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仙台の桜名所「西公園」見どころ・花見の様子を紹介します

仙台市中心部の西側、広瀬川の左岸沿いに位置する「西公園(にしこうえん)」。仙台市ではじめて開園した、最も歴史の古い都市公園です。今回は西公園のお花見の様子をレポート! 園内の見どころも併せて紹介します。

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記事中画像撮影:筆者

仙台の桜名所、西公園へ出かけよう!

宮城県の公園を紹介する公園シリーズ。今回は仙台市にある西公園をピックアップし、桜が満開となった2022年4月に訪ねてみました。

 

西公園では、3年ぶりに花見会場が開設! 新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020、2021年と中止になった夜のライトアップ、屋台の出店が復活するということで、今年はとくに注目されました。

 

花見会場はどんな様子だったのか、西公園の見どころなども筆者独自の視点で紹介します!

 

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一度は行きたい!絶景桜東日本編 心を揺さぶる桜の風景
出版社:ロングランドジェイ
発行年月:2019年01月29日
ページ数:96p

西公園ってどんなところ?

「西公園(にしこうえん)」は仙台市で初めて開園した、最も古い都市公園です。仙台市中心部の西側にあり、広瀬川の左岸沿いに位置しています。

1875年(明治8)の開園で、公園の面積は10.8033ヘクタール。東京ドームに換算すると約2.3個分の広さになります。

江戸時代は、仙台藩家臣たちの邸宅が並んでいた

公園になる前は仙台藩家臣たちの邸宅がありましたが、明治維新後の太政官布達(だじょうかんふたつ)により、宮城県が屋敷跡を取得して開園。開園当初の名称は「桜ヶ丘公園」でしたが、現在は「西公園」が正式名称になっています。

2008年(平成20)には桜ヶ丘公園遺跡として発掘調査が行われました。武家屋敷跡から貴重な陶器や磁器、土師質土器、瓦質土器、瓦類金属製品が出土しています。

 

地元では桜の名所として親しまれている西公園。園内には約190本の桜が植えられ、「杜の都わがまち緑の名所100選」に選ばれています。

 

それでは、さっそく花見会場に行ってみましょう。

西公園の花見会場へ

会場前には「西公園 櫻岡花見」と書かれた大きな看板が設置されていました。「櫻岡」は、もともとの名称「桜ヶ岡公園」の名残だと思われます。

会場マップ

花見会場は、仙台七坂のひとつ「大坂」側にある仙台市地下鉄東西線「大町西公園前」駅から櫻岡大神宮を通ってすぐのところにあります。駐輪場はありますが、駐車場はありません。車で行く際は近隣の有料駐車場を利用しましょう。

 

では、会場内を散策してみましょう。

花見会場内を散策

取材した日は、2022年4月11日(月)の15時ころ。日焼けしそうなほどの好天に恵まれ、気温は22℃。

桜は満開で絶好の花見日和となりました。

 

右側の通路を進みます。

花見本部と屋台

入口には花見本部が設置され、屋台が軒を連ねています。

この日は12の屋台が出店しており、多くの人が列を作っていました。

新型コロナウイルス感染拡大防止による自粛規制が3年続いたため、今年の桜祭り開催は市民が心から待ち望んでいたようです。

日中の明るい時間から、市民が桜を楽しんでいました。

屋台はラーメンや焼きそば、お好み焼き、焼き鳥など盛りだくさん。

珍しいのが、あゆの炭火焼。とても美味しそうです。

チョコバナナは、常に人が並んでいて大人気!

 

次にメインの桜をじっくり見てみましょう。

西公園の美しい満開の桜

満開の桜の下、多くの花見客で賑わっていました。

少し時間を置いてライトアップされた夜桜の様子を見てみましょう。

西公園の桜は夜も格別!

まだ薄明るい18時ころの西公園。会場には約300個のちょうちんが飾られ、ライトアップされた明かりが煌々と桜を照らしています。

 

では、さっそく会場内へGO!

ライトアップで会場は大賑わい

日中よりも花見客が増えていました。さらに次々と花見客が会場に入ってきます。

ライトアップされた桜は、昼間とは違った魅力がありますね。

夕食時間と重なり屋台は大盛況! 100人以上の方が並んでいました。

美しい夜桜を満喫したところで、西公園内にあるスポットを紹介しましょう。

桜以外の見どころは?

