モバイルバッテリー
アイキャッチ画像:PIXTA

見た目で決めるのは危険なモバイルバッテリー

モバイルバッテリー

撮影:編集部

旅行に欠かせない必需品の1つ、モバイルバッテリー。
スマートフォン充電するというシンプルな機能だけに、あまり考えずに「これ軽そう!」という見た目で選んでいませんか?

モバイルバッテリー選びで、1番重要なのは「容量」です。

容量を間違えてしまうと、「フル充電できなかった!」「1回しか充電できなかった!」という事態になります。

 

これだけは押さえておこう!「バッテリーの容量」について

バッテリー容量

市販のモバイルバッテリーを探していると「10,000mAhの⼤容量を搭載したモバイルバッテリー」とうたう文言を見かけませんでしたか?

この「mAh(ミリ・アンペア・アワー)」というのは、バッテリーの容量を表しています。もっと厳密にいうと、1時間に放電する電気量の単位です。

 

このmAhを分解すると……

・m(ミリ)→1000分の1

・A(アンペア)→放電時の電流

・h(アワー)→1時間

となります。

 

なので例えば10,000mAhとは、10Aの電流を1時間に流すことができる容量、ということになります。

つまりmAhの数が大きいほど、バッテリーにためる電気の量が大きく、1度に充電できる量が多いというわけです。

 

充電する端末(スマートフォン・iPadなど)の容量を知ろう!

スマートフォン

出典:イラストAC(作成:編集部)

「モバイルバッテリーで端末(スマホ・iPadなど)を何回充電できるのか?」は、モバイルバッテリーと端末の容量で決まります。

 

iPhone12を例に考えてみましょう。

 

iPhone12のバッテリー容量は、2,815mAh。

なのでiPhone12を0から100%フル充電させるには、2,815mAh以上のバッテリー容量をもつモバイルバッテリーが必要になります。

 

しかし実際は充電時にロスが生じるため、モバイルバッテリーの容量は記載の6~7割程度の容量になります。そのためバッテリー容量が3,000mAhのモバイルバッテリーだと、実際は1,800~2,100mAhほどの充電量しかない、という可能性があるのです。

そのロスを考えると、iPhone12の場合は5,000mAh以上のバッテリー容量をもつモバイルバッテリーであれば、約1回分フル充電できるということになります。

 

【iPhoneシリーズのバッテリー容量】

iPhone SE 3(第3世代・2022年)2,018mAh
iPhone13 Pro Max4,352mAh
iPhone 13 Pro3,095mAh
iPhone133,227mAh
iPhone 13 mini2,406mAh
iPhone 12 Pro Max3,687mAh
iPhone 12 Pro2,815mAh
iPhone122,815mAh
iPhone 12 mini2,227mAh
iPhone SE(第2世代・2020年)1,812mAh
iPhone 11 Pro Max3,969mAh
iPhone 11 Pro3046mAh
iPhone 113,110mAh
iPhone XR2,942mAh
iPhone XS Max3,174mAh
iPhone XS2,658mAh
iPhone X2,716mAh
iPhone 8 Plus2,691mAh
iPhone 81,821mAh

最新のAndroid(TM)のバッテリーは、Xperiaシリーズが4,000~5,000mAh、Galaxyシリーズは3,700~5,000mAh、Google Pixelは3,000~4,800mAhほど。

 

最新のiPhone13の場合、5,000mAhの容量をもつモバイルバッテリーでもフル充電が1回未満となるため、使用頻度によっては10,000mAhくらいのモバイルバッテリーを選ぶといいでしょう。

モバイルバッテリーを選ぶ前に、自身が利用している端末(スマートフォン・iPadなど)のバッテリー容量がどれくらいなのか、必ず確認しておくことが大切です。

iPhone 14 256GB simフリー 端末本体のみ

メーカー:アップル
販売開始日:2022/09/16
ディスプレイ:6.1インチ
チップ:A15 Bionicチップ

iPhoneなどのスマートフォンなら「最低5,000mAh~10,000mAhくらい」の軽量モバイルバッテリーがおすすめ

モバイルバッテリー

iPhoneやXperiaなど一般的なスマートフォンの場合、5,000mAh以上の容量を持つモバイルバッテリーを選べば、約1回分フル充電できます。

しかしバッテリー容量が5,000mAhだとしても、実際に仕えるのは6~7割程度なので、外出時にゲームや動画を見るなど使用頻度が多い場合、5,000mAhでは心もとない容量です。ヘビーな使い方をする場合、10,000mAhくらいあれば充電できないリスクはなくなるでしょう。

 

もちろん容量が大きければ大きいほど、スマートフォンを何回も充電できるため、心配な方は容量が大きいモバイルバッテリーを選んでおくと安心です。

ただしモバイルバッテリーの容量の大きさは、重量に比例します。バッテリーの容量の数字が大きくなるにつれて本体も重くなり、旅行用モバイルバッテリーとして不向きです。

 

そこで今回は、旅行用に最適な「軽量」でかつ「容量」があるモバイルバッテリーを紹介します。

主にスマートフォン充電のモバイルバッテリーを探している方におすすめです。

 

【スマートフォン向け】重量200g以下のモバイルバッテリー10選

旅先に便利なスマートフォン充電用モバイルバッテリーを、楽天・AmazonをはじめとするECサイトのランキングを参考にピックアップしました。

 

選定基準

・バッテリー容量5,000mAh以上~

・重量200g以下(缶コーヒくらいの重量)

・iPhoneなどのスマートフォン向けのモバイルバッテリー

① Anker(アンカー)「PowerCore 10000」

モバイルバッテリーメーカー「Anker」のロングセラー製品。Amazonの「携帯電話・スマートフォン用モバイルバッテリー」売れ筋ランキングでも常にTOP3入りするほど、人気のモバイルバッテリーです。

クレジットカードほどのサイズで、重さは約180gと缶コーヒと同じくらい。持ち運びが苦にならない重さです。

 

モバイルバッテリーと充電したい端末をつなぐ出力ポートは、USB-Aが1つ。
バッテリーは大容量の10,000mAhあり、スマートフォン約2回分の充電ができます。

 

さらに、接続機器を自動で検出して最適な電流で最速の充電を行うメーカー独自の技術が使われており、フルスピード充電が可能です。

旅行用モバイルバッテリーとして、これ以上ない最適な相棒になるでしょう。

メーカー公式の価格は、税込3,490円(2022年9月現在)
バッテリーの容量:10,000mAh
重量:約180g
サイズ: 約92 x 60 x 22mm
出力(スマホを充電する速度):5V 2.4A
ポート数:1
充電可能回数約2回
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