【13:00】旧女川交番とシーパルピア女川・ハマテラス

女川 海が見える公園

▲広場の正面は海!

女川町 広場
ランチを済ませ、再びシーパルピアへ。女川シーパルピアと海の間には広場があり、子供が遊べる遊具やベンチ、公衆トイレが設置されています。
旧女川交番

そんな広場の一角にあるのが、東日本大震災遺構として保存している、「旧女川交番」です。

旧女川交番 がれき

鉄筋コンクリート造りでしたが、引き波により交番の基礎部分の杭が引き抜かれ、横倒しになっています。津波の威力を目に見えて感じることができる遺構です。

女川旧交番

当時の漂流物の残骸も、そのままの状態で保存されています。

 

平成23年(2011)3月11日14時46分、東日本大震災が発生。マグニチュード9.0、震度6弱。

女川町の人口10,014人の約8.3%に相当する、827人の尊い命が犠牲となってしまいました。

シーパルピア女川・ハマテラスでお買い物

シーパルピア女川

▲正面の白い建物が女川駅。

女川旧交番を見学した後は、シーパルピア女川へ。海鮮グルメだけでなく、洋食や焼き肉、ラーメン、カフェなど飲食店の種類も豊富!

 

土産物屋としては、女川でしか手に入らない木製の手工芸品、日本茶フレーバーティー専門店、宮城の素材をつかった手作り石鹸、ウニや牡蠣、ホヤやアワビなど採れたての海産物など、様々なものがあります。

サンマパン

▲目はレーズン

名物となっているのが、「きらら女川」で販売している”さんまパン”。パン生地には女川港で水揚げされたさんまを骨ごと煮込み、ペースト状にしたものが練りこまれています。

 

独特の生臭さは感じません。しかしサンマの味はしっかりあります。どちらかというと甘いです。

税込260円。レンジで20秒温めるのが、オススメの食べ方だそうです。

女川 チーズケーキ

個人的なオススメは、「onagawa fish house AURA」で販売されていた”牡鹿 塩チーズケーキ”。仙台で有名なチーズケーキ専門店「杜の都チーズケーキ工房 yuzuki」が手がけ、牡鹿半島でつくられている塩を練りこんでいます。

女川チーズケーキ

しっとりした食感。塩気のある程よい甘さで、後味もしつこくなく食べやすいです。スティックタイプで手も汚れにくく、おやつにオススメ。

1個180円(税抜き)。いや~おいしかった!

【14:00】コバルトラインへGO!

後半のルートです。行きとは反対方向、牡鹿半島を通るコバルトライン(県道225号)を走り、「大六天展望台(駐車場)」を目指します。女川町道路

ファミリーマート女川中央店からスタート! シーパルピア女川の前を通る国道389号線を進み、長く緩やかな坂道を上っていきます。

大六天展望台にはトイレがないため、事前に済ませておきましょう。

コバルトラインの分岐点

しばらく走ると、左手に「女川いのちの石碑」と脇道がみえてきます。

女川いのちの碑文

ここまでシーパルピア女川から、約13分ほど。ひたすら坂道を上がり、すっかり海がみえなくなりました。

こんなところまで津波が迫ってきていたなんて、と驚くばかりです。

コバルトライン

女川いのちの石碑があった脇道を進むと、分岐点にでます。ここを左折し、直進です。

【14:50】大六天展望台へGO

コバルトライン 道路標識

「ステイイン鈴家」を通り過ぎ、ほどなくすると写真上の標識がみえてきます。

写真上にみえる、緑色のトラックがいる場所が分岐点です。指示通り右折します。

コバルトライン 紅葉

▲平らそうにみえて、地味に上り坂

ここから40分は、ほぼの上りです。平らな道はほとんどありません。またカーブの多いワインディングロードなので、下りも要注意。

車通りは少なく、広くて走りやすい道です。

コバルトラインからみる女川の海

前半は山の中。紅葉した山の風景や、女川湾と港町が望めたりします。

コバルトライン 山の中の景色

傾斜のきつい上り坂が続くので、無理せず休みながら進みましょう。経験がない方は、本当に電動アシスト付き自転車の方がいいです。

ちょっとより道「ビュースポット」

コバルトライン脇道

道中に脇道を発見。自転車を止められそうなスペースもあったので、立ち寄ってみることに。

ただしここも、フェンスなど落下防止の柵があるわけではないので、自己判断でお願いします。

コバルトライン 海

おお! 絶景と遭遇しました。独特なリアス式海岸がよくわかる景色です。

コバルトライン 大六天駐車場

大六天展望台(駐車場)に到着です! シーパルピア女川から1時間くらいかかりました。

大六天展望台から望む海

女川湾と島景色が一望できます。左手には出島(いずしま)がみえますね。

大六天展望台 女川原発

▲右手にちょこっと「女川原子力発電所」もみえます。

正面にうっすらみえる山のような島は笠貝島、右側に3つ集まっているのは平島、江島、足島です。

出島や江島へは女川から船が出ており、渡ることができます。詳しくは下記のリンクをご確認ください。

シーパルピア女川汽船の公式HP

 

女川町で一番美しい景色といっても過言ではない、ビュースポットでした。

【16:00】女川温泉ゆぽっぽ

女川温泉ゆぽっぽ

写真提供:宮城県観光課(浴槽は白湯と温泉の2種類)

シーパルピア女川まで戻ってきたら、自転車を返却し女川駅へ。駅舎1階にある券売機で入浴券を買い、2階にある「女川温泉ゆぽっぽ」で旅の疲れを癒します。
温泉は無色透明で、匂いもありません。湯ざわりも優しく、気持ちのいい温泉でした。

 

女川温泉は”美人の湯”といわれています。その理由は、温泉に含まれる成分。pH7.5以上のアルカリ性温泉は、肌の角質や毛穴の汚れをとりのぞく、石鹸のような働きをするそうです。

 

ただし入浴後は乾燥しやすいため、保湿を忘れずに行いましょう!

タオルはレンタルできます(有料)。お風呂上りに欠かせない瓶のコーヒー牛乳もあり。

 

 

「女川温泉ゆぽっぽ」について

営業時間:
9:00~21:00(最終入館は20:30まで)
定休日:
第3水曜日(第3水曜日が祝日の場合、翌日が休館日となります)
料金:
大人(中学生以上)500円小人(小学生)300円幼児(小学生未満)無料
※毎月26日と2月6日は「風呂の日」入浴料金半額です!

女川温泉ゆぽっぽの公式HPはこちら

海とともにある町、女川

女川 夕日

▲左側は夕日に照らされる

レンタルサイクルでめぐる、女川1日観光モデルコースをご紹介しました!

石巻・仙台方面の電車の運行本数は限られているため、時刻表を確認してから行動を開始しましょう。

16~17時台の電車にのると、石巻線の車窓から万石浦の夕日がみられるかもしれません。

 

女川町・石巻市に泊まろう!

女川町を満喫するなら、町内もしくは石巻市に宿泊するのがオススメです。

1日は町内観光、2日目は女川港の観光桟橋から金運のパワースポットで知られる「金華山」へ向かうのもいいでしょう。(定期船は日曜日のみ、臨時で土曜もある)。

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