石巻駅→フェリー乗り場までのアクセス
バスの場合
バス停は、石巻駅を出て左手すぐ。
9時台発フェリー(1便)に乗るためには平日・土日祝関係なく、石巻駅発8:30(始発)に乗らなければ間に合いません。
コンビニに立ち寄ることも考え、8時20分くらいに石巻駅に着く電車で向かいましょう!
バスに乗車したら「中央一丁目」で下車(約7分)、バス停からフェリー乗り場まで徒歩約1分です。
タクシーを利用する場合は、「網地島ライン中央発着所まで」と伝えればOK。
徒歩(石巻中央発着所・約15分)
石巻中央発着所まで、JR石巻駅から徒歩約15分。
漫画家・石ノ森章太郎の作品『サイボーグ009』や仮面ライダーのキャラクターモニュメントが立ち並ぶ、マンガロードを歩いていきます。
石巻駅を背にまっすぐ進みます。
すると『サイボーグ009』島村ジョーのモニュメントに出会うので、彼の横を通りすぎて左折。国道398号線沿いをまっすぐに進みます。
商店街を抜けると正面に「旧観慶丸商店」という、レトロな洋風建築物がみえてきます。
まずは横断歩道を渡って旧観慶丸商店の方へ。さらに旧観慶丸商店を背に横断歩道を渡り、真っすぐ進みましょう。
横断歩道の先に「橋通り」という標識がみえてくるので、その道を左折。近くに「津波襲来の地」と刻まれた石柱が建っています。
少し歩くと正面に「石巻市かわまち交流センター(かわべい)」みえてくるので、横断歩道を渡りかわべい側へ、そのまま直進。
かわべいの隣にある「いしのまき元気いちば」を通りすぎると、左手にバスの停留所がみえてきます。
停留所の奥をみると、上写真のようなフェリー乗り場の案内板があります。堤防にかかる階段を上がりましょう。
隣を流れるのは、旧北上川です。右手手前にみえるマンションのような建物1階に、「石巻中央発着所」の窓口があります。
到着です。フェリーの乗船券はこちらで購入します。待合室にはトイレもあるのでご安心ください。
田代島から帰ってきたら、石巻を観光しよう!
時期にも寄りますが、フェリーが石巻へ戻ってくるのはだいたい15~16時台です。まだ観光する時間は十分にありますね! 続いては石巻の観光スポットをご紹介します。
漫画・アニメ好き必見!「石ノ森萬画館」
石巻中央発着所から橋を渡り、徒歩3分ほどで行ける「石ノ森萬画館(いしのもりまんがかん)」。
『サイボーグ009』や仮面ライダーで知られる漫画家・石ノ森章太郎の作品に浸れるミュージアムです。
主役はあくまでキャラクター。作品の世界観を再現した展示ルームや、ここでしか見られないオリジナルアニメの上映、マンガ・アニメ工房など、世代を問わずだれもが楽しめる場所です。
所在地:
宮城県石巻市中瀬2-7
アクセス:
JR仙石線「石巻駅」から徒歩約12分
営業時間:
9:00~18:00
定休日:
毎月第3火曜日
駐車場:
近辺の駐車場利用してください。
市内を一望できる「日和山公園」「鹿島御児神社」
石巻中央発着所から徒歩約15分。長い急な階段(もしくは坂道)をのぼりきると、高台となっている日和山(ひよりやま)公園に着きます。江戸時代には『おくのほそ道』で有名な俳人・松尾芭蕉も足を運んだ場所です。
敷地内には鹿島御児(かしまみこ)神社の境内もあるので、参拝していきましょう。
ご祭神は武甕槌命(たかみかづちのみこと)と鹿島天足別命(かしま あまたりわけのみこと)。
勝利の神としての、職業繁栄や悪疫除けの神、安産の神、鬼門の神などのご利益があります。※御朱印あり。
園内から石巻市を一望できます。震災前の景色を映した写真パネルが展示されており、災害の恐ろしさを静かに物語っています。
ご当地のイイモノ揃ってます「いしのまき元気いちば」
石巻中央発着所から徒歩1分くらいの場所にある「いしのまき元気いちば」。
2階建ての商業施設で、1階は特産品や土産物が販売されているお買い物フロア、2階はフードコート形式の食事処となっています。
フードコートで人気なのは、新鮮な海の幸をつかった海鮮丼。ほかにもサバだしラーメンやホエール丼、金華サバ焼き定食、牡蠣カレーなど、ご当地グルメをしっかり楽しめます!
