ぽつんと佇む鳥居と祠。
馬の守り神である馬頭観音(ばとうかんのん)板碑や石塔などが、参道の脇に並んでいました。
駅とは反対側からものぼることができます。
石段をのぼりきると、石灯篭が見えてきました。羽黒山鳥屋神社の境内です。(以下、鳥屋神社)
鳥屋神社の境内。鳥居の先に拝殿がみえます。
鳥屋神社の手水舎。
こちらが拝殿。現在の拝殿は、江戸時代中期の1750年(寛延3)に建造されたそうです。
鳥屋神社は、「鳥屋(とや)神社」「羽黒(はぐろ)神社」という2つの神社から成り立っています。
それぞれの神社について、神社の御由緒をもとに紹介します。
御祭神:猿田彦神(さるたひこのかみ)、船御魂神(ふなみたまのかみ)
御神徳:みちひらき、交通安全、海上安全、大漁満足など
「※延喜式」に収められている牡鹿郡十座の一社。367年(仁徳天皇55)の東夷征討の際に、伊勢神宮内宮の末社である猿田彦神に祈願し、無事に東奥伊寺之水門鳥屋岬に着船し、官軍が優位に進められたことから、猿田彦神を祀ったことが始まりといわれています。
※延喜式(えんぎしき)とは、平安時代905年(延喜5)に編纂された法典のこと。全50巻あり、うち9・10巻が「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」といわれ、そこに記載されている神社のこと。国が祀るべき重要な神社という位置づけ。
御祭神:倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、大物忌神(おおものいみのかみ)
御神徳:厄除開運、安産守護など
拝殿の隣に鎮座する境内社。左から「業明神社」「八幡神社」「商魂神社」。
おみくじもブルーインパルスカラー
鳥屋神社のおみくじ。鮮やかなブルーに白いライン、ブルーインパルスカラーになってました。
おみくじの形もブルーインパルス! 全国でも鳥屋神社だけではないでしょうか。
シンプルでわかりやすい内容。さりげなくブルーインパルスが飛んでます。
鳥屋神社の御朱印帳と御朱印
境内に入ってすぐの場所にある、鳥屋神社の社務所です。こちらで御朱印や御守りをいただけます。
御朱印の記入ありで初穂料2,000円(2022年10月現在)。
こちらが御朱印。御朱印帳以外は、書置きでの対応です。
羽黒山鳥屋神社の基本情報
住所:
宮城県石巻市羽黒町1-7-1
営業時間:
8:00~17:00
アクセス:
【公共交通の場合】
JR石巻駅より徒歩約7分
【クルマの場合】
三陸道「石巻港」ICより約15分
駐車場:
数台
問い合わせ:
0225-22-1423
HP:
羽黒山鳥屋神社周辺の観光スポット
最後に、神社周辺にある観光スポットを紹介します。