階段は下るにつれて急になっていくので注意。帰りの上りがきつそうです……。
途中階段からの景色はこんな感じ。新緑に赤い橋が映えています。
大噴湯の蒸気がここからでも少しだけ見えますね。
遊歩道に到着しました。すぐ横はかなりの急流です。
遊歩道の先に蒸気が出ているのが見えるので、近くまで行ってみましょう。
岩場からものすごい蒸気と熱湯が噴き出しています!
この一帯だけもくもくと白い蒸気に覆われ、熱気を感じられます。
岩場の下の部分からすごい勢いで噴き出しているのが「大噴湯」と呼ばれる噴出孔です。音も大きく、迫力満点! 98度ほどあるそうです。
通常マグマだまりなどの地熱によって熱せられた地下水は、地熱貯留層と呼ばれる部分に蓄えられるものの、小安峡大噴湯では地熱貯留層の亀裂が露出しており、そこから高温の蒸気が噴き出しているのだそう。湧出量は毎分223リットルほど。
先に進むと階段があり、さらに先まで行くともう1つの遊歩道入口に出られる長い階段があります。
今回は先ほど下りてきた階段で戻るためここで引き返しました。
遊歩道は短いので気軽に観光することができます。
ちなみに下りてきた上流側の階段手前がおすすめの写真スポット!
大噴湯、赤い橋、緑、川がすべて画角に収まるのでぜひ記念写真を撮ってみてください。
絶景を見ながら休憩
長くてきつい階段を上り切ったら、階段横のお土産屋さん「兼子商店 噴湯店」で休憩しましょう。
店内では秋田県名物の稲庭うどんなどのお土産がたくさん販売されていました。
稲庭うどんは秋田県湯沢市稲庭町は発祥の手延べ製法の干しうどん。江戸時代初期から350年以上の歴史を誇り、日本三大うどんの1つといわれています。
讃岐うどんと比べると細麺で平たく、つるつるとした食感。素麵のようにツルっと食べられるうどんです。
撮影:編集部
左の袋は2キロで1,080円! 破格です。秋田観光のお土産には欠かせない存在です。
撮影:編集部
こちらではソフトクリームも販売しており、先ほど散策した大噴湯を上から眺めながら休憩をすることができました。
ここで小安峡の散策はおわりです。
【小安峡の基本情報】
住所:
秋田県湯沢市皆瀬新処
定休日:
遊歩道は冬季閉鎖あり(11月上旬~4月下旬)
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「湯沢」駅-羽後交通「湯沢・小安線」乗車-「小安温泉」バス停下車、徒歩10分
【クルマの場合】
湯沢・横手道路「湯沢」ICより約50分
東北自動車道「築館」ICより約90分
駐車場:
あり/無料
小安峡周辺の観光スポット
最後に周辺の観光スポットを紹介します。