① 宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
石巻市街から車でおよそ20分、牡鹿半島の北西部に位置する「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」。
慶長遣欧使節とは、初代仙台藩藩主・伊達政宗の命で、貿易交渉のために欧州へ渡った使節団のことです。
使節団に関連する展示や、彼らのヨーロッパでの足跡などを紹介しています。15~17世紀の大航海時代の様子が垣間見える場所です。
ジオラマやパネルを使った展示だけでなく、VRを使った復元船内ツアー、映像とアニメーションを交えたシアターの上映も実施されています。
【サン・ファン館の基本情報】
〒986-2135 宮城県石巻市渡波字大森30番地2
営業時間:
9:30~16:30※最終入館は閉館の30分前まで
定休日:
毎週火曜日※祝日はのぞく、年末年始
料金:
一般(大学生から)…350円
高校生以下…無料
アクセス:
<公共交通>JR石巻駅より石巻線に乗車し「渡波駅」下車、徒歩約25分またはタクシー約5分
<車>三陸自動車道 石巻河南I.Cより牧山トンネル経由で約30分
駐車場
無料/普通車300台、大型も可
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)の公式HPはこちら
② 尾崎神社・尾崎灯台
サン・ファン館から海岸沿いを進んだ先にある「尾崎(おざき)神社」と「尾崎灯台」。
入り口に朱色の鳥居があり、そこから杉木立の中を数分歩くと朱色の社殿、尾崎神社がみえ、正面に石巻湾と白亜の尾崎灯台を望めます。
尾崎神社は佐須浜(さすはま)に住む須田家の先祖が、江戸時代の万治2年(1659)に、所有していた親船の航海安全を祈願して建立したといわれています。ご祭神は大海津見神(オオワダツミノカミ)。
【尾崎神社・尾崎灯台の基本情報】
所在地:
〒986-2135 宮城県石巻市渡波本網1
営業時間:
なし
定休日:
なし
料金:
なし
アクセス:
<公共交通>
JR石巻駅より石巻線に乗車し「渡波駅」下車、徒歩約66分またはタクシー約19分
サン・ファン館から徒歩約40分(車で約6分)
<車>
三陸自動車道 石巻河南I.Cより牧山トンネル経由で約30分
駐車場:
無料/数台
③ 月浦(南三陸金華山国定公園)
仙台藩の外交使節としてスペイン、ローマに向かった、伊達政宗の家臣・支倉常長(はせくらつねなが)。
スペイン国王やローマ教皇と謁見し外交交渉を重ね、1620年に無事帰国しました。
そんな支倉常長と180名あまりの人たちが出帆した地が、ここ牡鹿半島の月浦なのです。
今から400年以上前、サン・ファン館にある復元船「サン・ファン・バウティスタ」(様式乾帆船)に乗り、支倉常長らはスペイン、ローマへ旅立った……そうと思うと、歴史のロマンを感じます。
入り江がみえる展望台には支倉常長の像や、慶長使節の航海図が建っています。
【月浦(南三陸金華山国定公園)の基本情報】
所在地:
〒986-2352 石巻市月浦
営業時間:
なし
定休日:
なし
料金:
なし
アクセス:
<車>
三陸自動車道 石巻河南I.Cより牧山トンネル経由で約40分
サン・ファン館から車で約17分
駐車場
無料/数台
④ ホエールタウンおしか(鮎川港)
鮎川浜にある「ホエールタウンおしか」。観光物産交流施設、牡鹿半島ビジターセンター、おしかホエールランドの3つの施設があります。
観光物産交流施設Cottu(こっつ)では地元グルメが味わえる飲食店や工芸品を扱うショップが並び、ビジターセンターでは牡鹿半島の情報発信やクラフト体験・セミナーなどを開催。
おしかホエールランドは牡鹿半島の文化である”捕鯨”をテーマとした施設で、マッコウクジラの骨格標本やクジラの捕獲・解体に使用されていた道具などが展示されています。
施設の正面には金華山や網地島、田代島へ向かうフェリー発着する観光桟橋があり、観光物産交流施設には各フェリー会社が入っています。
金華山へは約20分、網地島へは約15分、田代島へは約55分。
あらかじめ運航ダイヤが決まっているため、詳しくは各社HPをご確認ください。
【ホエールタウンおしかの基本情報】
所在地:
〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜南43−1
営業時間:
・観光物産交流施設 Cottu(こっつ)…8:30~17:00
・牡鹿半島ビジターセンター…9:00~16:30
・おしかホエールラント…9:00~16:00
定休日:
・観光物産交流施設 Cottu(こっつ)…年中無休
・牡鹿半島ビジターセンター…水曜日、年末年始
・おしかホエールラント…水曜日(祝日の場合はその翌平日)
おしかホエールランドの入場料金:
大人400円、大学生・高校生300円、中学生・小学生200円、未就学児無料
アクセス:
三陸自動車道 石巻河南I.Cより牧山トンネル経由で約60分
<公共交通>
JR石巻駅よりミヤコーバス・鮎川線に乗車し約80分、「鮎川港」下車
JR渡波駅よりミヤコーバス・鮎川線に乗車し約60分
<車>
駐車場
無料/94台(2か所)
⑤ おしか御番所公園
御番所(ごばんしょ)という名前の通り、江戸時代には仙台藩が唐船(中国帆船)の襲来に備えて見張り台を設置されるほど、見晴らしのいい場所。
園内には展望棟があり、牡鹿半島を全景、金華山、網地島、田代島を一望できます。
また360度の絶景オーシャンビューだけでなく、夕陽を望める名所。行きと帰り、二度寄りたくなる場所です。
【おしか御番所公園の基本情報】
所在地:
〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜黒崎
営業時間:
なし
定休日:
なし
料金:
なし
アクセス:
<車>
三陸自動車道石巻河南I.Cより牧山トンネル経由で約60分
駐車場
無料/70台
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