目次
春の仙台にございん!
宮城の桜名所といえば、「船岡城址公園の桜」や「一目千本桜」(柴田郡)ですが、仙台市内にも桜の名所はたくさんあります。
今回は地元出身在住ライターyumihikaがナビゲート!仙台市内にある桜スポットをご紹介します。
●地元民は把握済みの、名所ばかり。
仙台のベストスポットを調べよう!
① 仙台市民の定番「西公園」
仙台駅西側に位置する、定番お花見スポット。 仙台駅から徒歩でアクセスできるほか、地下鉄東西線「大町西公園」駅を利用すれば徒歩2~3分で到着します。
見どころは園内を彩るおよそ200本の桜と、東北の桜がいっぺんに楽しめる「東北さくら並木」。
例年「櫻岡花見」が開催され、飲食を中心とする露店が並ぶほか、日没後は21時までライトアップが実施されます。
歩きながら鑑賞するのもいいですが、「桟敷席」という花見スタイルもオススメ。※なお2022年は桟敷席中止です。「櫻岡花見」は開催されます。
住所:
仙台市青葉区桜ケ岡公園1-3
アクセス:
【公共交通の場合】
・地下鉄東西線「大町西公園」駅下車-徒歩約2分
・JR仙台駅西口より徒歩約20分
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
有/数台(無料)※近隣に有料駐車場複数あり
問い合わせ:
022-723-5780(西公園花見協賛会 事務局)
② 仙台駅から一番近い「榴岡公園」
西の定番が「西公園」だとすると、東の定番スポットがこちらの「榴岡公園(つつじがおかこうえん)」。
仙台駅から徒歩15分ほど、最寄りの「榴岡公園」駅から徒歩3分ほどと、駅チカの花見スポットです。
ソメイヨシノやシダレザクラ、ベニシダレをなど約365本の桜が園内を彩ります。
多彩な品種が見ごろをずらして開花を迎えるため、比較的長いあいだ花見を楽しめるのも魅力です。
例年「桜まつり」が実施されており、露店以外にステージイベントや飲み比べなどの催し物が行われる、賑やかな花見スポットでもあります。
※2022年の「桜まつり」開催は中止
仙台市宮城野区五輪1
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙石線「榴ケ岡駅」より徒歩約3分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約20分
駐車場:
有/数台(無料)※近隣に有料駐車場複数あり
問い合わせ:
022-299-2361(榴岡公園お花見協賛会事務局)
③ 市内で最も桜が多い「三神峯公園」
三神峯公園(みかみねこうえん)は、仙台市街地を望むゆるやかな丘陵地にある公園です
芝生の広場を囲むように植えられた桜の数は、およそ750本48種。項目の通り、市内で最も桜が多くみられる名所です。濃いピンク、薄紅、白など、色彩豊かな桜景色が1か月ほど楽しめます。
例年「さくら祭り」が開催され、売店の営業やオリジナル商品の販売、ゴザの無料貸し出しなどが行われています。
また園内には縄文時代の大規模な集落遺跡、旧陸軍幼年学校跡地の記念碑などがあり、公園になる前の姿を垣間見ることができます。
※2022年の「桜まつり」開催は 4月8日(金)~4月23日(土)
住所:
仙台市太白区三神峯1
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙台駅西口バスプール7番のりばより、宮城交通バスに乗車約20分、「西多賀1丁目・西三神峯公園入口」下車徒歩約5分
・南北線「長町南」駅2番のりばより、市営バス乗車(約10分)-「西多賀一丁目西下車」下車-徒歩5分
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
有/83台(無料)
※公共交通機関推奨
問い合わせ:
022-707-5361(三神峯はぁとふる商店会)
④ 360度桜に囲まれる「長命館公園(長命館跡)」
「風の子公園」とも呼ばれ、地元民に親しまれている公園「長命館公園(長命館跡)」。
こちらの公園の魅力は、広場の周りをぐるっと囲むように咲いている大きな桜の木々。
まるで桜のドームの中にいるかのような気分を味わうことができます。
また桜の他にも、梅やカタクリ、ツバキなど春の花が目白押しです。
散策するもよし、ピクニックもオススメ。
例年開催される「さくら祭り」では、ステージ発表やワークショップ、出店が並び地元民を中心に賑わいます。
住所:
仙台市泉区加茂2
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙台駅前西口バスターミナル2番のりばより、宮城交通バスに乗車(約40分)-「加茂四丁目」下車-徒歩約7分
問い合わせ:
022-372-3111(泉区役所公園課)
⑤ 中心部にある穴場「錦町公園」
宮城県庁近くにある市街地の公園です。年間を通して様々なイベントが催される公園ですが、お花見関係のイベントは催されておりません。
そのため仙台駅近くにありながら、静かに花見ができる穴場といえます。
園内の桜は、早咲きの「コヒガンザクラ」がメイン。そのため市内でもっとも早い時期から桜を楽しめます。
広い敷地内には芝生広場や遊歩道もあるため、ゆったりお散歩をしながら花見をするのもいいですね。
「買い物ついでにちょっと寄り道…♪」してみてはいかがでしょうか。
住所:
仙台市青葉区本町2-21-1
アクセス:
【公共交通の場合】
・地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車-徒歩約3分
・JR仙台駅から徒歩11分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城IC」より約11分
駐車場:
なし
問い合わせ
022-225-7211(青葉区公園課)
⑥ 伊達政宗と桜「青葉山公園(仙台城跡)」
仙台城の桜スポットといえば、本丸跡の伊達政宗公の騎馬像と仙台市博物館周辺ではないでしょうか。
仙台市博物館付近を中心に約480本の桜が植栽されており、華やかな景色を楽しめます。
また騎馬像のある本丸跡からは、桜と一緒に太平洋や仙台市街を一望することができます。
桜と政宗公のツーショット、映えること間違いなしです!
