「昭和万葉の森」日本最古の歌集・万葉集にふれるハイキング

2021/03/18 更新

宮城県中部、黒川郡大衡村にある「昭和万葉の森」。日本古代の歌集「万葉集」に登場する植物を中心に、およそ520種が植栽されている公園です。県内最大規模のヤマユリの群生地としても有名で、7月中旬~下旬にかけて多くの観光客で賑わいます。

出典:PIXTA

昭和万葉の森

ヤマユリ 万葉の森

「昭和万葉の森」があるのは、県中部を占める黒川郡に属する県下唯一の村・大衡村(おおひらむら)。

 

昭和天皇御在位60年を記念してつくられた万葉植物を中心とする森林公園で、総面積は23ヘクタール(東京ドーム4.8個分)の広さがあります。

 

しかもうれしいことに入場無料! ペットと一緒に入園できます。

古代から愛でられている万葉植物

ヤマユリ

出典:PIXTA

万葉植物とは、日本最古の歌集『万葉集』に登場する植物のこと。

万葉集には約4,500首の歌が収められており、およそ150種以上の植物が登場します。

 

新元号「令和」の由来となった歌も、梅の様子を詠んだ歌です。

昭和万葉の森では万葉植物をふくめ、およそ520種の植物が植栽されています。

遊歩道を散策しながら、歌と森林浴を楽しめる

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園内には、約5.6km(5,659m)ある11本の遊歩道が整備されており、森林浴を楽しめるハイキングコース!

小刻みなアップダウンが続く沿道には、48基の万葉歌碑が設置されているほか、可愛らしい木の人形が登場し、私たちの目を楽しませてくれます。

 

ほかにも大衡村出身の画家・菅野廉(かんの れん)の作品を展示・所蔵する「大衡村ふるさと美術館」や、食事処「万葉の茶屋」があるので、ランチやほっと一息つきたい時に利用したいところ。

昭和万葉の森の見どころ3つ

① 大規模なヤマユリの群生地

出典:PIXTA

昭和万葉の森は、知る人ぞ知るヤマユリの名所。赤松林の下に咲くヤマユリの群生は、目を見張る美しさがあります。
ヤマユリの花見を楽しめるのは、例年7月中旬~下旬まで。

昭和万葉の森 あじさい

出典:PIXTA

タイミングがあえば、あじさいも一緒に観賞できます。7月に来訪される方は、ぜひ「あじさい園」まで足をのばしてみてください!

 

ほかにも、パワースポット的な存在として「連理木(れんりぼく)」があります。

連理木は、2本の木が融合して1つの木になったもので、夫婦円満・縁結び・良縁祈願の象徴として、古から親しまれているそうです。

② 水辺に花を咲かす湿生植物もみられる

スイレン

出典:写真AC ShikaChanさん(写真は水連のイメージです)

昭和万葉の森の隣にある「四季彩園」では、アヤメ、ハス、ミズバショウ、ハナショウブやスイレンといった湿生植物がみられます。

木道の遊歩道が設けられており、歩きながら植物を観賞するスタイル。東屋があるので、休憩しながらノンビリ散策を楽しめます。

③ 子どもが退屈しない、充実なアスレチック設備!

昭和万葉の森 アスレチック

出典:PIXTA(人工芝のそり滑り台。そりは「万葉・おおひら館」でレンタルできる)

昭和万葉の森に隣接する「万葉クリエートパーク」には、子どもが遊べる設備や、芝生の気持ちいいピクニック広場があります。

こちらも入場無料。ただし、ペットを連れての入園はできません。

 

吊り橋やローラー滑り台、写真上の人工芝のそり滑り台など、20種のアスレチック遊具がある「わんぱく広場」。※8~12歳の年齢制限あり。

開けた芝生の広場が広がる「ピクニック広場」、初心者から熟練者まで楽しめる6コース54ホールの「パークゴルフ場」、デイキャンプが楽しめる「緑水公園」などがあり、ファミリー層で賑わいます。

万葉クリエートパークの園内MAPはこちら

営業時間とアクセス

昭和万葉の森

所在地:

宮城県黒川郡大衡村大衡字平林117

開放期間:
[4月~10月] 9:00~16:30まで
[11月~3月] 9:00~16:00まで

休園日:
年末年始(12月28日~1月4日まで)

利用料金:
無料

アクセス:

<公共交通>

仙台駅前 青葉通りエデン前24番のりばから宮城交通バス(大衡~仙台)に乗車し約50分、「大衡村役場前」下車徒歩約7分

<車>

東北自動車道 大衡I.Cから車で約5分

駐車場:

