米どころ、宮城県
仙台藩藩祖・伊達政宗公の時代より、日本を代表する米どころとして知られている宮城県。「ササニシキ」「ひとめぼれ」「だて正夢」など、良質なブランド米が多く生産され、消費者のお腹を満たしてくれます。
この記事で紹介するのは、宮城県中部に位置する多賀城市で生産されている「古代米」です。
古代米ってなんだ?
農林水産省の説明によると「古代米」というのは、大昔祖先が栽培していた、いわば「古代の稲の品種」が持っていた特色を色濃く残した稲のことだそうです。
古代米は生命力が強く、無農薬でも丈夫に育ち、干ばつや冷害などにも強い特徴があります。
しかし稲の草丈が長く倒れやすいため、品種改良された現代の米と比べると収穫量が少なく、明治時代以降はほとんど生産されなくなったようです。
古代米には、赤米、黒米(紫黒米)、緑米という大きく3つの色に分けられ、白米に比べるとたんぱく質やビタミン、ミネラルを多く含み、近年では健康食として注目されています。
この記事で紹介するのは、宮城県多賀城市(たがじょうし)の特産品である古代米「しろむらさき」です。市内の飲食店では、古代米を使用したグルメやスイーツを提供しています。
\ふるさと納税あります!/