七ヶ宿ダムは宮城県最大のダム
宮城県南西部、刈田郡七ヶ宿町に位置する七ヶ宿(しちかしゅく)ダム。
貯水量は宮城県最大で、型式は「中央コア型ロックフィルダム」、1991年(平成3)に完成しました。
また、七ヶ宿湖と呼ばれる湖はダムによってつくられた人造湖で、2005年(平成17)にダム水源地環境整備センターが選ぶ「ダム湖百選」に選ばれています。
七ヶ宿ダムの目的
七ヶ宿ダムの目的は主に4つあります。
① 洪水被害を軽減する洪水調節
② 宮城県内で使用する水道用水の供給
③ 田畑に必要なかんがい用水の供給
④ 川を正常に維持させるために必要な流量の確保
とくに水道用水は、仙台市を含む仙南仙塩地域8市9町に供給しており、宮城県の水がめとしてたいへん重要な役割を果たしています。
七ヶ宿ダムの施設を見学しよう
七ヶ宿ダムの施設見学は無料で行っていますが、前日までの事前予約が必要です。
【施設見学の申し込み、お問い合わせ】
国土交通省 東北地方整備局 七ヶ宿ダム管理所
電話番号:
0120-167-877
受付時間:
9:00~17:00(平日のみ)
案内時間:
9:30~17:00(12:00~13:00を除く)
ウェブサイトからの予約も可能です。公式ウェブサイトの予約ページは「こちら」。
それでは、さっそく七ヶ宿ダムの施設を見学してみましょう。
七ヶ宿ダムの施設見学スタート
こちらが、今回取材させていただいた七ヶ宿ダム管理所。
訪問したのは、12月上旬の13時で、天気はくもりでした。この日の気温は6℃! 寒さが身にしみます。幸いなことに風は弱く穏やかで、ダム見学には良い日となりました。
七ヶ宿ダム管理所の1階へ
まず入口にある専用電話で、見学訪問の旨を伝えて職員の到着を待ちます。
待ち時間の間にエントランス内を見てみると、ダムの役割などをパネルで学べる展示スペースがありました。また地域の自然に関するものも展示されおり、自由に見学できるようになっています。
七ヶ宿ダム周辺に生息する魚たちにも会えますよ。