朝岡さんも楽しんだ「石ノ森章太郎ふるさと記念館」

石ノ森章太郎ふるさと記念館内観

撮影:編集部

大ファンの朝岡さんがわざわざ東京から見に訪れた石ノ森章太郎特別原画展。

その原画展が開催されていたのが「石ノ森章太郎ふるさと記念館」です!

 

石ノ森章太郎ふるさと記念館パネル

撮影:編集部

爽やかな朝岡さんが、石ノ森章太郎の作品『サイボーグ009』の絵が背中に描かれた法被とTシャツを着用し、『仮面ライダー』のマフラーを首に巻いてはしゃぐ姿のギャップが印象的でした。

この顔はめパネルも朝岡さんが写真を撮っていたもの!

石ノ森章太郎の歴史に触れよう

石ノ森章太郎生家

撮影:編集部

石ノ森章太郎は代表作である『サイボーグ009』や『仮面ライダー』をはじめ、数多くの作品を生み出した漫画家です。
石巻市にも石ノ森萬画館という施設があるので石巻市出身と思われがちですが、本当は登米市の出身。生まれてから高校卒業までを登米市で過ごしました。
ふるさと記念館のすぐそばには生家が当時の面影そのままの姿で残っています。

 

ふるさと記念館の展示室には、石ノ森章太郎が上京時に住んでいたアパート「トキワ荘」の部屋の再現や本人の愛用品、作品に関するものなどが展示され、石ノ森章太郎の人となりや歴史を知ることができます。

 

企画展示室では定期的に石ノ森作品以外にもさまざまな漫画やアニメの作品などの企画展が開催されています。
朝岡さんお目当ての特別原画展もここで行われたのではないでしょうか……?

 

©石森プロ

 

【石ノ森章太郎ふるさと記念館の基本情報】

住所:

宮城県登米市中田町石森町132

営業時間:

9:30~17:00(入館は16:00まで)

※7月~8月は9:00~18:00(入館は17:00まで)

入館料:

通常時観覧料

一般(大学生以上) 500円

中・高生      300円

小学生       100円

特別企画展示時観覧料

一般(大学生以上) 700円

中・高生      500円

小学生       200円

アクセス: 

【クルマの場合】 

東北自動車道 「築館」ICから車で約30分 

三陸自動車道 「登米」ICから車で約15分 

【公共交通の場合】 

東北新幹線「くりこま高原」駅からタクシーで約25分 

JR東北本線「石越」駅からタクシーで約15分 

定休日:

毎週月曜日 ※月曜日が休日の場合はその翌日

年末年始(12月29日~1月3日)

駐車場:

あり/50台

電話:

0220-35-1099

公式HP:

https://www.city.tome.miyagi.jp/kinenkan/index.html

早朝、移流霧を見た「鴇波水門(ときなみすいもん)」

鴇波水門

撮影:編集部

第5回でサヤカさんや朝岡さんと移流霧を見た幻想的なシーン。

それまでは明るく映っていたモネが震災を思い出し抱え込んだ思いを吐き出す、今後の展開が垣間見える重要な場面でした。

このシーンが撮影されたのが鴇波水門です。

「移流霧(いりゅうぎり)」って?

鴇波水門からの景色

撮影:編集部

移流霧(いりゅうぎり)とは、暖かく湿った空気が温度の低い陸上や水温の低い海上に移動した際に、下から冷やされて発生する霧のこと。夏の海面に発生しやすい霧です

 

ちなみに同じシーンでモネが話していた「けあらし」は海、河川、湖などの水面から湯気のように霧が立ち上る現象で、「蒸気霧」とも呼ばれます。

けあらしは、移流霧とは逆で夜間に放射冷却によって冷やされた空気が暖かい海上などに流れ出し、水面の水蒸気を冷やすことによって発生します。けあらしは冬に発生しやすい現象です。

 

実際のドラマの撮影は、1日目に天候の条件が満たされず、2日かけて行われたそう!

夏の朝にこの場所に行けばドラマと同じ景色が見られるかもしれません。

ドラマのように路駐はNG!

鴇波水門は洪水対策用の水門で、鴇波洗堰(ときなみあらいぜき)という北上川と旧北上川を分流するための施設の上流にあります。

この水門の上で撮影されているのですが、道路の路肩になるのでドラマでのように路上に車を停めることはできません。

 

徒歩5分ほどの場所に北上川河川歴史公園の駐車場があるので、車の場合はこちらに駐車しましょう。

 

【鴇波水門の基本情報】

住所:

宮城県登米市豊里町白鳥山

アクセス: 

【クルマの場合】 

東北自動車道 「築館」ICから車で約60分

三陸自動車道 「登米」ICから車で約15分 

【公共交通の場合】 

東北新幹線「くりこま高原」駅からタクシーで約45分 

JR東北本線「新田」駅からタクシーで約35分 

駐車場:

あり ※徒歩5分ほどの北上川河川歴史公園の駐車場です。

電話:

国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所

0225-95-0194

小学生と課外授業をした「教育資料館」

教育資料館外観

撮影:編集部

教育資料館は、第7回で小学生の林間学校にために訪れた場所の一つ。

木造の校舎について佐々木課長が説明をしたり、教室で子どもたちが走り回っていました。

明治の洋風学校を代表する建築物として重要文化財に

教育資料館ベランダ

撮影:編集部

教育資料館は元は旧登米高等尋常小学校で、1888年(明治21年)に2年半もの歳月をかけて建てられました。

 

日本の建築関係者の中で最初にヨーロッパに渡り洋風建築を学んだ山添喜三郎建築技師が設計し、130年以上経った今でも寸分の狂いも生じていないそう。

明治の洋風学校を代表する建築物として1981年に国の重要文化財に指定されています。

教育資料館教室

撮影:編集部

教室や校長室などには机やオルガン、ミシンなどのほか、資料や人形によって当時の様子が再現されています。

歩くと木のきしむ音が聞こえる廊下も趣深いです。

 

館内では袴やドレスなどの着付け体験も。明治時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。

周辺にはモネの通勤路も

登米町の街並み②

撮影:編集部

旧登米町には、教育資料館のほかにも、警察資料館や水沢県庁記念館など明治に建てられた建築物が数多く残っており、“みやぎの明治村”と呼ばれています。

 

少し横道に入ったところには武家屋敷などが並ぶ通りがあり、ここは第1回でモネが自転車で通勤するシーンでも使用されました。

教育資料館からも徒歩で行くことができます。

 

【教育資料館の基本情報】

住所:

宮城県登米市登米町寺池桜小路6

営業時間:

9:00~16:30

入館料:

単独観覧料

一般(学生含む) 400円

高校生      300円

小・中学生    200円

6施設共通観覧料

一般(学生含む) 1,000円

高校生      750円

小・中学生    500円

※みやぎの明治村の6施設を観覧できます。

定休日:

年末年始(12月31日~1月1日)

アクセス: 

【クルマの場合】 

東北自動車道 「築館」ICから車で約45分 

三陸自動車道 「登米」ICから車で約5分 

【公共交通の場合】 

東北新幹線「くりこま高原」駅からタクシーで約35分 

JR東北本線「新田」駅からタクシーで約30分 

駐車場:

あり

電話:

0220-52-5566

公式HP:

http://toyoma.co.jp/

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