4月に施行されたプラスチック資源循環促進法に伴い、シャワーキャップやカミソリといったアメニティは必要な方のみに提供する方式に。フロント前の柱に置いてあるので、必要な方は部屋に持っていきましょう。
フロントの反対側はテーブルやイスが置かれ、くつろげるようになっています。
奥にはコーヒーラウンジ「サン&サン」もあり、コーヒーなどのソフトドリンク、ソフトクリームを食べられます。
オーシャンビューの和室
お部屋には、フロントから真っすぐ進んだ場所にあるエレベーターで向かいます。
今回は8階にある和室。11.5畳~14畳で広々とした和室です。窓際にはテーブルとイスがあり景色を見ながら晩酌を楽しむことも!
こちらがお部屋からの景色! 夜に到着したので夜景ですが、漁港や2021年3月に開通した気仙沼湾横断橋も見えました。ライトアップされ、きれいです。
気仙沼湾横断橋は、気仙沼湾の別名である「鼎が浦」にちなみ、また、夢や希望、願いを「かなえる」という意味も込められ「かなえおおはし」という愛称でも呼ばれ、三陸沿岸道路の「気仙沼港」ICから「浦島大島」ICをつないでいます。
また、橋の手前にある七色に輝く数本の柱は、魚市場新施設C棟・D棟で行われているライトアップによるもの。
ほかにも赤色、青色、黄色、またクリスマスやお正月にもさまざまなバリエーションがあるのだそう。点灯時間は、6月~9月は19:00~21:00、10月~5月は18:00~21:00まで。
お部屋には浴室やトイレ、洗面台、ドライヤー、冷蔵庫、給湯ポット、お茶などが備え付けられています。
筆者は夕食はホテルではなく外出して食べましたが、布団はホテルに戻った22時頃にはすでに敷いてありました。
日帰り入浴も可能!深層天然温泉
サンマリン気仙沼ホテル観洋の温泉は、「気仙沼温泉」です。
気仙沼温泉は、2005年 (平成17)に開湯した地下1,800メートルから湧き出る深層天然温泉で、アトピー性皮膚炎、血行障害の回復などの治療や美容促進に効果があるとされています。
また、海の成分に似た食塩を含む塩辛い温泉で、浴槽で身体がぷかぷか軽くなる浮遊浴が体感できます。
観洋の温泉は1階にあります。エレベーターで下ると目の前に入口が。
右側「鼎の湯」が女湯、左側の「リアスの湯」が男湯です。両方とも内湯の大浴場と露天風呂が1つずつあり、12:00~翌朝9:00まで宿泊者は無料でいつでも入ることができます。
露天風呂は岩風呂で、内湯から少し下がった場所にあるので静かにゆったりと楽しむことができ、おすすめ。岩の階段が数段あるので、身体が不自由な方は少し注意が必要です。
露天風呂には一部屋根も付いているため、雨のときでも安心です。
洗い場や脱衣所も広く、シャンプー、リンス、ボディーソープ、カミソリ、クシなどは用意されています。バスタオルは部屋から持っていきましょう。
またサンマリン気仙沼ホテル観洋の温泉は、宿泊しない方でも日帰り入浴が可能です。
タオルなどもレンタル・販売しているので、観光の寄り道にもおすすめ!
受付時間:12:00~15:00
料金:大人(中学生以上 )800円 、小人(小学生)400円、小学生以下無料
レンタル・販売:フェイスタオル、販売、バスタオル、歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ
気仙沼名物も味わえる朝食
翌朝、2階の突き当りにある朝食会場では、朝食をいただくことができます。張り子のホヤぼーやが目印です。
毎日入荷する新鮮な魚介類を使った料理を、ビュッフェ形式で食べられます。
まずはこちら。この時期はホテルでまぐろ祭りという期間限定フェアを行っていたため、ビンチョウのお造りが並んでいました! 朝からお刺身が食べられるなんて贅沢……。
イカのお刺身もありました。
カウンターではシェフがその場で卵焼きを焼いてくれます。
気仙沼名物のメカジキやフカヒレを使用した料理も! 「気仙沼メカカレー」はメカジキを使用したホテルオリジナルのカレー。メカジキの脂で旨味のあるカレーで、マイルドで食べやすかったです。
隣の「気仙沼チャウダー」は高級食材フカヒレやホタテ、あさりが入った贅沢な一品。
納豆も藁入り! このサイズ感はなかなか見かけないですね。
そのほか、たらこや漬物など小鉢系も充実。
デザートはリンゴとヨーグルトで、もちろんソフトドリンクや紅茶、コーヒーも。お部屋に持っていけるように紙のコップも用意されていました。
また、主食はご飯がメインですが、パンもスタッフに伝えれば提供していただけるようです。
お腹いっぱいいただきました!