宮城蔵王 樹氷
アイキャッチ画像出典:白石市・蔵王町

「樹氷」ってなんだ?その仕組みとは

宮城蔵王 樹氷

写真提供:白石市・蔵王町(宮城蔵王の樹氷)

そもそも「樹氷(じゅひょう)」って、何でしょうか?

 

樹氷は霧氷(むひょう)の一種とされています。

霧氷とは、気温が氷点下のときに、大気中に含まれる水蒸気や、0度以下でも凍らない過冷却の霧粒が、樹木などに付着してできる氷のことです。

 

樹氷は、その樹木に付着して形成された氷の隙間に、雪片が取り込まれ固くなっていく、という流れを繰り返すことで形成された、いわば氷の表層です。

成長した樹氷は「スノーモンスター(アイスモンスター)」と呼ばれ、なかでも蔵王の樹氷は世界的に知られています。

「樹氷」ができる条件

宮城蔵王 樹氷めぐり

写真提供:白石市・蔵王町(宮城蔵王の樹氷めぐり)

ただし以下の条件が満たされなければ、樹氷は完成しません。

・過冷却水滴が、常に一定方向の強風で運ばれてくること

・「アオモリトドマツ」などの常緑針葉樹が自生していること。

・積雪が適量であること。積雪量が多いと、着氷と着雪をする木々が埋没してしまうため。

これらの条件がすべて揃う環境は限られており、日本以外ではドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)くらいでしか見られず、世界的にみても珍しい自然現象なのです。

「樹氷」はいつまで見られる?

宮城蔵王の樹氷

出典:PIXTA

樹氷のシーズンは、平年並みの気候であれば12月下旬~3月上旬まで。スノーモンスターと呼ばれるような樹氷が見られるのは、最盛期の2月です。

 

樹氷の成長過程である1月には、風上に向かって樹氷が延びている「エビの尻尾」と呼ばれる姿を見ることができます。

3月になると気温が上昇し、樹氷がとけて細くなってしまうので、やはりベストシーズンは1月~2月と言えるでしょう。

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