観光スポット④ 小田の浜/こだのはま
冒頭でも触れた「小田の浜(こだのはま)」。島の南東にあり、半円形のカーブを描いた美しい砂浜のビーチです。
優れた自然景観と水質環境が評価され、「快水浴場百選」で特選(全国2位)に入りました。全国です!
遠浅で波も穏やかな海水浴場
遠浅で、近くにある無人島(大前見島・小前見島)が風や波をさえぎるため、穏やかな海。海開きシーズン中は海の家やシャワーも整備され、県内外からくる海水浴客でにぎわいます。
〒988-0622 宮城県気仙沼市中山
【アクセス】
<車>
東北自動車道 一関I.Cから約90分
<公共交通>
JR気仙沼駅からミヤコーバス・大島線「新王平」行きに乗車し約40分、「浅根」下車し徒歩約5分
【駐車場】
普通車70台(小田の浜駐車場)※海開きシーズン中は臨時駐車場あり(普通車150台)
観光スポット⑤ 龍舞崎/ たつまいざき
最南端に位置する「龍舞崎(たつまいざき)」は、島を代表する景勝地。太平洋の波に削られた、荒々しい奇石や岩礁を望めます。
そんな奇石に打ち寄せる波の動きが、舞い上がる龍のように例えられ「龍舞崎」と名付けられました。
岬の先端部にある灯台からは、日本一のつつじ名所・徳仙丈山(とくせんじょうやま)、天気が良ければ石巻方面に浮かぶ霊場・金華山(きんかさん)がみえることも。
ほかにも海蝕により形成された海のトンネル”乙姫窟(おとひめいわや)”や、馬の背にみえる岩場など、見る人を驚かせるような奇勝も魅力です。
小田の浜まで続く遊歩道がある!
小田の浜と龍舞崎を結ぶ遊歩道(あじさいロード/5.4km)があります。アップダウンが続く、健脚者向けの散策路です。
海岸沿いを進んでいくため、荒々しい岩礁や小島、太平洋の青い海を眺めながらハイキングを楽しめます。
【所在地】
〒988-0632 宮城県気仙沼市横沼
【アクセス】
<車>
東北自動車道 一関I.Cから約70分
<公共交通>
JR気仙沼駅からミヤコーバス・大島線「新王平」行きに乗車し約40分、「竜舞崎」下車徒歩約10分
【駐車場】
普通車40台(龍舞崎第1駐車場、第2駐車場)
気仙沼大島へのアクセス
2019年に大島と本土(気仙沼市)を結ぶ「気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)」が開通し、車や公共交通機関、徒歩でのアクセスが可能となりました。
気仙沼市街から島内までは、バスが出ています。JR「気仙沼駅」もしくは「鹿折唐桑駅前」より、ミヤコーバス・大島線「新王平」行きのバスに乗車。約40分ほどで気仙沼大島に入ります。
<主な観光スポットの最寄りのバス停>
「気仙沼大島大橋」……鶴が浦・鶴亀大橋
「亀山」……浦の浜
「小田の浜」……浅根
※夏期ダイヤ期間中(7/20~8/18)は小田の浜海水浴場バス停がご利用いただけます。
「龍舞崎」…竜舞崎入口(出典:気仙沼大島観光協会)
気仙沼大島大橋の開通に伴い、気仙沼市と大島を結ぶ定期航路の運航は終了。現在フェリーで大島へ渡ることができませんが、遊覧船が航行しています。詳細は大島汽船株式会社公式HPをご確認ください。
気仙沼温泉と海の幸を満喫よう!
気仙沼温泉は、地下1,800mから湧き出るイオン濃度の高い深層天然温泉です。
海水と同じくらい塩分濃度があるため、体がぷかぷか軽くなる”浮遊浴”を体験できます。
また海の幸を存分に味わえる食が自慢の宿、オーシャンビューの客室が自慢のホテル、気取らずくつろげる民宿など、さまざまな宿泊施設があります。
ぜひ市内の宿をチェックしてみてくださいね!
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緑の真珠、気仙沼大島でリフレッシュしよう!
温暖な気候に恵まれた、自然豊かな大島。とある詩人が、大島を「緑の真珠」と詩に詠んでいます。
気仙沼大島大橋が開通したことで、本土からのアクセスも容易になりました。車で巡るのもよし、レンタルサイクルと市民バスを活用するのもよし。
離島ならではの島観光を、ぜひ楽しんでください!