自然豊かなまち、栗原市
宮城県の北西部、岩手県と秋田県の県境に位置する栗原市。2005年に10町村が合併して誕生しました。
日本一とも言われる紅葉が有名な栗駒山を有し、田園風景が広がる自然豊かな街です。
グルメも豊富で、栗駒山から流れる清流で育った米どころとしても知られています。
栗原市のドライブスポットモデルコース
栗原市は市内に2つの高速道路のインターチェンジがあり、仙台方面からでも盛岡方面からでも1時間~1時間半ほど。
アクセスがしやすいので、ドライブに最適です!
また、栗原市は宮城県で1番面積が広く、観光スポットも市内各所に点在しているので車での観光が最も効率的です。
今回は車で観光する場合のモデルコースを紹介します!
最寄りのインターは東北自動車道 若柳・金成I.C
最初の目的地、栗駒山に向かうには東北自動車道の「若柳・金成」ICで降りるのが最短ルート。
「仙台宮城」ICからは71kmで約45分、「盛岡」ICからは110kmで約1時間15分で行くことができます。
市内にはもう一つ「築館」ICがあり、そちらからも各地を巡ることは可能ですが、栗駒山を最初の目的地にする場合は「若柳・金成」ICから行った方が15分ほど早く到着することができます。
【11:00】栗駒山で市内を見渡そう
栗駒山は奥羽山脈のほぼ中央に位置し、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる標高1,625mの山です。
「花の百名山」のひとつに数えられるほど高山植物が豊富でブナやミズナラ、カエデ類の落葉広葉樹林が広がり、特に紅葉は日本一とも言われることがあります。
春は市内から見渡せる残雪の景色が美しく、栗原市のシンボル的存在です。
車で行けるのは「いわかがみ平」まで
栗駒山は岩手県と秋田県からもアクセスが可能ですが、宮城県側からアクセスする場合に車で入れるのは「いわかがみ平」まで!
いわかがみ平は栗駒山の標高1,113m地点で、駐車場とレストハウス、トイレが常設されており、休憩場所となっています。
駐車場からは市内一帯を見渡すことができ、9月下旬~10月上旬頃は、山頂ほどとまではいきませんが紅葉も楽しむことができます。
山頂まで90分ほどで登頂できる!
栗駒山は岩手県と秋田県側も含めると全部で9本の登山道がありますが、いわかがみ平から登れる登山道は「中央コース」と「東栗駒コース」の2本です。
どちらも初心者でも安心して登ることができます。
特に「中央コース」は道が整備されており、山頂までの距離が約3km、所要時間は120分ほどなので比較的お手軽に登山を楽しめます!
栗駒山のおすすめの時期!冬季は閉鎖するので注意
栗駒山観光のおすすめの時期はやはり秋の紅葉。
しかし紅葉時は毎年遠方からも多くの人が訪れるので、マイカー規制が行われます。
規制時はいわかがみ平ではなく、「いこいの村栗駒跡地臨時駐車場」に車を停め、いわかがみ平まではシャトルバスに乗って行くことができます。
夕方には比較的空いてくるのでマイカーでも行くことが可能です。
混雑は大変ですが、栗駒山の紅葉は「神のじゅうたん」とも呼ばれるほどとてもきれいなので、一度見る価値はありです!
また、11月末~翌年4月末までは、「旧いこいの村」から先の道路では交通規制が行われ、通行することができないのでこちらも注意が必要です。
【栗駒山(いわかがみ平)の基本情報】
宮城県栗原市栗駒沼倉耕英
営業時間:
9:00~17:00 ※レストハウスの営業時間
定休日:
悪天候の場合はレストハウスは休業、冬季は閉鎖
アクセス:
東北自動車道 「若柳金成」ICから車で約45分
駐車場:
あり/100台