元旦に初日の出をみる意味とは?
「初日の出」とは新年のはじまり、つまり1月1日・元旦にみる日の出のこと。
昔から初日の出は、縁起の良いものとされていました。
なぜかというと、初日の出とともに”歳神様”が現れると信じられていたからです。
歳神さまから、幸せをいただく
歳神様は、お正月に各家にやってきて幸せをもたらす存在、と伝えられています(豊作をもたらす穀物の神様でもある)。
お正月になると玄関に門松を飾ったり、年末に大掃除するのも、本来は歳神様を迎えるための準備なのです。
宮城県の初日の出はだいたい【6:53】前後
仙台市天文台によると2023年初日の出の時刻は、県全域でだいたい6:53前後。
太陽はほぼ東南東から昇ってきます。
各市の日の出時刻は、下記の仙台市天文台の公式HPをご確認ください!
それではさっそく、宮城県の「初日の出」スポットをみていきましょう。
今回は初日の出なので、山から日の出を望むご来光スポットは紹介していません。平地または低山からみられる初日の出スポットをピックアップしています。
■宮城の宿に泊まって「初日の出」を見よう!
日本三景松島をはじめ、美しい火口湖がある蔵王、多彩な泉質を楽しめる鳴子温泉郷、三陸沖産の海鮮グルメを味わえる沿岸部、伊達政宗公の城下町、江戸時代や明治時代の建築物が残る町……など、県内には観光地がたくさんあります。
日帰りで帰るのはもったいない! 宮城に泊まって、たくさんの観光地を巡ろう!
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仙台・仙南エリア
1. 大本山成田山仙台分院 / 仙台市
仙台市内の中心部から、唯一初日の出が拝められるスポット「成田山仙台分院(なりたさんせんだいぶんいん)」。日の出がみられるのは、境内にある「成田山会館」の屋上です。
屋上には高さ16.5mを誇る不動明王像が安置されており、その周辺で初日の出を拝められます。
ご本尊は、千葉県成田市にある真言宗智山派の仏教寺院、「新勝寺( しんしょうじ)」の不動明王の分霊。
成田山の不動明王は、身に降りかかる災難から守ってくれる”身代わり不動”として篤く信仰されています。
初日の出を拝んだあとは、そのまま初詣に参られてはいかがでしょうか。
仙台初詣期間中(12月31日22:30~1月1日17:00、1月2日~15日の9:30~17:00)は、自由に境内や屋上大仏の参拝ができます。また正月三が日には様々なイベントも開催。詳細は公式HPを確認してください。
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台市地下鉄東西線「青葉山駅」より徒歩約15分
・仙台市地下鉄東西線「川内駅」より無料のシャトルバス運行。詳細はHPを確認してください。
【クルマの場合】
東北縦貫道「宮城IC」より約20分
駐車場:
500台、無料
URL:
https://www.naritasan.co.jp/
2. 八木山てっぺんひろば / 仙台市
「八木山てっぺんひろば」は、仙台市営地下鉄東西線「八木山動物公園駅」に直結する「八木山動物公園駅駐車場」屋上の愛称です。
駅からエレベーターで上がり、5階の屋上で降ります。
屋上からは太白区の長町中心部や名取市周辺を一望できるほか、仙台空港、太平洋まで見渡せます。
しかも落下防止のためのフェンスは透明の強化ガラス製、眺望の邪魔になりません。
展望フロアにはウッドデッキが敷かれ、長椅子やトイレも設けられています。
八木山動物公園駅(仙台市地下鉄東西線)
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙台駅-仙台市地下鉄東西線-「八木山動物公園駅」下車(約12分)エレベーターで5Fに上がってすぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「宮城IC」より約16分
駐車場:
519台(うち時間貸利用 平日211台、休日461台)
100円/30分(最初の30分は無料)、上限500円