登米(とめし)市ってこんなとこ!
仙台から北へ約85km(車で約90分)、宮城県の北部に位置し岩手県と境を接する「登米市(とめし)」。
東北最大の北上川が流れ、豊かな水環境と肥沃な大地に恵まれた登米市は、江戸時代から米の名産地として有名でした。
最盛期には江戸の米全体の2/3を占めたともいわれており、米が江戸にのぼっていく様子から「登米」と名付けられた、という説があるほど。
現在ものどかな田園風景が広がり、春には転作地(稲作を行っていた水田で他の農作物を生産すること)を利用したチューリップ畑がみられます。
また市の北西部にある「伊豆沼」「内沼」「長沼」では、夏になると湖一面をはすの花が覆い、極楽浄土を連想させる光景に……。
冬になるとはすが湖に沈み、代わりに渡り鳥たちが姿を現します。各沼は渡り鳥たちの越冬地であり、日の出とともに一斉に飛来する光景は登米市でしかみられない絶景です。
「登米市の名所巡り」におススメのガイドブック!
自然豊かな登米市ですが、歴史的にはどのような場所なのでしょうか?