駐車場に隣接するトイレ。障がい者トイレもあります。
鉱石輸送に使われた電気機関車
廃駅前から展示されている「ED20形電気機関車 2号機(赤い方)」と「ワフ7形緩急貨車(ワフ71)」。ED20形は、栗原電鉄時代に走行していた電気機関車で、貨物輸送の中心的な役割を担っていました。
ワフ71は1924年(大正13)に製造されたとされる木造の貨物貨車。両者とも、細倉鉱山から鉱物を運搬する貨物列車として利用されていました。
駅舎
細倉マインパーク駅前の駅舎です。
閉鎖されているため中には入れませんが、窓ガラス越しから中の様子を確認できます。
細倉マインパーク駅前を示す石碑。
ホーム
ホームにつながる連絡路。
屋根は剥がされていました。
ホームは、ほぼ当時のまま残されていました。1面1線の単式ホーム。
標識も残っています。
こちらは細倉鉱山駅方面。線路はここで途切れています。
こちらは石越駅方面。このすぐ先には、細倉マインパーク駅前の前身である細倉駅跡地があり、歩いていくことができます。
細倉マインパーク駅前の基本情報
住所:
宮城県栗原市鶯沢南郷柳沢2−3
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「石越」駅より、栗原市民バス・くりはら田園線に乗車し約60分-「細倉」バス停下車-徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北道「若柳金城」ICより約30分
駐車場:
15台程度/無料
廃線が残る栗原市
くりはら田園鉄道、通称「くりでん」。細倉マインパーク駅前に限らず、当時使われた線路は、ほぼそのままの形で残されているようです。
また廃駅跡には石碑が建っており、なかでも「旧若柳駅」は営業当時の車両が見られたり、「くりでんミュージアム」が併設しているため、なかなか見応えがあります。ぜひ併せて訪ねてみてくださいね!
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