宮城は地域によって積雪量が異なる
宮城県といえば、東北6県の中でも雪が少ないことで知られていますが、同じ県内でも地域によって積雪量が全く異なります。
ではどのくらい積雪量が違うのでしょうか。
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積雪量は山沿い(県境)が多い!
同じ宮城県でも、太平洋側と山沿いの積雪量はまったく違います。
気象庁のデータによると、2021年の仙台中心街の最深積雪は10㎝であるのに対し、県北部の「駒の湯」は136㎝でした。
出典:白地図専門店(加筆:編集部)
また同じ市内、また同じ区内であっても、積雪量に大きな差があります。例えば、仙台市青葉区の仙台駅がある中心部は最深積雪が10㎝だったのに対し、山形との県境に近い青葉区の新川では59cmを記録しています。
このように同じ宮城県内、また同じ市内や区内でも、山沿いと太平洋側では気候が大きく異なるため注意が必要です。
宮城県の豪雪地帯
【県北】
・栗原市(旧築館町・旧若柳町・旧栗駒町・旧高清水町・旧一迫町・旧鶯沢町・旧金成町・旧志波姫町・旧花山村)
・大崎市(旧鳴子町・旧古川市・旧岩出山町)
・加美町(旧小野田町・旧宮崎町)
【仙台】
・仙台市青葉区(旧宮城町)
・仙台市太白区(旧秋保町)
【県南】
・川崎町
・白石市
・蔵王町
・七ヶ宿町
豪雪地帯は山沿い(県境)を占めていますが、太平洋側もまったく雪が降らないわけではありません。冬の宮城をドライブする方は、必ずスタッドレスタイヤに履き替えておきましょう。