松島からも近い!七ヶ浜町を取材
仙台市中心部から車で約45分で行ける宮城県七ヶ浜町。今回は花渕浜の舘下地区にあるカフェを取材しました。
海を見ながらランチやコーヒーが楽しめるお店や周辺にある施設も紹介します。
花渕浜のカフェで七ヶ浜の海を堪能しよう
「七ヶ浜町(しちがはままち)」は、宮城県中部の太平洋沿岸に位置しています。
七ヶ浜という地名は「湊浜」「松ヶ浜」「菖蒲田浜」「花渕浜」「吉田浜」「代ヶ崎浜」「東宮浜」という7つの集落があったことが由来。今回はそのなかの「花渕浜」に出店しているカフェを取材しました。
この地区は、昔「鼻節(はなふし)」と呼ばれ、近くには鼻節神社が鎮座しています。海に突き出した地形を鼻っ端や鼻淵と呼ぶ例は多く、そこから名付けられたという説があります。他にも、この大神の鼻に節があることから名付けられたという説もあるようです。
「花淵」という名称は、この鼻節に由来して「はなふし」と呼んでいたのが、のちに「はなぶち」と訛って変化したそうです。
さて、ここ最近この「花渕浜」の舘下地区には続々とお店がオープンしており、週末は観光客が多く大変賑わっています。いったいどんなお店が出店されているのでしょうか。さっそく行ってみましょう。
①焙煎したてのコーヒーが堪能できる「405小浜珈琲焙煎所&guesthouse」
まずは、舘下地区の住宅エリアにある隠れ家的なお店「405小浜珈琲焙煎所&guesthouse」を紹介します。
2020年(令和2)に元漁師さんの古民家をリフォームしてオープンしました。お店はカフェというよりも店名の通り焙煎したコーヒー生豆の販売が主で、他にバー&ゲストハウスも営んでいます。
それでは、お店の中へ入ってみましょう。
玄関の扉を開けると、目に飛び込んでくるのがこの焙煎機とコーヒー生豆。
焙煎機は熱風式焙煎機という珍しいもので、宮城県内にはまだ5台しか置いていないのだそうです。
コーヒー豆は全て本場の高級スペシャルティコーヒーを取り揃えています。そのまま店内へ。
こちらがオシャレなカウンター席です。テーブルから厨房機器まで全てピッカピカ。
BGMは洋楽が流れ、とても心地よい時間を過ごせます。
こちらは、子連れのファミリーでものびのび遊べる広々とした和室になっています。ギターも常設しているそうです。
和室からウッドデッキに出られるようになっていました。自然を感じながら、ゆっくりとくつろげる空間です。
メニューからコーヒー豆を選び注文します。オーナーさんがコーヒー豆を熱風式焙煎機で焙煎。
少々時間がかかるため、待ち時間の合間にスペシャルティコーヒーを無料でいただけるというシステムになっています。豆類にもこだわっており、本場のアーモンドとピスタチオがコーヒーとセットで楽しめますよ。
次は2階を見てみましょう。
2階はゲストハウスになっており、宿泊可能な設備が整っています。
オーナーさんがヨットを所有されているとのことで見せていただきました。お店からちょっと歩くとすぐに小浜港がありヨットハーバーになっています。オーナーさんいわく休日はヨットで過ごすことが多いそうです。
現在、土曜日のみの営業です。詳細は公式インスタグラムでご確認ください。
【405小浜珈琲焙煎所&guesthouseの基本情報】
住所:
宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜舘下168
営業時間:
土曜日 11:30〜17:00
定休日:
月~金、日曜日
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙石線「多賀城」駅よりタクシーで約20分
【クルマの場合】
三陸道「仙台港北」ICより約22分
駐車場:
無料/2台
公式インスタグラム: