鳴子峡の楽しみ方
① 鳴子峡を眺める
鳴子峡のビューポイントはいくつかありますが、ここでは一般的に知られている3つの場所をご紹介します。
■ビューポイント① 鳴子峡レストハウス(見晴台)
鳴子峡と大深沢橋を望めるのは、「鳴子峡レストハウス」です。
鳴子峡レストハウスは、食事処やご当地の土産物を販売している、道の駅のような施設。
駐車場の前が見晴台になっており、写真のような風景を撮影できます。
見晴台は2段構えで、多くの人が撮影できる配慮されているのもポイント。
見晴台のほかにも展望デッキが4か所ほどあるため、混雑状況をみて場所を移動するのも手です。
駐車場は紅葉シーズン中(10月上旬~11月中旬)のみ有料。記載の以外の期間は無料で利用できます。
紅葉時は道路の渋滞と混雑は避けられないため、なるべく早めに出かけるのが得策です。
【鳴子峡中山平側駐車場(鳴子峡レストハウス)について】
利用期間:
4月中旬~11月下旬(冬期閉鎖)
利用時間:
終日
台数:
普通乗用車253台、バス12台
料金(紅葉シーズンのみ):
普通自動車(軽も含む)500円、中型自動車1,000円、大型自動車1,500円、自動二輪車(原動機付自転車も含む)200円
■ビューポイント② 大深沢橋
景観の一部となっている大深沢橋ですが、橋の上からみえる景色もまた絶景。
写真より遠目ですが、鳴子峡を走るJR陸羽東線の姿をとらえることができます。
走行区間は「鳴子温泉駅」と「中山平温泉駅」の間。徐行運転は午前10時~午後4時の上下8本が対象で、2021年11月7日(日)まで実施されるとのこと。
■ビューポイント③ JR陸羽東線の車窓
先ほどご紹介したJR陸羽東線の車窓から、鳴子峡の景色を楽しめます。
しかも鳴子峡を通過する際、紅葉シーズン中は速度を下げて運転してくれるのです。
鳴子峡を走るのは鳴子温泉駅と中山平温泉駅の間、およそ61mの区間。
真っ暗なトンネルを抜けると、ハッと目が覚めるような美しい景色が車窓全体に広がります。
※列車が遅れている場合は、速度を下げないで運転する場合があります。
② 鳴子峡を歩く
鳴子峡には遊歩道が3か所あります。道は整備されているため歩きやすく、山歩きに慣れてない方でも十分楽しめますよ。
■鳴子峡自然歩道(2か所)
鳴子峡歩道は2か所あります。
① 鳴子峡レストハウス(中山平側の入口)から回顧橋までの遊歩道(折り返し・片道350m)
② 大谷橋(鳴子側の入口)から約230m地点まで(折り返し)
多く利用されるのは、鳴子峡の谷底へと続く「①」。ただし道幅が狭く、谷底へ続いているため傾斜があります。
スニーカーなど履きなれた靴がオススメです。開放時間は9:00~16:00まで。
■大深沢遊歩道
鳴子峡レストハウスを起点に大深沢橋側の入り口まで続く、一周2,2kmの遊歩道(所要時間は約50分)。
遊歩道の大半は舗装されており、高低差も少なく歩きやすい道です。
こちらは終日開放。山の中を歩くため、トレッキング向けの服装・装備で向かうのが望ましいです。
道中にトイレはないため、レストハウスで済ませておきましょう。
鳴子峡へのアクセス
車
・東北自動車道 古川I.Cから国道47号経由で山形方面へ約1時間
・鳴子温泉街より約10分
公共交通
・JR陸羽東線「鳴子温泉駅」よりタクシーで約10分、徒歩約60分
・JR陸羽東線「中山平温泉駅」よりタクシーで約5分、徒歩約30分
※紅葉シーズン中は、鳴子峡臨時バス「紅葉号」が運行(予定)。区間は鳴子温泉~日本こけし館~鳴子峡~しんとろの湯~中山平温泉駅。
鳴子峡周辺にある6つの観光スポット
鳴子峡から車で30分圏内にある観光スポットをご紹介します。