【地元ライターが勧める】ここだけは寄っておこ!宮城・塩竈のおすすめ観光スポット特集

日本三景の一つ、松島の一画である塩釜港(千賀の浦)を囲むように広がっている塩竈市。古くから港町として栄え、現在は国内有数の生鮮マグロの水揚げ基地として知られています。今回はそんな塩竈市に住んでいるライターが、おすすめ観光スポットをご紹介。

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通りすぎるのはもったいない!塩竈の観光スポットたち

塩釜市

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宮城県のほぼ中央、仙台と日本三景の一つ松島の間に位置している塩竈(しおがま)。その立地のせいかスルーされがちな場所……ですが昔から港町として栄え、今では生鮮まぐろの水揚げ基地として、全国的に知られています。

浦戸諸島 菜の花

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今回はそんな塩竈市に住んでいる地元ライターが、ここだけは寄ってほしい選りすぐりの観光スポットをご紹介。

 

港町ならではのスポットから、歴史を感じるレトロチックな場所、摩訶不思議な神社など、見どことは盛りだくさんですよ!

スポット① 異変を予言する?「御釜(おかま)神社」

御釜神社

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まずご紹介するのは、こちらの御釜(おかま)神社。本塩釜駅から15分ほど歩いた場所にある小さな神社です。境内には、塩竈市の由来になったと伝えられている四口の鉄の釜、神釜(御釜)が奉安されています。

 

普段はお社に鍵をかけられた状態で安置されていますが、神社の方に声をかけて拝観料(100円)を払えば神釜が見れますよ。※写真撮影はNG。

日本三奇の一つ、”神釜”は必見!

この神釜ですが、江戸時代のころから異変の前触れに御釜の水が変わるといわれており、日本三奇の一つとされています。

 

普段、神釜はサビのような赤茶色の水をたたえていますが、東北大震災の早朝には4つのうち2つの神釜がきれいに澄んでいたんだとか。巷では「震災を予言した」と噂されています。

住所:宮城県塩竈市本町6−1
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」より徒歩約10分、タクシーで3分

スポット② 国の重要文化財「鹽竈神社(しおがま)神社」

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鹽竈神社の創建年代は不明ですが、その起源は奈良時代以前までさかのぼります。全国的にも珍しい三本殿二拝殿という社殿構成で、本殿は国の重要文化財にも指定されている由緒正しい神社です。

 

海上安全、大漁満足といった漁にまつわるご縁はもちろん、安産、延命長寿、交通安全……などなど! ありとあらゆる願いごとを聞いてくださる、太っ腹な神社として人気を集めています。

「男坂」からのぼると、運気がアップ!?

本殿に向かう参道はいくつかありますが、なかでも南側にある表参道は「男坂」と呼ばれ、202段もある急勾配の石段をのぼらなくてなりません。

 

この石段をのぼりきると、パワーや運気が上がるといわれていますが……中々キツイ! しかし苦難を越えた先には、塩釜港を見下ろせる絶景も待っています。

住所:塩竈市一森山1-1
開門時間:5:00~20:00
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」より徒歩約15分、タクシーで5分
駐車場:あり
公式ホームページはこちら

スポット③ 現代では再現できない家?「旧亀井邸(かめいてい)」

旧亀井邸

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鹽竈神社の裏坂を下ったところにある、旧亀井邸。総合商社の亀井商店初代社長が、大正時代に建てた家です。

 

伝統的な和風建築に、西洋建築を取り入れた「和洋併置式」といわれている住宅で、現代の技術をもってしても再現が難しいといわれている貴重な建築物となっています。

入館料は無料!大正時代にタイムスリップした気分になる

和洋併置住宅は、庶民の中でも上層階級の邸に用いられた建築様式。良質な材料を使用し、随所に手のこんだ細工や流行のデザインを取り入れ、建具の取手は一つひとつ手作りだそう。

 

日本石油(現JXエネルギー株式会社)の社章である、「コウモリ」を形どった取手も見られますよ。

住所:塩竈市宮町5-5
営業時間:10:00~15:30
定休日:火、水、木曜日※イベント時には臨時休館となるので、事前に要問合せ。
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」より徒歩約8分
駐車場:なし
旧亀井邸のブログはこちら

スポット④ 朝3時から営業!「塩釜仲卸市場(しおがますいさんぶつなかおろししじょう)」

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マグロをはじめ、塩釜の美味しい魚たちが集う塩釜仲卸市場。店舗数は100店にもおよび、東北最大級の規模を誇ります。日曜・祝日以外は午前3時から営業しており、朝早くから売り手と買い手のやり取りが飛び交い、活気に満ち溢れています。

買った魚をその場で焼いて、丼にして食べれる!

