「仁斗田」から散策スタート!
田代島には北東部の「大泊港(おおどまりこう)」と南東部の「仁斗田港(にとだこう)」という2つの港があります。
両港は、徒歩で行き来できる距離です。
オススメなのは、ネコ出現率が高い「仁斗田港」。
大半の観光客はここで下船します。
一方大泊港は「猫神社」や「島の駅」など観光名所に近い港。
ですがネコの出現率は低いです。
2つの港は徒歩35~40分(約2キロメートル)ほどの距離なので、どちらで下船しても問題ありません。
仁斗田で下船し、田代島観光スタート!
仁斗田港には公衆トイレがあります。数が限られているため、探索前に行っておきましょう(フェリーにトイレはついてます)。
さっそく第一しまネコ発見。船を降りてまだ1分くらしか経っていません。
自ら身体をすり寄せてくるネコもいました。
訪問した日がちょうど台風明けだったので、本来よりネコの数は少ないそうです。とはいえ島へ上陸して5分足らずで、10匹近いネコと遭遇しました。恐るべし、田代島。
仁斗田港周辺の集落です。ときおり島民の車が通るので、道路の真ん中を歩くのは避けましょう。
仁斗田港付近のネコたちは、人懐っこいタイプが多い印象。人間が近寄っても、まったく動じません。
食事やお土産も買える「田代島にゃんこ共和国 島のえき」
仁斗田港の集落を抜けると、田代島唯一の商店「阿部ツ商店」があります。
ここから島の中心部にある「田代島にゃんこ共和国 島のえき」へは、徒歩約25分の道のり。
島全体がなだらかな丘陵となっており、島のえきがあるのは頂上周辺。
ゆるやかな上り坂が続きます。
田代島は黒潮の影響で、年間を通じて温暖な気候。
島全体が、ジャングルのような鬱蒼とした緑に覆われています。
そんな森の影からヒョッコリ現れるネコ。
そして道端には、ネコ・ねこ・にゃんこ!
港から離れていますが、ネコの数はむしろ増えている気がします。
そして相変わらず人懐っこい。触られても逃げる気配はまったくありません。
仁斗田港から約30分、「田代島にゃんこ共和国 島のえき」に到着しました。
島のえきは、田代島の小中学校の跡地(旧自然教育センター)を利用してつくられた施設。
お土産にぴったりな田代島限定のオリジナルグッズが販売されていたり、軽食や飲み物を提供している食事処、トイレもあります。
敷地内にはベンチやテーブルもあり、休憩所として利用できます。
建物内に休憩スペースがあり、持参したお弁当の持ち込みもOK。
島の駅にはネコと遊べるよう、”ねこじゃらし”が用意されています。
誰もが自由に使えるので、譲り合って使いましょう。
警戒心はまるでありません。