大崎市ってどんなところ?
宮城県北西部に位置し、山形県と接する大崎市(おおさきし)。
5つの温泉地が集結する鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)や、紅葉名所「鳴子峡(なるこきょう)」が有名です。
仙台城へ移る前まで、伊達政宗が過ごした地
また大崎市には、仙台城に移る前に伊達政宗公が居城していた「岩出山城(いわでやまじょう)」がありました(現在は城山公園)。
城内には嘉永3年(1850)に※岩出山伊達家が建造したと伝えられる、武士の学問所「旧有備館(ゆうびかん)」が現在も残っています。
”幻のトマト”が食べられる
トマトは宮城県で獲れる、代表的な野菜。
なかでも有名なのが”デリシャストマト”のブランドで知られる、「玉光デリシャス」という品種です。
栽培が難しく、多くの農家が断念してきた”幻の品種”と呼ばれています。
酸味と甘みのバランスが絶妙で、何も加えずそのまま食べられる甘さが特徴。
栽培できる数に限りがあり、市場に出回ることはほとんどない、希少性の高いトマトです。
大崎市にある「デリシャスファーム」で栽培されており、農場にはトマトの直売所があるほか、デリシャストマトをつかったカフェも併設しています。
また大崎地域の農業は「世界農業遺産」に認定されています。
江合川と鳴瀬川を利用した巧みな水管理で、豊かな水田農業を築き上げたシステムや農業が育む文化、農村景観などが世界的に評価されたのです。日本では現在9地域が認定されています。
そんな自然に歴史、食が豊かな大崎市の観光名所をご紹介します!