宮城県のエリアMAP
宮城県といえば、戦国武将・伊達政宗ゆかりの地。江戸時代に仙台藩62万石の礎を築き、政宗公が造営した「仙台城跡」は観光名所となっています。
また日本三景の1つ、松島は宮城を代表する観光地。松尾芭蕉やアインシュタインが魅了された、風光明媚な景観は一見の価値ありです。
この記事では、宮城県の上記マップを参考に、各エリアの代表的な観光名所を紹介します。
\観光ガイドブックをお忘れなく/
蔵王・県南エリア
仙台より南、蔵王を中心とする内陸エリアです。
渓谷美と旬の味覚を楽しめる「阿武隈ライン舟下り」(丸森町)
宮城県と福島県を流れる、東北第2の大河・阿武隈川(あぶくまがわ)。江戸時代に輸送路として栄えた歴史を持ち、当時の名残や文化を伝えるのが阿武隈ライン舟下りです。
秋は船上で芋煮を楽しめる「いも煮舟」、冬はこたつと鍋料理を用意した「こたつ舟」が運航しています。
住所:
宮城県伊具郡丸森町字下滝12
定休日:
月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:
【公共交通の場合】
阿武隈急行「丸森」駅よりタクシーで約3分
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約40分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-72-2350(8:30~17:00)
HP:
エメラルドグリーンの火口湖「蔵王の御釜」(蔵王町)
宮城を代表する観光名所で、宮城と山形の県境に連なる蔵王連峰で見ることができます。二千年ほど前の噴火で形成された火口湖で、様々な条件により湖水の色が変化することから「五色沼(ごしきぬま)」とも呼ばれています。
マイカーやバスで観光できるのは、蔵王エコーラインが開通している4月下旬~11月初旬まで。
住所:
宮城県刈田郡蔵王町 宮城県蔵王国定公園内
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「白石駅」もしくはJR東北新幹線「白石蔵王駅」より、宮城交通バスに乗車(約1時間37分)‐終点「蔵王刈田山頂」下車
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約1時間
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-34-2725 (蔵王町観光案内所)
大自然が生み出すスノーモンスター「宮城蔵王の樹氷」
蔵王は、山形県と宮城県の県境に位置するエリアです。両県どちら側でも樹氷を見ることができますが、山形県側は「女性的で丸みを帯びた樹氷」、宮城県側は「荒々しく男性的な樹氷」といわれています。
樹氷の観賞期間は、例年12月下旬~3月上旬にかけて。最盛期は2月頃で、スノーモンスターと呼ばれる巨大な樹氷が見られます。
宮城蔵王の樹氷観賞ポイントまでは、「マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ」より雪上車で向かいます。
住所:
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳(マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ)
アクセス:
東北道「白石」または「村田」ICより約25分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-87-2610(マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ)
ひと時の絶景「蔵王エコーライン 雪の壁」(蔵王町)
宮城と山形をつなぐ山岳道路「蔵王エコーライン」で見ることができる雪の壁。
蔵王エコーラインは4月下旬まで冬季閉鎖されているため、雪の壁が見られるようになるのは、エコーライン開通後の4月下旬~5月初旬まで。
蔵王エコーライン冬季閉鎖中には、例年「雪の壁ウォーク」が開催され、歩きながら雪の壁を観賞することができます。
住所:
宮城県刈田郡蔵王町 宮城県蔵王国定公園内
アクセス:
東北道「白石」ICより約1時間
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-34-2725 (蔵王町観光案内所)
江戸時代に湯治場として栄えた「遠刈田温泉」(蔵王町)
蔵王連峰の東麓、標高300mの高地にある遠刈田(とおがった)温泉。開湯から400年の歴史を持ち、信仰登山の基地や農民の湯治場として栄えました。日帰り入浴を実施する旅館やホテルのほかに、昔ながらの共同浴場「神の湯」「壽の湯」があります。
住所:
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「白石駅」もしくはJR東北新幹線「白石蔵王駅」より、宮城交通バスに乗車(約50分)‐「遠刈田温泉」下車
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約20分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-34-2725 (蔵王町観光案内所)
キツネの楽園「宮城蔵王キツネ村」(白石市)
国内で唯一キツネと触れ合える珍しい施設です。100頭以上のキツネが放し飼いにされており、森の中に整備された園内で自由気のままに暮らしています。
オススメは、冬毛に生え変わる秋冬シーズン。もふもふのキツネたちが見られます。また、キツネに餌をあげたり、タイミングが合えば子ギツネの抱っこ体験ができます。
住所:
宮城県白石市福岡八宮字川原子11‐3
アクセス:
【公共交通の場合】
JJR東北新幹線「白石蔵王駅」より、タケヤ交通・みやぎ蔵王山麓アクセスに乗車(約20分)-「蔵王キツネ村」下車
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約20分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-24-8812
HP:
意外と知られていない絶景「小原の材木岩」(白石市)
国指定の天然記念物である材木岩(ざいもくいわ)。太古の火山活動によって誕生した火山石で、木材が並んだようにみえる断面からその名がつきました。
材木岩公園内には、江戸時代の宿駅を移築・復元した検断屋敷、親水広場、農家レストランがあります。
住所:
宮城県白石市小原字上台地内
定休日:
12月1日~翌年2月28日まで
アクセス:
東北道「白石」ICより車で約20分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-22-1325(都市整備課)
片倉小十郎が居城した「白石城」(白石市)
白石市の中心部にそびえる白石城(しろいしじょう)は、仙台藩祖・伊達政宗の右腕で知られる片倉小十郎(かたくら こじゅうろう)の居城です。一国一城令を免れた珍しい城で、明治維新までの260年余、仙台藩の南の要衝として役割を果たしました。
現在の白石城は1995年(平成7)に復元されたもの。全国でも珍しい木造復元天守閣となっています。
住所:
宮城県白石市益岡町1-16
定休日:
12月28日~12月31日
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「白石」駅より徒歩約10分
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約10分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-24-3030(白石城・歴史探訪ミュージアム)
HP:
日本さくら100選の花見名所「白石川堤一目千本桜」(大河原町・柴田町)
白石川堤一目千本桜(しろいしがわづつみせんぼんざくら)は、白石川沿いに続く千本以上桜並木です。残雪の蔵王連峰を背景に、雄大な白石川と桜のコラボレーションは絶景の一言。
例年さくらまつりが開催され、ライトアップされた夜桜を観賞することができます。ほかにも「お花見屋形船」が運航し、船上から花見を楽しむ風情なひと時を過ごせます。
見頃:
4月上旬~4月中旬
住所:
宮城県柴田郡大河原町大谷
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「大河原」駅より徒歩約3分
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約15分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-53-2659(大河原町商工観光課 8:30~17:15)
HP:
JAXAがある宇宙のまち「角田市スペースタワー・コスモハウス」(角田市)
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センター」がある宇宙のまち、角田市の台山公園にある施設です。
実物大のロケット模型が目を惹き、隣に建つスペースタワーは高さ45mの展望台で蔵王連峰の景色を望めます。
すぐ近くには展示施設コスモハウスがあり、ロケットエンジンの実物や各種人工衛星の模型などが展示されているほか、パネルや映像を通して宇宙を知ることができます。
住所:
宮城県角田市角田牛舘100
定休日:
火曜日(祝休日の場合は翌日)
アクセス:
【公共交通の場合】
阿武隈急行「角田」駅より徒歩約15分
【クルマの場合】
東北道「白石」ICより約30分
駐車場:
あり
問い合わせ:
0224-63-5839
HP: