はじめての「蔵王山・御釜」ガイド!観光情報を完全網羅

御釜(お釜)は宮城蔵王にある、エメラルドグリーンの火山湖。車でのアクセスが主流で、その道中も絶景のドライブコースとなっています。今回は御釜にはじめて行く方向けに、見どころや周辺の観光名所、ご当地ランチからアクセス方法まで詳しくわかりやすくご紹介。

アイキャッチ画像出典:PIXTA

蔵王の御釜(おかま)とは?

御釜

出典:PIXTA(宮城蔵王の御釜)

ご紹介するのは、エメラルドグリーンが美しい火山湖「御釜(おかま)」。フワフワのご飯が炊ける「釜」に似ていることから、その名がつきました。

 

太陽光の当たり方によって色が変化するそうで、別名「五色沼」とも呼ばれています。

蔵王連峰

御釜があるのは、宮城県と山形県の境目に連なる蔵王連峰(ざおうれんぽう)の北側。両県どちら側からもアクセス可能です。

御釜は火山地帯にある!

御釜と雲海

出典:PIXTA

御釜の周囲を囲むのは、刈田岳(標高1,757m)、熊野岳(1,841m)、五色岳(1,672m)と呼ばれる山々。

 

標高1,000m級の頂に囲まれているせいか、秘境ぽい印象を抱きますが……専用駐車場から徒歩5分ほどでいける観光スポットなのでご安心ください。駐車場までの道のりも、整備された走りやすい道路です(一部有料区画あり)。

熊野岳と刈田岳 分岐点

撮影:編集部

とはいえ、かつてこの辺りは”火を吹く山”と恐れられるくらい火山活動が活発だったよう。当時、自然現象は神威だと信じられていたため、神の怒りを鎮めるために蔵王権現を祀ったことから「蔵王山」とも呼ばれていました。

 

現在「蔵王山」という名の山はありませんが、気象庁はこのエリアを「※蔵王山(ざおうざん)」と表現しており、ホームぺージで火山活動状況を公開しています。

 

※蔵王山はれっきとした活火山地帯のため、出掛ける際は必ず気象庁のHPで最新の御釜情報をご確認ください。

生物がいない湖

御釜の湖面

出典:PIXTA

御釜の写真を見た時、ふと「泳げないのかな?」と思いませんでしたか? 残念ながら現在は御釜で泳ぐことはできないようです3ヶ所ある展望スポットから観賞するのみとなっています。

 

御釜の湖水は※pH=3.5の強酸性のため、生物が生息できない湖。pH=3.5とは、レモンと同じくらいの酸性度のようです。

 

※口の中は、通常pH6.5~7。歯の表面を覆っているエナメル質が溶けるのは、pH5.5以下。

御釜までは絶景のドライブコースが続く!

蔵王エコーライン

出典:PIXTA(新緑の蔵王エコーライン)

御釜へのアクセスは車(レンタカー)の利用がオススメ。バスでもいけますが本数も少ないうえに、時間もかかります。

 

また御釜へ向かう際必ず利用する「蔵王エコーライン」と呼ばれる道路は、展望スポットもあるドライブコース。のちほど紹介しますが「日本の滝百選」の名瀑もあるため、ぜひお立ち寄りください!

御釜の観光モデルルート

御釜観光の楽しみ方は、さまざまな角度から御釜の景色をみること。主な展望スポットは3ヶ所あり、登山装備いらずでいける内2ヶ所からご紹介します。

① レストハウスで身支度を整えよう!

蔵王 レストハウス

撮影:編集部(蔵王レストハウス 御釜が霧で隠れるのは珍しくない)

まずは駐車場に併設されている「蔵王レストハウス」で、トイレなど身支度を整えます。自動販売機も設置されているため、下界で買い忘れてしまっても大丈夫!

 

※トイレはレストハウスの営業時間内(朝9時~16時30分)のみ利用できます。

② レストハウスから徒歩3分「御釜展望台」からから御釜をみよう!

晴天時の蔵王お釜

出典:PIXTA(展望台から眺める御釜)

準備が済んだら、まずは1つ目のビュースポット「御釜展望台」へ向かいます。展望台までの道は舗装されたバリアフリーの道が続いており、駐車場から約2~3分で辿り着きます。

 

「え、駐車場から展望台まで近すぎない? 本当にみえるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、御釜の姿はしっかり視界に映ります。時間がない方は、展望台で記念撮影して帰るのもアリ。

③ 展望台から徒歩約10分、「刈田岳山頂」から御釜をみよう!

