ちょっとより道「熊野神社」
山祗神社からまた3分ほど走ると、またもや左手に石造りの鳥居が。扁額みると「熊野神社」と記されています。
震災時には、この鳥居を超える高さの津波が襲ったそうです。
高木が光を遮り、薄暗い参道。少し斜面が急な石段を上ると、黄色と水色のカラフルな社殿がみえてきました。
熊野神社の社殿です。創建は不明のようですが、相当古くからあるように感じます。
崎山展望公園を目指して、再びリアスブルーライン(国道398号)を走ります。「過去の震災浸水区間」の標識がみえました。
ちょっとより道「石浜」
「過去の震災浸水区間」を過ぎると、右手に脇道(石浜)が現れました。とりあえず曲がってみることに。
海がみえてきました!
波止場に到着! 漁船がいくつか停泊しており、釣り人の姿もチラホラ。
のぞき込んでみると、海底が透けてみえました。けっこう深いです。魚影も確認できました。
カレイやアイナメ、サバやカンパチなどが釣れるようですよ。
【11:00】崎山展望公園の近く
分岐点まで戻り、リアスブルーライン(国道398号)を走ります。崎山展望公園まではカーブが続く上り坂です。
途中に「女川湾戦没者慰霊塔」が建っています。
終戦6日前、日本海軍の防備隊基地があった女川は空襲を受け、艦艇7隻が撃沈。200名以上の方がなくなったそうです。
石浜の堤防から5分ほどで、「崎山(さきやま)展望公園」に到着。公園前は広さがあり、自転車を止めることができます。
震災の影響で公園は閉鎖されていますが、少し先に女川湾と外洋を見渡せる見晴らしスポット(青矢印)があるんです!
それがこちら! コバルトブルーの海と出島(いずしま)の影がみえます。
崎山展望公園はフェンスに囲まれており、入ることはできません。地割れの危険性があるため、閉鎖中とのこと(2020年12月3日現在)。
園内からは女川港や港町を望め、人気のビュースポットだったみたいです。
崎山展望公園の向かい側に、上にあがれる坂道がありました。とりあえず上ってみることに。
※写真上の通りフェンスなどないため、自己責任で判断してください。
視界を遮るものがなく、女川の美しく青い海を一望できます。
ただし景色に見惚れすぎると、足を踏み外し落下する危険もあります。
すぐ下は車がビュンビュン通る道路です。落下したら命に関わるため、足元には十分注意してください!
【11:30】女川市場食堂でランチ
景色を満喫したところで、シーパルピア女川方面へ戻り「女川市場食堂」を目指します。帰りは下り坂なので、ラクラク~。
走行中のよそ見は禁物なので、景色がみえたら自転車を止めて景色を楽しんでください。
道中に「女川町地方卸市場」があり、その3階に「女川 市場食堂」があります。
時間帯によっては、女川町地方卸市場が閉まっている場合もあります。その際は、市場の左側にある階段を上り立体駐車場の屋上へ。
屋上駐車場に入口があります。
こちらは女川市場食堂の入口。店内は半個室になっており、気兼ねなく食事を楽しめる空間でした。テラス席もあり、海をみながら食事もできますよ!
注文したのは「市場のはらこめし」。秋鮭と女川名産のホタテを使用した炊き込みご飯に、つやつや光るイクラがたっぷりのっています。税抜きで1,600円なり。
クジラの肉料理もありました。
営業時間:
11:00~15:00(ラストオーダー14:00)
※夜営業はご予約制。夜営業の予約は0225-98-4556。
※日曜日は昼のみ営業。
定休日:
火・金・日曜(昼以外)
※女川魚市場の休業日は営業しません。