目次
宮城県の冬を飾るイルミネーション
冬の風物詩といえば、イルミネーション。毎年仙台市で開催される「SENDAI光のページェント」は、言わずと知れた宮城県を代表するイルミネーションです。
こちらは宮城蔵王の山間部にある、青根温泉で開催される「青根温泉雪あかり」。イルミネーションとは少し違いますが、冬の時期だけ開催される光のイベントという意味では共通しています。
ということで今回は、イルミネーションを中心に冬の宮城県で開催される光のイベントをご紹介します。
①【仙台】2020SENDAI光のページェント
まずは「2019SENDAI光のページェント」。仙台駅からほど近い定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)にて、160本のケヤキの通りを60万球のライトが照らします。
暖色のライトの中に”ピンクのライト”が存在するといわれており、そのライトを見つけると「願いが叶う」「恋が成就する」といった伝説もあるようです。
60万球からピンクのライトを見つけた方は、本当にラッキーですね。恋人や夫婦でも、ふたりの結びつきが深まるのは間違いなし!
期間:
・2020年12月18日(金)~12月31日(木)
・2021年1月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)点灯時間:
・月曜日~金曜日… 19:00~22:00
・土曜日・日曜日・祝日…18:00~22:00
・12月24日(木)…19:00~23:00
・12月31日(木) …19:00~24:00アクセス:
地下鉄勾当台公園駅(こうとうだいこうえんえき)よりすぐ
公式HPはこちら
②【仙台】みどりの杜ファンタジーナイト(2021年未定)
せんだい農業園芸センターで開催される「みどりの杜ファンタジーナイト」。今年で開催4回目を迎えます。昨年は迫力ある恐竜のイルミネーションや、プロジェクションマッピングも活用され、来場者を驚かせました。
今シーズンの開催日程は、未定です。営業時間は16:30~20:30(※最終入場は20:00)となっています。
【みどりの杜ファンタジーナイトの基本情報】
所在地:
「せんだい農業園芸センター みどりの杜」
仙台市若林区荒井字切新田13-1
開催期間:
未定
営業時間:
未定
入場料:
未定
駐車場:
あり(無料)
アクセス:
仙台市営地下鉄東西線「荒井駅」下車、2番のりば「旧荒浜小学校行き」バスに乗車約10分、「農業園芸センター前」下車、もしくは荒井駅から徒歩約30分
公式HPはこちら
③【仙台】冬のイルミネーションinみちのく公園(2020年開催中止)
毎年テーマに沿ったイルミネーションで話題を呼ぶ、国営みちのく杜の湖畔公園。園内を約11万球のイルミネーションが彩り、幻想的な風景をつくりだします。
残念ながら、2020年の開催は中止。
所在地:
柴田郡川崎町大字小野二本松53-9
開催期間:
2020年は中止
アクセス:
▼東北自動車道村田JCTより山形自動車道を利用
仙台宮城I.C~宮城川崎I.C (約20分)
福島飯坂I.C~宮城川崎I.C(約45分)
盛岡I.C~宮城川崎I.C(約2時間30分)
▼山形自動車道を利用
山形I.C~宮城川崎I.C(約20分)
宮城川崎I.Cから公園までは直進約10分
南地区から北地区までは約5分
公式HPはこちら
④【石巻】サン・ファン・イルミネーション2020-The Final-
石巻の冬の風物詩といえば、このサン・ファン・イルミネーション。サン・ファン・バウティスタというガレオン船を1万球のイルミネーションが彩ります。
ガレオン船とは、16世紀半ば〜18世紀ごろの帆船の一種。日常的に見かけるような船とは違って、趣ある帆船が夜の海を照らすその姿は、まさに幻想的。
また敷地内の宮城県※慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)では、12月の土日(12月26・27日を除く)の16:30~19:30まで、夜間特別開館が実施されます。
しかも! 復元船の展示が2021年3月末までとなり、長年親しまれてきた復元船のイルミネーションも今年度が見納め。
最後の光を見届けにいきましょう!
