月見をするなら9月~10月がオススメ!
狙い目は、やはり”中秋の名月(十五夜)”です。
中秋の名月とは、旧歴である太陰太陽暦の8月15日に見える月のこと。
旧歴と現在の新暦とでは1~2か月ほどズレがあり、今では9月~10月の1周目くらいに当たります。
しかし中秋の名月だからといって、必ずしも満月になるとは限りません。
詳しく知りたい方は、国立天文台の公式HPをご覧ください。
ですが月見をするのに、秋はもっとも適した季節であることに変わりはありません。
その理由は、月の高さに関係しています。
月の高さが関係している
月のみえる高さは、季節によって異なります。冬の月は空高く、夏の月は低い位置にあるのです。
月が低い位置にある夏は、地表の明かりや塵によって月明かりが霞んでみえます。
さらに大気によって光が吸収される「減光」という現象起こるため、月は暗くみえてしまうのです。
逆に冬は月が高い位置にあるため、大気の影響を受けずくっきり見えます。
ならば春はどうなのでしょう?
「朧月夜(おぼろつきよ)」「春霞(はるがすみ)」といわれるように、春は花粉や塵が多い季節。
ですから、一年の中でもっとも月が綺麗に見えるのが「秋」という答えになります。
松島の月見を楽しむならココ!4つの月スポット
① 観瀾亭(かんらんてい)
松島で月見をするのであれば、ぜひ「観瀾亭(かんらんてい)」まで足を伸ばしてみてください。
最寄り駅であるJR仙石線「松島海岸駅」から徒歩5分ほどの場所にあります(松島遊覧船乗り場のすぐ近くです)。
例年、中秋の名月に合わせて、観瀾亭では「お月見会」が行われます。
抹茶やお菓子をいただき、月夜の松島湾を眺めながら生演奏会を楽しむという内容です。
チケット(1,000円)は当日分を観瀾亭で販売開始し、各回先着50名。
2022年の開催日はまだ未定です(2021年は9月21日に実施されました)。
【観瀾亭の基本情報】
所在地:
松島町松島町内 松島町字町内56
駐車場:
なし
アクセス:
JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約4分
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② 西行戻しの松公園(さいぎょうもどしのまつこうえん)
「西行戻しの松公園」は、松島湾に浮かぶ島々を箱庭のように一望できるビュースポット。
松島海岸駅から徒歩約20分、車で約10分の道のり。広めの駐車場も完備されています。
園内にはいくつか展望スポットがありますが、「白衣観音展望台」からの眺めがオススメ。
上の写真もそうですが、松島のパンフレットなどに用いられる写真も白衣観音展望台から撮影されたものが多いそう。
【西行戻しの松公園の基本情報】
所在地:
宮城郡松島町松島字犬田
料金:
無料
アクセス:
JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約20分、もしくはタクシーで約3分
駐車場:
あり
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