宮城県松島離宮ってどんなところ?
2020年10月にオープンした、日本三景・松島の新たなランドマーク「宮城県松島離宮(みやぎけんまつしまりきゅう)」。
JR仙石線「松島海岸駅」のすぐ目の前、かつて※マリンピア松島水族館があった場所に建っています。
宮城県松島離宮は、地上2階建ての商業施設。松島・東北のグルメやお土産、博物館、ワークショップなどが楽しめます。
※マリンピア松島水族館…遠足やデートの定番スポットとして、長い間県民に親しまれてきた松島の水族館。平成27年(2015)5月10日に88年という歴史に幕を下ろした。
併設する庭園では、1年中ライトアップが行われている
さらに隣接する離宮庭園では、1年を通じてライトアップを実施。
池の水面に反転した形で映り込む宮城県松島離宮のシンボル「レツルタワー」が、写真映えするとSNSを中心に話題を呼んでいます。
レツルタワーに投影された、プロジェクションマッピングも必見です!
レツルタワーは、大正2年に開業した「松島パークホテル」のシンボル”十角三重塔”を再現したもの。
松島パークホテルは、昭和天皇や相対性理論で知られるアインシュタイン博士も宿泊された、由緒ある宿泊施設でした。
そんな松島パークホテルを設計した※ヤン・レツル氏に敬意を表し、レツルタワーと名付けたそうです。
※ヤン・レツル(ヤン・レッツェル)…明治末期~大正時代に日本で活動したチェコ人の建築家。広島の「広島県物産陳列館(のちの原爆ドーム)」を設計した人物で知られる。
それぞれにテーマの違ったイベントが定期開催されている
松島離宮では、「ダンスとバンドが楽しめるサマーライブ」や「日本伝統芸能の猿回し」などなど、さまざまなテーマのイベントが定期開催されています。
2025年2月には、第1回となる「松島 牡蠣×燗酒フェスティバル2025」が開催されます!
「20種以上の牡蠣グルメ」と「宮城の燗酒10種」が集う牡蠣好きと日本酒好きにはたまらないイベントです。参加料の500円で日本酒1杯が飲め、以降のおかわりは300円! この機に宮城の地酒を飲み比べて、お気に入りを見つけてみるのはいかがでしょうか。
※平日のみ11時~16時で開催
・参加料:500円
※日本酒1杯+お猪口付き+入場料
※ソフトドリンク1杯に変更可能です。
・その他:ペット入場可(無料)、ブランケット無料貸し出し有、雨天決行
より詳しく知りたい方は公式サイトの特設ページから確認できます。
WEBでお得な前売り券も販売されています!
無料・有料エリアに分かれている
食事やお買い物は【無料エリア】で楽しめますが、ワークショップができる離宮ホール・博物館・屋上・庭園は【有料エリア】となっています。
有料エリアを利用する場合は、宮城県松島離宮の入り口にある券売機で「1dayパスポート」を購入。
有料エリアの入口には入場ゲートがあり、1dayパスポートに印字されたQRコードをかざして入館します。1dayパスポートは1日何度でも入退場OK。
離宮1dayパスポート…400円
子供(小・中学生)…200円
幼児(小学生未満)…無料
※2024年9月2日 改定
そのほか「公式サイト」と「じゃらん」では、ワークショップ体験とセットになったプランなども販売されています。
ざっくりと宮城県松島離宮についてご紹介しました! 続いては無料・有料ごとに施設内部をみていきましょう。