刈田岳 山頂

出典:PIXTA(刈田岳山頂)

続いて向かうのは、展望台を正面にして右側にある2つ目のビュースポット「刈田岳(かりただけ)」の山頂。「えっ、山頂!?」とハードそうな印象を受けますが、展望台からわずか10分で到着します。

 

もちろん特別な装備は必要ありません。ただ山頂までは砂利道の坂道が続くため、サンダルやヒールのある靴は避けるのが無難です。

刈田嶺神社 奥宮

出典:PIXTA

山頂には「刈田嶺神社(かったみねじんじゃ) 奥宮」があります。夏は山頂の奥宮にご神体が鎮座されていますが、冬は麓の遠刈田温泉内にある「刈田嶺神社 里宮」へ遷座されるそうです。

 

御祭神は、天之水分神・国之水分神(あまのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)。奥宮にも里宮にも御朱印があります。

登山経験者向け「熊野岳山頂」を目指そう!

馬の背からみたお釜

出典:PIXTA(馬の背からみた御釜)

刈田岳山頂の向かいにみえるのが、蔵王山の主峰でもあり日本百名山の一座である「熊野岳(くまのだけ)」。

 

出発地点でもある「蔵王レストハウス」から西側部分を「馬の背」と呼び、名前の通りなだらかな尾根道を歩いて山頂を目指します。こちらは登山・トレッキング装備が必要な行くコースです(所要時間:約1時間)。

熊野岳の登山道

出典:PIXTA(熊野岳の登山道)

目印の棒を頼りに、火山石がゴロゴロ転がっている荒涼とした登山道が続きます。

熊野岳山頂

出典:PIXTA(熊野岳山頂)

熊野岳山頂

出典:PIXTA(蔵王神社)

広々とした山頂には、8世紀前半に創建されたと伝わっている「蔵王神社」があります。御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)。

熊野岳避難小屋 コマクサ

出典:PIXTA(高山植物の女王 コマクサ)

6~7月頃に訪ねるのであれば、帰りは「熊野岳避難小屋」を通るルートで行くと可憐に咲くコマクサの群生をみられます。

 

熊野岳登山を視野に入れるなら、はじめに熊野岳へ向うのがオススメ。余力があったら展望台と刈田岳山頂へ立ち寄ってみましょう。

ランチはご当地グルメ「釜カツ丼」で決まり

お釜カツ丼

撮影:編集部(蔵王 釜カツ丼セット1,200円※2019年11月現在)

ランチにオススメなのが、ご当地グルメ「御釜カツ丼」。その名の通り”釜”に盛りつけられた”釜カツ丼”です。蔵王レストハウス2階のレストランで提供されています。

お釜カツ丼 カツ

撮影:編集部

ご覧の通り、肉厚なカツは卵でとじられています。味がしみ込んだ肉は、とてもジューシィ。ご飯の量は茶椀1.5杯分くらいあるので、空きっ腹の状態で食べるのがオススメです。

蔵王レストハウス

撮影:編集部(1階の売店)

他にもかつカレーた山菜うどん、醤油ラーメンなどがあります。玉こんにゃくも名物みたいですね。

蔵王レストハウス 土産

撮影:編集部(1階のお土産)

特産品やお菓子はもちろんのこと、蔵王山頂限定のこけしや、話題の東北ずん子のキャラクターグッズなど、ラインナップは幅広いです。

【蔵王レストハウス】
営業期間:
4月21日~11月5日
※11/6~冬期閉鎖
営業時間:
9:00~16:30
詳細はこちら

アクセス、駐車場などの基本情報

車でのアクセス

蔵王エコーライン

出典:PIXTA
<ルート①(宮城・山形)>
蔵王エコーライン→最高点・刈田峠から分岐→蔵王ハイライン(有料山岳道路)→終点・刈田岳山頂駐車場

宮城県山形県方面問わず、大半の観光客はこの王道ルートで御釜へ向います。カーナビを利用する場合は、「蔵王苅田駐車場」を目的地に設定しましょう。

 

【蔵王ハイラインの料金】

普通車:550円
二輪車:390円
マイクロバス・路線バス:1,340円
大型バス:2,190円
※最新の料金は宮城交通の公式HPをご確認ください

※蔵王エコーライン・ハイラインは、冬季(11月~4月下旬)は閉鎖されています。開通期間は2020年4月下旬頃の予定。


<ルート②(宮城側)>
蔵王エコーライン→大黒天駐車場→徒歩→刈田岳山頂(刈田峰神社)(上り約1時間:下り約40分)