場内を巡ると、塩釜港直送の新鮮な海の幸をはじめ、新鮮な食材を手頃な価格で購入できます。しかも購入した魚介類をその場で焼ける「自由焼炉」や、海鮮丼にして食べられる「マイ海鮮丼」など、食事もできちゃいますよ。

 

他にも「マグロ解体実演販売」も行っており、解体したマグロをその場で購入することもできます。また現在はあまり口に出来なくなった「くじら肉」やその他珍しい魚介類にもお目にかかれますよ!

住所:塩竈市新浜町1丁目20−74

営業時間:(平日)3:00~13:00(土曜)3:00~14:00(日・祝)6:00~14:00
アクセス:JR仙台線「東塩釜駅」から徒歩約15分、しおナビバス(北回り)魚卸市場下車約5分
公式ホームページはこちら

スポット⑤ 松下観光の玄関口「マリンゲート塩釜」

マリンゲート塩釜

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マリンゲート塩釜は、道の駅の海版「みなとオアシス」に登録されている旅客ターミナル。日本三景松島や浦戸諸島への船の発着所となっているため、ここから観光船に乗り、八百八島(はっぴゃくやしま)の島巡りをしてから松島に入るのもおすすめです。

塩竈のお土産はここで揃う!

館内には、新鮮な海の幸を堪能できる各種レストランや、塩釜港直送の新鮮な魚介類、そして「笹かまぼこ」をはじめとする宮城の名産品などが充実しています。
住所:塩竈市港町1-4-1
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」より徒歩約10分
駐車場:あり
公式ホームページはこちら

スポット⑥ 一足のばして島巡り「浦戸諸島(うらとしょとう)」

瀬戸諸島

出典:PIXTA

時間に余裕があるなら、市内からちょっと足を伸ばしてみるのもおすすめ。塩釜港から船でおよそ30分、松島湾に浮かぶ浦戸諸島は、日帰りで行ける離島が点在しています。

 

人が住んでいるのは、桂島(かつらしま)・野々島(ののしま)・寒風沢島(さぶさわじま)・朴島(ほおじま)島という4つの島のみ。

塩竃観光ついでに足を伸ばそう!

目立った観光名所はありませんが、海水浴場や神社、季節によっては椿のトンネルや菜の花畑など、見どころはたくさん。島へいく定期便は、マリンゲート塩釜から1日8便ほど出ています。

アクセス:マリンゲート塩釜で乗車券を購入、船で約30分
運航時刻と乗船料金の詳細はこちら

スポット⑦ 地元の名酒蔵元「浦霞酒ギャラリー(うらかすみ)」

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酒好きならぜひ立ち寄ってほしいのが、浦霞酒(うらかすみ)ギャラリー。醸造元の佐浦の銘酒「浦霞禅」は、戦後の日本酒のイメージを変える淡麗辛口の逸品で、その後の吟醸酒ブームと地酒ブームの先駆けとなりました。

蔵ガイドは要チェック!

お酒の試飲はもちろん、さまざまな酒器や宮城県限定の浦霞製品などが購入できます。製造現場の見学は行われていませんが、蔵の建物や歴史について外から説明してくれる「蔵ガイド」(要予約)が1日2回開催されています。

住所:宮城県塩竈市本町2-19
アクセス:JR仙台線「本塩釜駅」より徒歩約7分
定休日:毎週日曜日、年末年始、その他臨時休業日有り
営業時間:10:00〜17:00
公式ホームページはこちら

スポット⑧ 和菓子の老舗「丹六園(たんろくえん)」

丹六園

撮影:筆者

創業は享保5年(1720年)までさかのぼる、老舗の和菓子店「丹六園」。江戸時代の建物から再利用して作られた木造建築のお店で、建物自体は国の有形文化財に指定されています。

上品な塩味と甘みが絶妙…!銘菓「志ほがま」は要チェック

有名なのが「志ほがま」という、天然記念物の「鹽竈桜」を型取った銘菓。宮城県産のもち米粉に、砂糖や水飴、塩竈の藻塩(もしお)、青しそなどを練りこんだもので、ザクザクとした歯ごたえにネットリした粘りのある食感が特徴です。

 

ほかにも「長寿樂」という、黒糖とクルミを使用したものが販売されています。鹽竈(しおがま)神社の門前にあるので、神社の行き帰りに立ち寄ってみるのがおすすめです。

住所:塩竈市宮町3-12
定休日:無休
営業時間:8:30〜17:00
アクセス:JR仙台線「本塩釜駅」より徒歩4分

潮が香る港町「塩竈」に行ってみよう!

塩釜港

出典:PIXTA

港町独特の魚市場、ちょっと不思議な神社、気軽に足を伸ばせる島めぐり、歴史ロマンを感じる建築物など、見応えのある観光スポットがたくさんありましたね。

 

松島観光のついでに、ぜひ塩竃に立ち寄ってみてください。

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Mario
Mario

宮城県塩釜在住・温泉とリゾートライフが大好きのアウトランダー。 愛犬マリー。