所在地:
石巻市中央二丁目11-11
営業時間:
(1F)AM9:00~PM7:00
(2F)AM11:00~PM8:00(PM7:30)
定休日:
なし(年末年始・お盆・連休等は別途確認が必要)
アクセス:
JR仙石線「石巻駅」から徒歩約10分
いしのまき元気いちばの公式HPはこちら
1泊2日なら「網地島」「金華山」にも足をのばしてみて!
フェリーの終点は田代島ではなく、石巻市牡鹿半島の西海岸沿いにある港町「鮎川(あゆかわ)」。
鮎川からは奥州三大霊場の一つ、「金華山」に行くフェリーが運航しています。
日帰りで行くのは難しいですが、1泊2日あれば十分です。
海の透明度がすごい!東北のハワイ「綱地島」
石巻からは1時間、田代島だと約20分で着く網地島(あじしま)。東北のハワイとも呼ばる、透明度の高い海が特徴です。
網地港の近くにある「白浜海水浴場」は、遠浅で波の静かなビーチ。
海水浴期間中は売店やシャワー、トイレも整備され、多くの海水浴客で賑わいます。
網地島には「網地港」と「長渡(ふたわたし)」という二つの港があり、両者の距離は徒歩で約1時間。
フェリーの時刻に合わせて島内を走る市民バス(大人200円、小学生100円)を利用すれば、10分足らずで着きます。
<フェリーの料金(片道・税込)>
石巻→網地…大人1,360円(小学生680円)
石巻→長渡…大人1,470円(小学生735円)
大泊・仁斗田→網地…大人350円(小学生175円)
大泊・仁斗田→長渡…大人740円(小学生370円)
島一番の見どころは、ドワメキ(ドミキ崎)と呼ばれる場所。
漢字だと涛波岐埼灯台と書きます。網地島の南端部にあり、長渡港から徒歩20分ほど。
赤と白の縞模様を描いた灯台、どこまでも広がる青い海。
霊島・金華山も望める、島内随一のビュースポットです。
島には民宿やペンションが数件あります。1泊2日なら網地島で宿泊し、2日目の1便で鮎川へ行き「金華山」へ向かうのもオススメ。
<フェリーの料金(片道・税込)>
大泊→鮎川…大人970円(小学生485円)
仁斗田→鮎川…大人810円(小学生405円)
網地・長渡→鮎川…大人470円(小学生235円)
一生お金に困らない!?霊島「金華山」
金華山は青森県の恐山、山形県の出羽三山とともに”奥州三大霊場”の一つ。山と付いていますが島です。
鮎川からフェリーで20分ほど。フェリーは毎週日曜日のみ運行し、1日1往復(鮎川10:30発、金華山12:30発)しかありません。
出航時刻に間に合わなかった場合は、海上タクシーくろしおを利用します。
<フェリーの料金(往復・税込)>
鮎川→金華山…大人2,500円、小人1,250円、幼児無料
※日曜日のみ運行
観光客のお目当ては、島の中心部にある「黄金山神社(きんかさんこがねやま)」。
“3年連続でお参りに行くと一生お金に困らない”といわれている金運のパワースポットです。
フェリー発着場の桟橋から神社までは、無料の送迎バスが出ています(約5分)。※徒歩だと行くと15~20分ほどかかります。
日帰りで参拝するのが一般的ですが、島内にある宿坊「参集殿(さんしゅうでん)」に1泊し、早朝祈祷に参加することも可能です。
田代島は人口よりもネコが多いですが、金華山はシカ。
というのも金華山の住民は、神社に務めている数人の関係者のみ。一般人は住んでいません。
発着場から徒歩10分の場所に鹿山公園がありますが、そこまで足を伸ばさずともあちらこちらにシカがいます。
ネコのエサはお預かりボックスへ!
ネコ好きのシャングリラ、田代島はいかがでしたか? とにかく島のどこへ行ってもネコだらけ。しかも人慣れしているネコが多く、自ら寄ってきます。
とはいえネコの健康上、エサを与えるのは厳禁です。島内にはネコのエサを投入できるお預かりBOXがあるので、そこに入れましょう。島民が適切なタイミングでネコに食べさせてくれるようです。
※本記事の情報は、2019年10月に撮影・執筆したものです。最新の情報は現地へお問い合わせください。