塩釜から松島へ行こう!
日本三景・松島の一画にある、※塩釜市(しおがま)。仙台市から電車で約15分とアクセスも良好、さらに松島へ向かう遊覧船も運航しているため立ち寄る観光客も多い場所です。
今回ご紹介するのは、まさに塩釜経由で松島へ行こうと考えている方にピッタリのコース。塩釜の要所を抑えつつ、松島へ向かう遊覧船の最終出発時刻に間に合う内容となっています。
※塩釜市……塩釜市の「釜」の字は、「竈」と「釜」両方を使用することが認められています。正式な市名は塩竈です。
塩釜(しおがま)ってこんなとこ!
モデルコースの前に、サラッと塩釜市についてご紹介します。
国内有数の生マグロ水揚げ基地。
お寿司目当てに観光客がくる、鮨(すし)屋の激戦区。
東北で最も格式の高い神社や、日本三大奇スポット、日帰りで行ける離島もある
伊達家も厚い信仰心を寄せた、陸奧國一之宮「鹽竈神社」は外せない。
松島までフェリーで約50分。
1泊2日で塩釜と松島を満喫できる。
仙台~塩釜の日帰り旅に最適なガイドブック!
それでは塩釜観光の半日モデルコースをご紹介! 今回は「塩釜駅」がスタート地点です。
【09:20】塩釜駅到着
塩釜駅に9時20分前に着く電車で向かいましょう。コンビニは駅構内にNewDays、近くにはセブンイレブンがあります。
最初の目的地である鹽竈神社へは、「しおナビ100円バス」もしくは徒歩またはタクシーを利用しましょう!
改札を出た正面のロータリーに停留所があります。
9:30分発の「しおナビ(南まわり)」に乗車しましょう。5分ほどで到着します。
所要時間は約15分。県道35号線沿いを進み十字路の交差点で右折、鹽竈海道沿いに鹽竈神社の表参道入口があります。
【09:40】陸奧國一之宮 鹽竈神社を観光
陸奥国(現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県)内で最も格式の高い神社とされた鹽竈(しおがま)神社。
地元民の間では「しおがまさま」という愛称で親しまれています。
創建は定かでありませんが、1200年以上の歴史があるのは間違いありません。
平安時代初期の嵯峨天皇(在位809~823年)の御代に編纂された法令集「弘仁式(こうにんしき)」に鹽竈神社の名が記されており、奈良時代以前に遡ると伝えられています。