外には野菜が並んでいました。地元産のものが多いです。
「こごみ」や「うど」など、スーパーではなかなか見かけない山菜も! 地域性のあるラインナップでおもしろいです。
入口を挟んで反対側には木材でできたイスなどが売られていました。「万能台」と書いてあるものは「組手什(くでじゅう)」で、簡単に組み立てもでき、使わないときは外して収納できる優れもの。
連続テレビ小説『おかえりモネ』でも登米市産の木材で作られた組手什が登場しました。
トイレは店内奥に
トイレは道の駅内のレジ奥にあります。女性用は3室ほどと数は限られています。
工芸品が多いお土産
店内にはお土産はもちろん、地元の工芸品や民芸品が多くありました。
木材や竹でできたコースターやしゃもじ、スプーンなど、 生活に馴染んで使いやすいシンプルなデザイン。作りが良いうえに100円ショップ顔負けの金額なのもうれしいポイント!
こちらは栗駒山観光の記念になる置物。登頂記念におすすめのお土産です。
睨みをきかせた迫力ある顔のお面は「釜神様」といい、このあたりでは「釜男」とも呼ばれるもの。
昔は宮城県北部や岩手県南部にかけての風習で、家を新築した際に余った材で大工さんがひとつずつ彫って家に飾っていたのだそう。
防火、魔除けの神様といわれています。
そして釜男のすぐ近くで販売されていたこちらが、自然薯です!
大体2,000円~3,000円と、山芋よりお高いですが、有機質肥料と無農薬で栽培された質の良いものなのだそう。全国発送も可能です!
自然薯蕎麦も売っていました。初めての方にはお試ししやすいですね。
また、道の駅は秋田湯沢方面につながる国道398号線に面しているため、秋田の名物「稲庭うどん」も販売しています。
喉ごしが良くツルツルとあっという間に食べられてしまう稲庭うどん。量が多くお得なのでお土産におすすめの一品です。
レストランで自然薯を味わおう
店内にはレストランも完備されており、名物の自然薯もここでいただけます。
自然薯だけでなく、岩魚や米、山菜、きのこなど花山産のものにこだわった、ボリューム満点の定食や自然薯蕎麦を食べることができます。
カツカレーやミートソース、お子様メニューも豊富。
自然薯を買って帰るのはちょっと……という方はここで食べていくのがおすすめです。
【道の駅 路田里はなやま 自然薯の館の基本情報】
住所:
宮城県栗原市花山字本沢北ノ前112-1
営業時間:
お土産コーナー
3月~11月 9:00~18:00
12月~2月 9:00~17:00
レストラン
3月~11月 10:30~18:00(ラストオーダー17:00)
12月~2月 10:30~18:00(ラストオーダー18:00)
定休日:
年末年始(12月29日~1月2日)
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北新幹線「くりこま高原」駅よりタクシー約35分
【クルマの場合】
東北自動車道 「築館」IC または「若柳金成」ICから車で約30分
駐車場:
無料/79台
道の駅と同じ398号線沿いにある観光スポット
最後に道の駅と同じ国道398号線沿いにある観光スポットを紹介します。
浅布渓谷
道の駅から車で8分ほどのところにある浅布渓谷。
迫川の上流約1.6kmに渡り連なる渓谷で「不動の滝」と「四巻の滝」という2つの滝があり、変化に富んだ水の流れや浸食された岩の造形が美しいスポットです。
新緑や紅葉のシーズンはとくに人気! 木陰や滝の水の音が涼しく、夏にもおすすめです。
【浅布渓谷の基本情報】
住所:
宮城県栗原市花山本沢浅布
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北新幹線「くりこま高原」駅よりタクシー約40分
【クルマの場合】
東北自動車道 「築館」IC または「若柳金成」ICから車で約40分
駐車場:
無料/10台