所在地:
石巻市渡波字大森30-2
営業時間:
2020年11月6日(金)〜2021年1月24日(日) 16:30頃〜20:30頃
サン・ファン館特別営業時間:
イルミネーション実施期間中の12月中の土日(12月26、27日を除く)16:30頃〜20:30頃
アクセス:
<車>
三陸自動車道 河南I.Cから約30分
<電車>
JR石巻線「渡波駅」下車、徒歩25分
駐車場:
300台
公式HPはこちら
⑤【女川町】スターダスト・ページェント 海ぼたる2020
女川町の冬の風物詩として、町民から親しまれている「海ぼたる」。1999年に町民の有志によってはじめられたイルミネーションは、東北大震災が発生した2011年にも行われ、今回で23回目を迎えます。
駅前の広場にあるシンボルツリーを中心とした約4万5千球のライトが、海ぼたるのような幻想的な光の海を演出します。
【スターダスト・ページェント2020海ぼたるの基本情報】
所在地:
牡鹿郡女川町女川浜大原
開催期間:
2020年12月6日(日)~2021年1月5日(火)16:30~22:00
アクセス:
JR石巻線「女川駅」下車すぐ
三陸自動車道石巻女川I.Cから車で約30分
公式HPはこちら
⑥【気仙沼】ONE-LINE2020 気仙沼クリスマスイルミネーションプロジェクト
震災の影響で大きな傷跡を残した気仙沼。その復興のために、地域の人々によって始まったプロジェクト、それが「ONE-LINE気仙沼イルミネーション」です。
所在地:
気仙沼市海の市・八日町エリア・田中前大通り
営業時間:
2020年12月5日(土)〜2020年1月11日(月・祝)18:00~22:00
アクセス:
三陸自動車道 気仙沼中央I.Cから車で約20分
JR大船渡線「気仙沼駅」から車で約10分
公式HPはこちら
⑦【山本町】2020コダナリエ※縮小開催
県の島南端、海岸線沿いに位置する山元町。コダナリエは、町内にある「小平(こだいら)農村公園」で開催されるイルミネーションイベントです。およそ25万球の光が、公園の一面を彩ります。
地域の人々やボランティアの手作業によって完成した光の世界は、寒さなんてあっという間に吹き飛ばす温かさがあるはずです。”訪れた人を笑顔に”という想いを込めて、コダナリエは今年で9回目の開催を迎えます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、車の中からイルミネーションを観賞する「ドライブスルー方式」の開催。
開催日も短縮し、下記の5日間のみの点灯とするなど、例年とは異なり、規模を縮小した形での開催となりますので、ご了承ください。
所在地:
亘理郡山元町小平字舘18-1
開催期間&時間:
・2020年12月12日〜12月13日 17:00〜19:00 (予定)
・2020年12月19日〜12月20日 17:00〜19:00
・2020年12月26日 17:00〜19:00
アクセス:
常磐自動車道山元I.Cから車で約3分
公式HPはこちら
⑧【七ヶ宿】七ヶ宿ダム 冬のイルミネーション
県南西部に位置し、古くから山間の宿場町として栄えた七ヶ宿町(しちかしゅくまち)にある「七ヶ宿ダム」。そのダムの監査廊(点検用の通路)が、12月~3月まで冬のイルミネーションで彩られます。
監査廊はトンネル状になっているので、天候に関係なく楽しめるのがポイント。また窮屈さを感じない程度の大きさなので、通常のイルミネーションとは違い視界いっぱいに広がる光を楽しめます。土日祝日を除く、平日のみ見学可能です。
所在地:
刈田郡七ヶ宿町字切通52-40
営業時間:
2020年12月上旬~2021年3月下旬 9:00~12:00、13:00~17:00(予定)
※土日祝、年末年始は除く
アクセス:
JR「白石蔵王駅」または「白石駅」から七ヶ宿町営バス→七ヶ宿白石線で約30~35分の「ダム管理所」バス停下車すぐ
白石I.Cから車で約25分
公式HPはこちら
⑨【川崎町】青根温泉 あかり(未定)
青根温泉があるのは、蔵王連峰の麓に広がる柴田郡川崎町。山岳や丘陵が町の85%を占めており、山に囲まれたひっそりとした温泉郷です。
そんな青根温泉には、1年に1日度「青根温泉雪あかり」が開催されます。ずらりと並ぶ雪のほこらは地域の人々の手作りで、その数なんと2,000余り! 祠の中ではロウソクの炎が揺らめき、オレンジ色の温かい光が幻想的な空間を演出します。
またイベントの会場となる青根児童公園では、抽選会や催し物が行われたり、豚汁や生こんにゃくなどのお振舞いもあるそうですよ。
所在地:
青根児童公園 公衆浴場じゃっぽの湯前特設会場
開催期間:
未定
アクセス:
<車>
車:山形道宮城川崎I.Cから国道457号経由で約20分(12km)
<電車>
JR「白石蔵王駅」から車もしくはタクシーで約40分(26.4km)
宮城のイルミネーションで心あたためよう
宮城は厳しい寒さがあり、イルミネーション期間中は雪が降ることもあるでしょう。しかし一つひとつ、やさしい光が照らすイルミネーションは寒さを忘れさせてくれるくらい、あたたかな空間となるでしょう。
大切な人と、宮城の観光をしながら、夜は光と幻想のイルミネーションスポットを訪れてみませんか。