「名取市サイクルスポーツセンター」を取材!
今回は、サイクリングや遊具、温泉施設などを揃え、大人も子どもも楽しめる「名取市サイクルスポーツセンター」を取材しました。おもしろ自転車や木々の中を走るサイクリングロードなど、魅力がいっぱい。子連れでの楽しみ方を紹介します。
「名取市サイクルスポーツセンター」とは?
仙台駅からJR「名取」駅まで電車に乗り、なとりん号閖上線で約14分のところにある「名取市サイクルスポーツセンター」。サイクリングロードやおもしろ自転車広場、スケートボード場、温泉施設などがあり、子連れでも楽しめる、充実したレクリエーション施設です。
名取市の太平洋、広浦湾を一望できる場所に、東北唯一の自転車レクリエーション施設として1975年から運営されていましたが東日本大震災により被災。
現在の施設は震災から9年半の時を経て、2020年10月3日にオープンしました。
子連れにおすすめなスポット!
名取市サイクルスポーツセンターは子連れにおすすめ! 入場すれば1日中楽しめる施設です。再入場も可能ですよ。
サイクリング施設のため、大人向けと思う方もいますが、未就学児でも楽しめる自転車や遊具がたくさん。子ども用のヘルメットやキッズバイクが用意されており、もちろん補助輪付きもあるのでまだ自転車に乗れない子どもも安心です。
ママチャリもあるので、兄弟がいても大丈夫。1人をママチャリの後ろに乗せて、キッズバイクと一緒にサイクリングを楽しむこともできますよ。
筆者も、ママチャリに乗せてのサイクリングに初挑戦しました。後ろと前に2人乗せましたが、電動ママチャリもあるので楽々。広いサイクリングコースを子どもたちと走れてリフレッシュできました。
横1列に3人で乗れる自転車などもあり、子どもと一緒にサイクリングコースを走ることが可能です。
自転車の使用は時間制限がありますが、そのあとも遊具広場で好きなだけ遊べます。サイクリングはせず公園で遊びたいという方は、入場料のみで公園の利用が可能です。
名取市サイクルスポーツセンターを散策してみよう!
それでは、名取市サイクルスポーツセンターがどのような施設なのか散策してみましょう。まずは、窓口で入場受付を行います。
名取市サイクルスポーツセンターは入場料がかかります。
自転車を利用したい場合は、入場料のほかに1時間大人500円、小学生300円。2時間だと大人800円、小学生500円の料金がかかります。未就学児は無料で利用可能。
ちなみに、子どもだけ自転車を利用したい場合でも大人の付き添いが必要になるので、その分大人料金を支払う必要があります。
中に入り、まずは自転車倉庫へ。自転車の使用の仕方やルールを詳しく教えてもらえます。
サイクリングロード
自転車を借りたらさっそく自転車で走ってみましょう。まずは1周4kmのサイクリングロード。
こちらのサイクリングロードは自転車の持ち込みも可能で、カーブの多い道や松林の木々の中を通ります。
4kmも走るのは心配という方は、約0.9km、約1.6kmの短いコースも楽しめます。タイミングが良ければ、仙台空港に着陸する飛行機が間近で見えることも!
サイクリングロードは競技等で使用されることもあるそうですよ。
自転車専用の広々とした道で自転車を漕ぐと良いリフレッシュになります。
おもしろ自転車広場
小さい子どもでも楽しめる「おもしろ自転車広場」。23種類40台の個性豊かな自転車を揃えており、見たことのないものがたくさん!
例えば4人で乗れる車の形をした自転車や、カエルのようにジャンプすると進む不思議な自転車など。
ゴーカートのような自転車や3台が繋がっている自転車も!
どれに乗るか迷ってしまうほど充実したラインアップです。気付けば大人の方が楽しんでいるなんてことも……。
ここまでが、自転車の使用料を支払った方が遊べるエリアです。こちらの場所は、遊べる時間が決まっています。
子どもと遊んでいると、思わず夢中になって時間を忘れてしまいがちですが、自転車の返却時間が書かれた札をもらえるので、時間までに返却しましょう。
30分ごとに大人150円、小学生100円で延長も可能です。