約70台/無料

昭和万葉の森の詳細ページはこちら

万葉クリエートパーク

所在地:宮城県黒川郡大衡村大衡字大日向地内(昭和万葉の森隣接地)

開放期間:

8:30~17:00
休園日:
年末年始(12月28日~1月4日まで)

※パークゴルフ場は毎週水曜定休日(水曜日が祝祭日の場合は翌日)、1・2月冬期閉鎖

利用料金:
無料

アクセス:

<公共交通>

仙台駅前 青葉通りエデン前24番のりばから宮城交通バス(大衡~仙台)に乗車し約50分、「大衡村役場前」下車徒歩約7分

<車>

東北自動車道 大衡I.Cから車で約5分

駐車場:

無料(GWは臨時駐車場あり)

万葉クリエートパークの詳細ページはこちら

ついでに行こう!周辺の寄り道スポット

地元野菜やお弁当が買える「万葉・おおひら館」

地元産地の野菜や果物、加工品やお菓子、地酒を販売する大衡村の農産物販売所です。

地元野菜の直売コーナー、弁当やお惣菜が揃う手づくりコーナー、大衡村の米をその場で精米したお米コーナー、加工品が並ぶ冷凍・冷蔵コーナー、全国の銘品を集めた津々浦々コーナーがあり、出来立て採りたてを提供しています。

 

■「万葉・おおひらの館」基本情報

所在地:宮城県黒川郡大衡村大衡字鐙沢12番地2

営業時間:

9:00~18:00(当面の間)

休館日:

年中無休(1月1日~1月4日)

アクセス:

<公共交通>

仙台駅前 青葉通りエデン前24番のりばから宮城交通バス(大衡~仙台)に乗車し約50分、「大衡村役場前」下車徒歩約18分

<車>

東北自動車道 大衡I.Cから車で約2分

駐車場:

120台/無料

万葉・おおひら館の公式HPはこちら

春なら「大衡城跡公園」でお花見!

大衡城跡公園

出典:PIXTA

桜の名所で知られている「大衡城(おおひらじょう)跡公園」。

戦国時代に黒川地方を支配していた、黒川氏の家臣・大衡治部大輔宗氏の城跡で、公園として整備されています。

 

公園は小高い丘になっており、斜面を覆うようにソメイヨシノが花を咲かせます。また山頂からは仙台平野や船形山を見渡せ、眺望もグット!

 

「大衡城青少年交流館」が建ち、館内には民族資料が展示されています(無料で見学できます)。

 

■大衡城跡公園

所在地:宮城県黒川郡大衡村大衡字塩浪4-2

アクセス:

<電車>

仙台駅前 青葉通りエデン前24番のりばから宮城交通バス(大衡~仙台)に乗車し約50分、「大衡村役場前」下車徒歩約10分

<車>

東北自動車道 大衡I.Cから車で約10分

駐車場:

約40台/無料

夏なら「ひまわりの丘」へ出かけよう!

大崎市 ひまわり公園

出典:PIXTA

昭和万葉の森から車でおよそ12分、大崎市にある「ひまわりの丘」。6ヘクタールのゆるやかな斜面に、およそ42万本のひまわりが花を咲かせます。

 

見ごろを迎える7月下旬~8月中旬には「ひまわりまつり」が開催され、会場内には軽食や、地元の特産品などを販売する特設店がオープン。

三本木特産のひまわりからは、アイスクリームやお菓子が誕生し、ご当地グルメとして注目を集めています。

 

■ひまわりの丘

営業期間:7月下旬~8月中旬のひまわりまつり期間

所在地:

宮城県大崎市三本木斉田字真岸37-27

料金:

無料

アクセス:

<電車>

JR古川駅より大崎市民バスに乗車、「三本木音無・大衡村役所前行」に乗り約30分、「三本木音無」下車徒歩約10分

→バス時刻表はこちら

<車>

・東北自動車道 古川I.Cもしくは大和I.Cから約20分

・東北自動車道 三本木I.Cから約5分

駐車場:

200台/普通車500円、大型バス1,000円

自然浴で気分をリフレッシュ!

昭和万葉の森 木道

出典:PIXTA

仙台市街地から車で約45分、県下唯一の村にある「昭和万葉の森」。新元号「令和」にゆかりのある歌碑と梅の木があります。

初春の月にして、気淑(よ)く風らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

春の梅の様子をうたった歌です。ぜひ探してみてくださいね!

 

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GOGO MIYAGI 編集部
GOGO MIYAGI 編集部

GOGO MIYAGI!運営&記事編集担当。マグロとすんだ餅が好物。宮城にある神社や仏閣、景勝地、B級スポットの発掘に日々没頭中。読者の皆様にわかりやすく、ためになるような記事製作を心掛けています。