ほかにもフィギュアスケート発祥地である「五色沼」、「桜の小径」と呼ばれる桜並木、お堀の面影を残している「長沼」、近年復元された「仙台城大手門脇櫓(わきやぐら)」や茶室「残月亭」、記念碑や彫刻の数々といった、“画になる景色”がたくさんあります。
桜景色と共に、仙台城の歴史や伝統を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所:
仙台市青葉区川内1
開園時間:
終日開放
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙台駅西口バスプール16番のりばより、るーぷる仙台に乗車(約20分)-「仙台城跡」下車
・地下鉄東西線「国際センター駅」より徒歩約15分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約15分
駐車場:
有/150台(有料)
※本丸会館所有。桜の時期は混雑するため、公共交通機関推奨。
問い合わせ先:
022-225-7211(仙台市青葉区公園課)
⑦ 桜と歴史建造物「陸奥国分寺薬師堂」
聖和学園高等学校薬師堂キャンパスの近くにある「陸奥国分寺薬師堂(みちのくこくぶんじやくしどう)」。
一方通行の道路が多く、初めて車で行く人には少し分かりづらい位置にあるのでご注意ください。
敷地内には国の重要文化財である薬師堂、宮城県指定文化財の仁王門、仙台市登録有形文化財の鐘楼など、桜との共演する歴史建築物も見どころです。
少し歩けばパン屋さんや和菓子屋さん、コンビニなどがあるため、そちらで買い出しをして近くの木ノ下公園でお花見ピクニック、なんて楽しみ方もあり。
住所:
仙台市若林区木ノ下2-8-28
アクセス:
【公共交通の場合】
・地下鉄東西線「薬師堂駅」より徒歩約3分
・JR仙台駅西口バスプール5番のりばより「大和町・霞の目営業所」行きに乗車(約10分)-「木ノ下4丁目」または「薬師堂」下車-徒歩すぐ
【クルマの場合】
仙台東部道路「仙台東」ICより約15分
駐車場:
有/数台(無料)
問い合わせ:
022-291-2840(陸奥国分寺薬師堂)
⑧ 国道沿いの桜トンネル「作並の桜並木」
車に乗ったままサッと楽しめる、ドライブスルー花見スポットがこちら。
仙台と山形を結ぶ国道48号線沿い、熊ヶ根方面から作並温泉の入口まで約750mにわたる作並街道の桜並木です。
なんの変哲もない国道が、春になると桜のトンネルに早変わり。道行く人の目を楽しませてくれます。
桜並木で有名な国道48号線ですが、沿線には貴重な桜が点在しています。
作並地区では「作並菊桜」が栽培されており、作並より手前(仙台寄り)の愛子地区の民家には、全国に6本しかない「簪桜(かんざしざくら)」が……!