大黒天駐車場から登山道へ入り、「刈田岳山頂(刈田峰神社)」を目指すコースです。「賽の磧(さいのかわら)・刈田岳線登山コース」と呼ばれており、登山道は木道や階段などが敷かれ、歩きやすく整備されています。

 

大黒天駐車場の利用は無料(約100台)。ただしトイレがないので、車で向かう場合は手前の「こまくさ平駐車場」で済ませておくと安心です。


<ルート③(山形側)>
山形県から蔵王エコーライン→刈田駐車場→蔵王刈田リフト(約7分)→リフト降り場から徒歩約5分

刈田駐車場に併設されている「蔵王刈田リフト」を利用するルート。渋滞を避けるのに最適です。蔵王刈田リフトから御釜展望台までは徒歩約5分。

 

【蔵王刈田リフトの基本情報】

営業期間:4月下旬〜11月上旬

営業時間:9:00〜16:00

料金:往復750円(満6歳以上から有料)

※蔵王刈田リフト公式HPはこちら

バスでのアクセス

蔵王温泉経由山形駅前行きバス

撮影:編集部
<仙台駅>
仙台駅前→宮城交通バス「村田町・蔵王町・遠刈田行」に乗車(約1時間5分)→「アクティブリゾーツ宮城蔵王」下車→宮城交通・蔵王ハイラインに乗車(約45分)→終点「蔵王刈田山頂」下車

※仙台駅前→アクティブリゾーツ宮城蔵王までの時刻表はこちら

※アクティブリゾーツ宮城蔵王→蔵王刈田山頂までの時刻表はこちら

<白石蔵王駅>
JR東北新幹線「白石蔵王駅」→宮城交通・蔵王ハイラインに乗車(約2時間35分)→終点「蔵王刈田山頂」下車

※白石蔵王駅→蔵王刈田山頂のバス時刻表はこちら

<山形駅>
①「山形駅前」→山交バス「山形~蔵王刈田山頂線」に乗車(約1時間30分)→終点「蔵王刈田山頂」下車②「山形駅前」→山交バス「山形~蔵王刈田山頂線」に乗車→刈田駐車場下車→蔵王刈田リフト③「山形新幹線」→「かみのやま温泉駅」→タクシーもしくは※グリーンエコー号に乗車→「刈田駐車場」下車→蔵王刈田リフト

※山形駅前→蔵王刈田山頂のバス時刻表はこちら

蔵王エコーラインのドライブ立ち寄りスポット

蔵王エコーラインには、滝の名所が何ヶ所所かあります。車でのアクセスが前提ですが、御釜観光のついでに立ち寄ってみるのもオススメ!

① 滝見台

紅葉の三階滝-

「日本の滝百選」にも選ばれている「三階滝(落差181m)」を望めるビュースポット。その名の通り、滝が三段になって流れ落ちています。

 

この滝にはカニとウナギに関する伝説が残っており、滝つぼ(住み家)を巡る壮絶な争いがあったようです。

 

滝見台からやや距離がありますが、新緑や紅葉の中を流れる滝は一見の価値あり。

 

② 不動滝(蔵王不動尊)

蔵王 不動滝

出典:PIXTA

三階滝からみえる滝見台から、車で約1km上った先にあるのが「不動滝(落差54m、幅16m)」です。蔵王山中で最も大きく水量も多いので、展望台にいても滝の音が聞こえてきます。

蔵王不動尊

出典:PIXTA

滝見台のすぐ傍には、背に真っ赤な炎を背負った「蔵王不動尊」を模した彫刻があり、気迫ある顔つきについ身が引き締まります。

 

近くには「万緑の そこに滝あり 轟けり」と刻まれた、歌人・斎藤茂吉(さいとうもきち)の句碑が建っています。茂吉は夏に訪れたのでしょうか……。

③ 駒草平

駒草平の展望

出典:PIXTA

大黒天駐車場の手前にある駒草平(こまくさだいら)は、眺望が美しいと評判のスポット。断崖絶壁の上にある展望台からは、不帰の滝(かえらずのたき)と振子滝(ふりこたき)を望めます。

 

「不帰の滝」の由来は昔住んでいた鬼ばばが、登ってくる人を捕まえ生き血を吸ってこの滝に落とした……という伝説から名づけられたそうです。

 

