、必ず守ってください。

猫にエサや人間の食事を与えない

猫に餌を上げる人

出典:PIXTA(画像はイメージ)

これは基本ですね。田代島の猫は住んでいる方からエサをもらっているので、観光客からもエサを与えられると食べ過ぎて体調に影響してしまう可能性もあります。

 

また猫は普段食べていないものを口にすると、胃腸に負担がかかってしまう動物なので、猫を守るためにもエサの持参は止めましょう。

 

またエサで釣らずとも、田代島の猫たちは人に対する警戒心があまりないので逃げたりしませんよ。

撮影に夢中になりすぎない

猫を撮影する人

出典:PIXTA

猫と田代島の雰囲気とあいまって、フォトジェニックな写真が撮れること間違いなし。しかし、撮影に夢中になって道路の真ん中で道を塞いで、通行人の妨げになる場合も。

 

またフラッシュ撮影は猫にとって負担をかけますので、止めましょう。

住居に勝手に入らない

立ち入り禁止の看板

出典:PIXTA(画像はイメージです)

当たり前のようで、実際には起きてしまっているようです。かわいい猫に近づきたいあまり、住んでいる方の敷地に入ってしまうことが多々あります。

 

誰だって自分の家の敷地に知らない人が入ってくると、いい顔はできませんよね。

仔猫にはそっと見守るだけにしよう

子猫

出典:PIXTA

仔猫も多く生息する田代島。仔猫も訪れた人に警戒しないで、すりよってくるかもしれません。しかし、かわいいあまり抱っこして場所を移動させるなどは厳禁。親猫とはぐれて、危険な状態に陥ってしまいます。

 

一歩離れた場所から、見守ってあげてくださいね。

ごみは持ち帰りを!

ゴミ袋

出典:PIXTA

島では週一回しか収集がないそうです。ごみは置いていかず、必ず持ち帰って処分しましょう!

長居するために! 田代島のランチ・宿泊を押さえよう

田代島には、民宿や食事ができる場所が数件あります。しかし不定休だったり、人の出入りによっては食事ができなかったりするので、石巻でお弁当を買って持参するのも手です。

【ランチ】猫とも遊べる「島のえき」

田代島の島の駅と猫

撮影:編集部

先ほども紹介した、道の駅ならぬ島のえき。いわば休憩処ですが、猫をテーマにしたお土産や軽食が用意されています。この周辺は猫がよく出没するスポットといわれています。「猫は家につく」といいますが、やはり猫は人のいる建物は安心するのでしょうか……。

 

猫は店内への出入りを禁止されています。ですから、外で持ち込んだお弁当を食べながら猫と戯れてひと休みする……というのもいいですね(猫に食べ物を盗られないように気をつけてください!)。

【ランチ】田代島オリーブ・カフェ

仁斗田港の近くに、日替わりパスタランチが楽しめるカフェがあります。海が見える絶景カフェなので、ぜひチェックしましょう!

 

土日営業のみで、時間は10:30〜15:00。ただし不定休なので、実際に利用できるかどうかは事前に電話での問い合わせが必要のようです。ディナーも、予約すれば開いてくれるようですよ。

オリーブ・カフェ公式サイトはこちら

【宿泊】はま屋(大泊港周辺)

漁師民宿のはま屋は、旬の海鮮を食べられることで観光客から非常に人気の民宿です。庭には猫も多くいて、食事やお風呂でくつろぐだけでなく、ちょっと外に出て猫と遊ぶのもいいですね。

 

また、釣り人にも人気の民宿で、船を一隻チャーターするサービスも行っています。当日の天気次第ですが、泊まったついでに釣りにも挑戦というのも、素敵な休日となりそうです。

はま屋公式サイトはこちら

【宿泊】民宿マリンライフ(仁斗田港周辺)

民宿マリンライフは、仁斗田港から徒歩約5分の場所にあります。全室オーシャンビューが自慢で、和室・洋室で選べます。また部屋も施錠できるため安心。

 

猫たちの餌やり場を設けており、民宿の庭でもたくさんの猫たちと触れ合えます。

民宿マリンライフの公式サイトはこちら

 

まだある!田代島の宿泊施設・食事処はこちら

田代島でにゃんにゃんライフ!

田代島 猫

出典:PIXTA

島民より猫の数が多い、猫島こと田代島。人を恐れず、自由気のままに生活している猫たちの日常が見られます。

 

船の便は限られているので、日帰りの場合は乗り過ごさないよう注意してくださいね!

田代島 威嚇する猫
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hiroki

アウトドアと旅が好きで、スキマ時間をみつけては全国各地に出かけるアラサーライター。徒歩で四国88カ所を巡る、お遍路経験あり。今年の目標は樹氷を見に行くこと。