西公園には、上記以外にもさまざまな名所がありますので紹介します。

櫻岡大神宮

西公園のお花見広場のとなりに鎮座する「櫻岡大神宮(さくらがおかだいじんぐう)」。仙台藩初代藩主・伊達政宗が創建したもので、もともとは仙台市青葉区の荒巻に「伊勢堂山」と称し鎮座していました。

 

廃藩置県後、1872年(明治5)に大町の商人によって、元柳町(今の西公園内)に遷宮。その後、1875年(明治8)に「伊勢堂山」から「櫻岡大神宮」へと改称しています。

1926年(大正15)の仙台市電開業に合わせて、現在の地に遷宮されました。

櫻岡大神宮の社務所

御朱印や御守は、こちらの社務所でいただけます。

桜シーズン限定御朱印

この時期のみの限定御朱印。桜のデザインが美しいですね。通常の御朱印は下記記事で紹介しています。

 

次は隣にある甘味処に寄ってみます。

源吾茶屋

櫻岡大神宮の左側に位置する甘味処「源吾茶屋(げんごちゃや)」。地元では「げんごぢゃや」と少し訛って言う人の方が多いかもしれません。

創業は明治元年で、当時から櫻岡大神宮の門前で営業を続けているそうです。

仙台 三色団子

休日には行列ができるほどの人気店で「ずんだもち」などのもち類はもちろん、ラーメンやそば、ごはん類なども提供しています。なかでも、カツカレーとカツ丼は人気メニューだとか。

 

続いて西公園にある名所を訪ねてみましょう。

力士「駒ヶ嶽」の碑

大関・駒ヶ嶽(こまがたけ)は、1880年~1914年に実在した宮城県遠田郡出身の元大相撲力士。源吾茶屋の脇には力士・駒ヶ嶽(こまがたけ)の偉業を称える碑があります。

 

豪快な取り口が人気の大関で、横綱昇進を期待されていた駒ヶ嶽。誰も名乗れないはずの四股名(しこな)の止め名、「谷風」を襲名するのではないかとまで言われていました。

しかし、お酒が原因による腸穿孔と脳溢血を発症し、33歳の若さで現役中に急死。駒ヶ嶽以降、宮城県内から大関は誕生していません。

 

次は伊達政宗の臥龍梅へ。

伊達政宗の臥竜梅

お花見広場内にある「臥龍梅(がりゅうばい)」は、伊達政宗が1592年 (文禄1)の文禄の役で朝鮮から持ち帰って仙台城に植えたもので、明治維新後に西公園内に移植されたと伝えられています。樹齢は約240年以上で、仙台市指定の保存樹木です。

 

続いて、こけし塔を見てみましょう。

こけし塔

西公園の北側に位置する「こけし塔」は、1961年(昭和36)に仙台市商工会議所が宮城県の観光広報のために設置した、鋳物のこけしです。高さ7.4mで重さ8トン、台座の高さは2.4m。

鳴子こけしを基に山形市で鋳造されました。建立に3日もかかったと言われています。

 

次は、隣にあるSL広場へ。

SL広場

こちらの蒸気機関車C601は、1968年(昭和43)まで東北本線や奥羽本線で運行していました。

同年に東北本線の全線電化に伴い、蒸気機関車の廃止を知った仙台市内の小学生が国鉄東北支社に保存を願う手紙を送ったことで西公園に設置されることになったそう。

この出来事がきっかけで、1969年(昭和44)に国鉄仙台鉄道管理局長と仙台市長との間で車両貸借契約を締結。その後、この西公園に設置されたそうです。

展示されているC601は、国内に現存する唯一のC60型で他の機関車は全て廃車後に解体処分となっています。

 

西公園の取材はここまでです。

 

【西公園の基本情報】

住所:

宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園1

アクセス:

【公共交通の場合】

仙台市地下鉄東西線「八木山動物公園」駅行き乗車-「大町西公園」駅下車、徒歩すぐ

【クルマの場合」

東北道「仙台宮城」ICより約6分

駐車場:

なし/近隣の有料駐車場をご利用ください。

季節を通して楽しめる西公園へ

今から140年以上前の1875年(明治8)に開園した西公園。仙台市内で初めてできた近代的な公園です。

現在は桜の名所として親しまれていますが、季節を通して楽しませてくれる公園です。そんな魅力的な西公園に、あなたも一度訪ねてみませんか。

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仙台市の公園シリーズ。

 

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※掲載されている情報は最新のものとは限りません。現地にお越しの際には必ず施設の公式サイトもご確認ください。

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札幌出身で趣味はギター。前職の転勤で仙台に移り住み、気が付いたらもう30年になります。仙台は海の幸や山の幸も美味しく、とても暮らしやすい所です。そんな仙台の魅力を地元目線でお届けいたします。

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