宮城との県境!秋田県の小安峡に行こう
車で国道398号線を走り、花山峠を越え秋田県にある小安峡を取材しました。
小安峡は宮城県との県境近くにあるため、アクセスしやすい観光スポットです。この記事では小安峡の見どころなどを紹介します!
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季節を通して景色を楽しめる「小安峡」
出典:PIXTA
「小安峡(おやすきょう)」は秋田県湯沢市に位置する峡谷。皆瀬川の急流が長年にわたって深く浸食してできたV字谷です。
岩伝いに階段を降り、遊歩道を散策することができます。その遊歩道から見られる「小安峡大噴湯」が1番の見どころ!
岩から激しく蒸気や熱湯が噴き出し、大地の息吹を感じることができます。蒸気や熱水がたまっている地熱貯留層の亀裂が露出しているという世界でも珍しい地形なのだそう。
江戸時代の紀行家、菅江真澄も小安峡を訪れ、「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と高松日記に記しています。
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訪れたのは5月の新緑が美しい時期ですが、秋は紅葉の名所でもあります。また、冬は峡谷に大きなつらら「しがらっこ」が下がり、季節を通して景色を楽しめる峡谷です。
小安峡を散策!
まずは小安峡アクセスから紹介します!
アクセス
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小安峡へのアクセスで便利なのは車です。
最寄りのICである湯沢・横手道路「湯沢」ICからは国道398号線を走って約50分。
宮城県側から行く場合は東北自動車道「築館」ICから約90分です。仙台からでも2時間半ほどで行けるので日帰りでも十分楽しむことができます。
また、「古川」ICと「若柳金成」ICからでも行くことができるので、それぞれの観光地に寄り道しながら目指すのも良いでしょう。
公共交通機関の場合はJR「湯沢」駅から羽後交通「湯沢・小安線」に乗って「小安温泉」バス停まで約55分です。
遊歩道に降りてみよう
早速散策をしていきましょう。
遊歩道への入口は2か所。順路は決まっていないので、今回は国道脇の駐車場向かいにあるこちらのお土産屋さんの右横から遊歩道に下ります。