一方振り子滝は、雪解け水などの水量が多い時にしかみられない珍しい滝。その姿を拝められるかは、時の運次第ですね。

春夏秋冬、四季ごとの見どころ

御釜をはじめとする蔵王周辺は、訪れる時期によって目に映る景色や楽しみ方がまったく異なります。

【春】蔵王エコーライン「雪の回廊」

蔵王エコーライン 雪の回廊

春を告げる風物詩、”雪の回廊”です。車が走行できるのは蔵王エコーライン開通後ですが、その前5日間だけ雪の回廊を歩いて見学できる「雪の壁ウォーク」イベントが開催されます。

 

山岳ガイドと共に約2kmの散策をするほか、スープやまんじゅうの振る舞い、雪上車のデモンストレーションやソリ滑り体験などイベントも開催される予定です。

 

雪の回廊があるのは「大黒天駐車場」あたりから先の道、例年5月上旬ぐらいまで楽しめます。17時~翌朝8時までの夜間は通行できないため、日中に出掛けましょう。

【雪の壁ウォーク2020】

開催期間:

2020年4月10日(金)~4月14日(火)

参加方法:

各社ツアーへ申し込み、もしくはシャトルバス、すみかわスノーパークの雪上車を利用する

※マイカーでの参加はできません。

詳細はこちら

【春】白石市「白石川堤一目千本桜」

白石蔵王 桜

出典:PIXTA

蔵王エコーライン開通するころ、蔵王連峰の麓ではちょうど桜が見頃を迎えます。なかでも有名なのは大河原町と柴田町にわたって続く、約8kmの桜並木「白石川堤一目千本桜(しろいしがわていひとめせんぼんざくら)」です。

 

残雪の蔵王連峰をバッグに咲き誇る桜並木は、写真映えすること間違いなし! シーズン中は桜祭りも開催され出店が並んだり、夜間にはライトアップも実施されます。

【白石川堤一目千本桜の基本情報】

所在地:

宮城県大河原町大谷字町向

見頃:

4月上旬から下旬 おおがわら桜まつり

アクセス:

東北本線「大河原駅」から徒歩約3分

駐車場:

あり(500台/普通車450台、自動二輪車50台、桜祭り期間のみ500円)

【春】みやぎ蔵王えぼし「すいせん祭り」

みやぎ蔵王えぼし すいせん祭り

出典:PIXTA

新緑あふれる「みやぎ蔵王えぼしリゾート」のゲレンデに咲き誇るのは、約30種以上60万株のスイセン。蔵王エコーライン開通と同時期、例年4月下旬~5下旬にかけて観賞できます。

 

シーズン中は「すいせん祭り」が開催されるほか、常時リフトも稼働しており黄色の花畑を眼下に空中散歩を楽しめます。

【みやぎ蔵王えぼし すいせん祭りの基本情報】

所在地:

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉

見頃(祭り期間):

4月中旬から5下旬

営業時間:

8:30~16:30

※開花状況によって変わります。

アクセス:

東北自動車道 村田I.Cから車で約30分

駐車場:

グリーンシーズン (4月1日〜11月28日まで)は無料。3,000台。

公式HPはこちら

【夏~秋】蔵王山トレッキングコース

鴫の谷地沼周遊コース

出典:PIXTA(鴫の谷地沼)

山形側にある蔵王ロープウェイ「蔵王山麓駅」を起点に、蔵王山の自然を満喫するトレッキングコースが複数あります。今回は初心者向けのコース4つをピックアップしました。

 

【① いろは沼コース(1時間/約2.5km)】

蔵王 いろは沼

出典:PIXTA(いろは沼に咲き誇るワタスゲ花)

標高1,430mに位置している「いろは沼」を目指すコース。木道の散策路が整備されており、周辺にはさまざまな湿原植物が咲き誇ります。コースの詳細はこちら

~花期~

トキソウ・サワラン……7月中旬

ワタスゲ花……7月穂期8月中旬

コバイケイソウ・キンコウカ・モウセンゴケ・タチギボウシ・シロバナトウウチソウ……7~8月

※花期に幅があります

 

② 蔵王自然植物園一周コース(30分)

蔵王自然植物園散策路 入口

出典:PIXTA

「蔵王山麓駅」からロープウェイを乗り継ぎ「地蔵山頂駅」で下車、すぐ近くにある蔵王自然植物園を一周する散策コース。道中には三宝荒神山(さんぽうこうじん)の山頂を通り、山々の絶景パノラマを楽しめます。

 

入口の目印は、大きな蔵王地蔵尊。冬はこの辺り一帯がスキー場となり、お地蔵様の首から下は雪に埋もれてしまいます。全身姿を拝められるのは、この時期だけかも? コースの詳細はこちら

 

③ 鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)周遊コース(1時間)

