七ヶ宿について
参勤交代にも利用された、宿場が点在する街道
宮城県の最南西部に位置する「七ヶ宿町(しちかしゅくまち)」。
福島県と山形県との境界に接しており、自然豊かな山間の町です。
江戸時代の奥州街道と羽州街道を結んだ『山中七ヶ宿街道(やまなかしちかしゅくかいどう)』があり、秋田藩や庄内藩など奥羽十三大名の参勤交代に利用されていました。
道中には7つの宿場が置かれ、それが町名の由来ともなっています。
現在、七ヶ宿街道は国道113号線(一部除く)として整備されていますが、道路沿いに「関(せき)」、「滑津(なめつ)」、「峠田(とうげた)」、「湯原(ゆのはら)」という地区が、昔の宿場の名前のまま存在しています。
町のシンボル「七ヶ宿ダム」が有名
そんな七ヶ宿町を象徴するのが、平成3年に完成した「七ヶ宿ダム」。
県内一の大きさを誇り、仙台市をふくめた県民およそ80%の飲み水を保有している水がめでもあります。
ダム湖の湖岸には「七ヶ宿ダム自然休養公園」が広がり、ドライブの休憩にもピッタリ。
また近くには「道の駅七ヶ宿」もあり、七ヶ宿町の特産品を販売する売店や、ダム湖カレーや軽食を提供するレストランが入っています。
まずは王道!七ヶ宿の観光スポット4選
まずは目玉となる観光スポットをご紹介します。