道路や民家の桜ですので、ルールやマナーを守って見物しましょう。
作並温泉やニッカウヰスキー工場など観光スポットをドライブしつつ、点在する桜を巡ってみるのも楽しいかもしれませんね。
住所:
仙台市青葉区作並字新坂
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙台駅西口バスプール10番のりばより、仙台市営バス「作並温泉元湯」行きに乗車(約70分)-「作並新坂」下車
・JR仙山線「作並」駅下車より徒歩約10分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約25分
問い合わせ:
022-395-2211(作並温泉観光協会 岩松旅館内)
⑨ 仙台市民憩いの地「定義如来 西方寺」
定義はじょうぎ(じょうげ)と読みます。仙台市西部の山奥に鎮座する寺院で、地元民からは「じょうげさん」と呼ばれ親しまれています。
広大な敷地内には、平家の落人・平貞能(たいらのさだよし)を祀る御廟や、境内を囲む竹林や鮮やかな木々、五重塔や庭園など、趣のある景観も素晴らしい場所です。
筆者のオススメスポットは、「五重塔」周辺。寺院の厳かな雰囲気を感じつつも、どこか親しみやすい雰囲気が漂う境内。そこに花咲く可憐な桜は、参拝客や花見客の心を優しく癒してくれます。
美しい庭園に咲く桜と五重塔の共演は、定義さんならではの風情を感じさせてくれます。
定義を訪れた際は、桜と一緒に名物グルメを楽しむことをオススメします。「三角油揚げ」や「味噌おにぎり」、「揚げ饅頭」など、どれも絶品ですよ。
住所:
宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
参拝時間:
7:00~16:30
※冬期は変更あり
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台駅西口 バスターミナル10番のりばより、仙台市営バス「定義」行きに乗車(約70分)-終点「定義」下車-徒歩約6分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約45分
駐車場:
有/約300台(無料)
問い合わせ先:
022-393-2011(定義如来西方寺)
⑩ 参道からの景色がおすすめ「仙台東照宮」
江戸時代初期にあたる承応3年(1654)、仙台藩2代藩主・伊達忠宗(だて ただむね)により創建された神社です。
ソメイヨシノやしだれ桜、山桜などが約80本あり、参道や拝殿、境内北側などでみられます。
おすすめは、本殿へ続く参道からの景色!
階段をのぼり振り返ると、まっすぐ続く参道の鳥居の先に、桜咲く仙台の街並が広がっています。
また本殿、唐門、透塀、随身門、鳥居が国の重要文化財に指定されており、趣ある建築物と桜という情緒ある景色を楽しめます。
例年、4月第3土・日曜に「東照宮例祭・春祭」が開催されていて、出店や神楽の奉納、演芸ステージなど様々な催しものが行われます。
※2022年の「東照宮例祭・春祭」開催中止
住所:
仙台市青葉区東照宮1-6-1
参拝時間:
8:30~17:00
※社殿は17:00閉門。参拝は終日可能。
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙山線「東照宮駅」下車徒歩すぐ
・JR仙台駅西口バスプール17、19番のりばより仙台市営バス「台原駅」行きに乗車(約20分)-「東照宮1丁目」下車-徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約20分
駐車場
有/100台(無料)※8時~17時
問い合わせ:
022-234-3247
⑪ 仙台市民の夢の国「八木山ベニーランド」
仙台人ならだれもが歌える「ヤンヤンヤヤ~八木山の~♪」でお馴染みの遊園地です。ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜、寒緋桜など、様々な種類の桜が園内に点在しています。
観覧車やジェットコースター近くに植えられている桜もあり、上から、横から、遊びながら、さまざまな角度で花見を楽しめるもの「八木山ベニーランド」ならでなの魅力。
例年復興応援の一環のイベント「さくらウォーク」が開催されており、期間中は入園料が無料となっています。
宮城県仙台市太白区長町字越路19-1
開園時間:
9:00~17:00
※11月~12月は16時半まで、正月は9時半~16時まで
休業日:
公式HPで確認
料金:
<入園券)>
こども(3歳~小学生)500円、大人 1,000円、シニア(65歳~) 500円
<<入園料込フリーパス(1日券)>
こども 3,200円、大人 3,700円、シニア 3,200円
アクセス:
【公共交通の場合】
地下鉄東西線「八木山動物公園」より徒歩約5分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城IC」より約20分
駐車場:
有/600台(普通車500円/日・バス1000円/日)
※八木山動物公園駅・八木山動物公園の駐車場も利用可
問い合わせ:
022-229-1603
桜に染まる、杜の都を散策しよう
いかがでしたでしょうか。今回は仙台市内にある、王道の桜スポットをご紹介させていただきました。
この他にも、仙台市内には桜を楽しめるスポットがたくさんあります!
一泊して春の仙台を満喫しよう♪
一泊してじっくり仙台市内を散策すれば、お花見の楽しみ方も幅が広がりますね。
密を避けて、安心安全に杜の都の桜を楽しみましょう。
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