スタッドレスタイヤの装着はいつから?
NEXCO東日本が公表している「東北6県の冬用タイヤ装着率の推移」によると、宮城県は以下のようなデータが紹介されていました。
【11月】
第1週…24%
第2週…41%
第3週…60%
第4週…75%
【12月】
第1週…87%
第2週…96%
※冬用タイヤ装着率は、平成 27 年から令和元年までの過去5年間の平均値です。
※最早初雪日は、高速道路における平成 27 年以降の最も早い初雪日です。
(引用:NEXCO東日本)
仙台でも11月下旬頃に初雪が降るため、早い方は10月末からタイヤ交換をしています。
宮城県民の多くは、11月上旬から徐々にスタッドレスタイヤに交換し始める傾向にあります。そのため、11月以降に宮城県をドライブするなら、スタッドレスタイヤに履き替えておきましょう。
雪予報でなくとも、スタッドレスタイヤは必要
スタッドレスタイヤ=雪道用のタイヤという印象が強いかもしれませんが、雪が少ない宮城県でもスタッドレスタイヤは必須です。なぜなら積雪がなくとも、路面が凍結するからです。
タイヤメーカーのHPによると、最低気温が3℃以下になると路面の温度は氷点下を下回る場合があり、降雪の少ない都市部でも路面が凍結する恐れがあります。
路面凍結した道路をノーマルタイヤで走ると、カーブ時に曲がり切れなかったり、ブレーキをかけても止まらなかったりと、事故を引き起こしかねません。
自身の身を守るためにも、冬に宮城県をドライブする際はスタッドレスタイヤが必要だと覚えておきましょう。
知っておこう!冬季閉鎖区間となる道路
宮城県には冬になると閉鎖されてしまう道路があるため、ドライブ前に確認しておくと安心です。とくに県境をまたぐ道路は積雪量が多くなるため冬期閉鎖されます。
なかでも観光地に直結する冬季閉鎖は、白石上山線(蔵王エコーライン)です。宮城の観光名所「御釜」へ続く観光道路ですが、積雪のため例年 11月上旬~4月下旬まで閉鎖されます。 マイカーで御釜へ行くことはできないので注意してください。
その他、冬季閉鎖区間については下記の宮城県公式HPをご確認ください。
「御釜」以外にも、冬季(11月~4月下旬)は休業している観光施設があります。旅行計画を立てる前に、目的地の自治体や観光協会のHPを確認しておきましょう。
宮城県の冬ドライブはスタッドレスタイヤで安全に楽しもう!
宮城県は地域によって積雪量に大きな差があります。積雪量が少ない地域でも、路面凍結の恐れがあるため、スタッドレスタイヤは必須です。冬に宮城県をドライブする方は、スタッドレスタイヤに履き替えてドライブを楽しみましょう!