雄島(おしま)ってどんなところ?
およそ260余の島々が浮かぶ松島。
今回紹介する「雄島(おしま)」は、陸地から歩いて渡れる数少ない島の一つです。
古来より僧たちの修行場でもあり、死者供養の霊場であり、松尾芭蕉も訪れた歌枕の地としても知られています。
「松島」の地名発祥とされている島
また雄島は「松島」の地名発祥ともいわれており、その由来は見仏上人といわれる高僧にあります。
見仏上人は12年間、島から一歩も出ずに修行を続けさまざまな奇跡を起こしたと伝えられている超人です。
その功績を称えられ、後鳥羽上皇から千本の松を送られたことから「千松島」と呼ばれました。
そこから辺り一帯を「松島」と呼ぶようになった、というものです。
さっそく幽玄の島、雄島の魅力をご紹介します!