観光スポット① 亀山/かめやま
島内の北側にそびえる、標高325メートルの「亀山(かめやま)」。
山頂からの眺望が素晴らしく、大島の全容や気仙沼市、リアス式海岸の美しいパノラマ景色が広がっています。
山の中腹にある亀山駐車場から、山頂までは徒歩30分ほど。
駐車場からは山頂手前までへいく、シャトルバスも期間限定で運行しています(4月~11月)。
由緒ある神社や、奇跡の神社がある
駐車場から徒歩で山頂を目指す場合、道中に千年以上の歴史を誇る「大島神社」が鎮座しています。
古代朝廷による蝦夷の安定帰服と、開拓の安寧を祈念して創建されたと伝えられており、由緒正しい※延喜式内社の一社です。
また山頂にも「愛宕神社」が鎮座しています。震災時に周辺で山火事が発生し、周り木は燃えてしまったものの、神社は燃えずにそのまま残りました。
【所在地】
宮城県気仙沼市亀山
【アクセス】
<公共交通>
JR気仙沼駅からミヤコーバス・大島線「新王平」行きに乗車し約35分、「浦の浜」下車し徒歩約50分で亀山駐車場
<車>
東北自動車道 一関I.Cから約60分、亀山駐車場から山頂まで徒歩約30分
※2020年4月~11月の土日祝日には、亀山駐車場から山頂手前にある亀山レストハウスまで、無料のシャトルバスが運行。運行時間は9時~15時20分。約20分間隔。
【駐車場】
有料500円/普通車60台、大型バス3台(亀山駐車場)
観光スポット② 十八鳴浜/くぐなりはま
鳴浜とは砂の上を歩いたり、棒などでつつくと「クックッ」や「キュッキュッ」と音を発する珍しい浜のこと。
音の秘密は、砂の中に含まれている細かい※石英の粒。それらが擦れあう時に発せられる音が、鳴浜の正体なのです。
十八鳴浜は島の北東にあり、長さ約230m、幅約20mのこじんまりとしたビーチ。
音を鳴らすには、砂の表面をこするように歩くのがポイントです。
雨の降った後や満潮などの状況で、砂浜が湿っている状態では砂は鳴りません。
雨がしばらく降っていないことと潮位の状況を確認してください。
国の天然記念物に指定されたビーチ
鳴浜は全国で30か所ほどあり、気仙沼市には大島の「十八鳴浜(くぐなりはま)」と唐桑半島の「九九鳴浜(くくなきはま)」いう2鳴浜があります。
砂が汚れてしまうと音が鳴らなくなってしまうため、砂を持ち帰ったり、当たり前ですがゴミを捨てたりするのは厳禁!
両浜ともに国の天然記念物に指定されています。
【所在地】
宮城県気仙沼市大初平
【アクセス】
<車>
東北自動車道 一関I.Cから約60分、亀山駐車場から徒歩約40分
【駐車場】
亀山駐車場を利用してください。
有料500円/普通車60台、大型バス3台
観光スポット③ 地獄崎
ちょっとニッチなスポット「地獄崎」。雨風や波によって浸食された石灰岩の岩肌と、海のコントラストが美しい景勝地です。
展望台からは大前見島や小前見島、唐桑半島を望めるほか、初夏にはウニ漁の様子を見ることができます。
十八鳴浜を望める散策コースもある!
島唯一のキャンプ場「休暇村 気仙沼大島」の敷地内にあり、目的地まで「若木浜コース(約3分/片道110m)」「地獄崎コース(約40分/片道1,290m)」「十八鳴浜眺望コース(約80分/片道2,370m」と3つのコースが整備されています。
地獄崎コースは多少のアップダウンがあるものの、道は舗装されており旅行者にも歩きやすい道なりです。
〒988-0603気仙沼市外畑16(休暇村気仙沼大島)
【アクセス】
東北自動車道 一関I.Cから約70分、駐車場から徒歩約15分
【駐車場】
無料/100台(休暇村 気仙沼大島の無料駐車場)