昭和万葉の森
「昭和万葉の森」があるのは、県中部を占める黒川郡に属する県下唯一の村・大衡村(おおひらむら)。
昭和天皇御在位60年を記念してつくられた万葉植物を中心とする森林公園で、総面積は23ヘクタール(東京ドーム4.8個分)の広さがあります。
しかもうれしいことに入場無料! ペットと一緒に入園できます。
古代から愛でられている万葉植物
万葉植物とは、日本最古の歌集『万葉集』に登場する植物のこと。
万葉集には約4,500首の歌が収められており、およそ150種以上の植物が登場します。
新元号「令和」の由来となった歌も、梅の様子を詠んだ歌です。
昭和万葉の森では万葉植物をふくめ、およそ520種の植物が植栽されています。
遊歩道を散策しながら、歌と森林浴を楽しめる
園内には、約5.6km(5,659m)ある11本の遊歩道が整備されており、森林浴を楽しめるハイキングコース!
小刻みなアップダウンが続く沿道には、48基の万葉歌碑が設置されているほか、可愛らしい木の人形が登場し、私たちの目を楽しませてくれます。
ほかにも大衡村出身の画家・菅野廉(かんの れん)の作品を展示・所蔵する「大衡村ふるさと美術館」や、食事処「万葉の茶屋」があるので、ランチやほっと一息つきたい時に利用したいところ。