鴫の谷地沼周遊コース

出典:PIXTA

今回紹介するなかで、唯一蔵王ロープウェイを利用せずとも楽しめるコースです。蔵王山麓駅からミズバショウの群生地(4月下旬~)を通り抜け、鴫の谷地沼を一周します。

 

人気なのは、やはり秋の紅葉シーズン。水面に写る錦の蔵王をカメラに収めようと、多くの観光客が足を運びます。コースの詳細はこちら

 

④ 地蔵山周遊コース(1時間半)

山形蔵王 地蔵山

出典:PIXTA

蔵王ロープウェイ「地蔵山頂駅」からロープウェイを乗り継ぎ「地蔵山頂駅」下車、整備された遊歩道を進み地蔵山(標1,736m)山頂を経由して戻るコースです。

 

景色は言わずもがなの絶景ですが、道中には少し怖めな顔した姥神(うばがみ)の石像があったりします。コースの詳細はこちら

【冬】樹氷

宮城蔵王 樹氷

出典:PIXTA

蔵王の冬といえば”樹氷”。数々の条件がすべて揃わないと、樹氷は形成されません。そのため蔵王をふくめ国内では3ヶ所、外国では1ヵ所にしか確認されていない世界的にも珍しい景なのです。

 

山形と宮城の両方から樹氷を観賞できますが、アクセス手段が異なるためご注意ください。詳しくはこちら!

知っておこう御釜のマメ知識

服装は”山の気候”に合わせるべし

登山 服装

出典:PIXTA

御釜は山の中にあるため、天候や気温の変化はつきもの。夏場でも地上との気温差は10度くらいあるので、防風・防寒着(雨具の役割もあると尚良し)を1枚持っておくと安心です。

 

風を遮るものがないため、帽子は飛ばされないよう紐が付いたタイプがオススメ。岩場や砂利道もあるため、スニーカーなど普段履きなれた靴を選びましょう。砂利道や岩場もあるため、ヒールだと足を痛めてしまう可能性もあります。

 

※最新の御釜天気はToday’sお釜でチェック!

霧で御釜が見えなかったら、待ってみる

霧に隠れた蔵王のお釜

撮影:編集部(霧がかった御釜。なにも見えず。)

御釜が霧でみえない……というのは珍しくない現象。御釜の窪んだ形状が、霧の吹き溜まりを生み出す原因となっているようです。

 ガスでお釜は見えなかったのが残念。今回で3回目だけど1勝2敗。時間の関係で待つわけにいかずこればかりはしかた無し。(出典:じゃらん

蔵王お釜と霧

出典:PIXTA

もし到着時に霧がかかっていたとしても、待っていれば霧が引く可能性がります。蔵王レストハウス内に無料休憩処もあるため、粘ってみるのも手段の一つ。

どうにか降りて行って数分待っていると、雲がさーっと晴れて御釜が現れました。(出典:じゃらん

一般論として天気が崩れやすいのは午後なので、午前中に訪問する方が勝率は上がるかもしれません。

 

※御釜のライブカメラはこちら

御釜のトイレ事情を知るべし

御釜周辺にある唯一のトイレは、蔵王刈田岳山頂駐車場に併設されている「蔵王レストハウス」です。営業時間内のみの利用となるため、早朝や夜間の利用はできません。

 

「蔵王レストハウス」以外だと、「こまくさ駐車場(宮城県側)」もしくは「刈田駐車場(山形県側)」があります。

 

▼こまくさ駐車場

蔵王エコーラインのドライブスポットで紹介した「駒草平」にある駐車場です。

▼刈田駐車場(冬季は閉業)

蔵王刈田リフトに併設されている駐車場です。冬季はリフトが営業していないため閉業中(トイレ利用不可)。

冬も御釜がみられる……?

雪をかぶった御釜 

出典:PIXTA(冬の御釜)

マイカーで御釜に行けるのは、春~秋の間のみ。冬季は積雪の関係で、御釜へ続く蔵王エコーライン・ハイラインが閉鎖されるからです。

 

しかし周辺のスキー場や観光協会主催で行われている「冬の御釜観賞ツアー」に参加すれば、御釜の雪景色をみられるんです!

 

樹氷とともに、ぜひ御釜へも足を運んでみてはいかがでしょうか?

馬の背からみたお釜
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GOGO MIYAGI 編集部
GOGO MIYAGI 編集部

GOGO MIYAGI!運営&記事編集担当。マグロとすんだ餅が好物。宮城にある神社や仏閣、景勝地、B級スポットの発掘に日々没頭中。読者の皆様にわかりやすく、ためになるような記事製作を心掛けています。