雷神山古墳入口

入口正面。緩やかな坂を真っすぐ進みます。

入口の左側には、雷神山古墳の案内板が設置されていました。
現在地から古墳への順路が書かれているので、先へ進む前に一度確認しておくといいかもしれません。

雷神山古墳のことや、ここで出土した壷形埴輪(つぼがたはにわ)や壷形土器(つぼがたどき)の説明が書かれています。

右側にはきれいに整備されたトイレがありました。

真っすぐ進んで行きましょう! 鳥のさえずりが聞こえ、草木の緑と時折吹く風が心地よいです。
古墳の内部へ(前方部)

入口の坂を進み、最初にみえるのがこの順路を示す案内石。
古墳内は広く、どちらへに行けばよいのか迷ってしまいそうなので助かります。

順路の通り、右側の前方部方向に進むことに。歩きやすいように、平らな石が並べられていました。

前方部の前端と前方部の墳丘を示す案内石。墳丘側に向かいます。

前方部の墳丘から太平洋側をみた風景。仙台空港もみえますね!

前方部を下りて後円部方向に進んでいくと、休憩所と古墳の案内板がみえてきます。

雷神山古墳は昭和31年12月28日に、国の史跡に指定されました。
後円部へ

後円部への案内石を発見。さっそく向かってみましょう!

後円部はこの石段を上がって行きます。3段築成になっているのが、よくわかりますね。

後円部の頂部に着きました! すると謎めいた石の祠(ほこら)を発見。よく見てみると……。

祠の中をよくみると、雷神様のお姿が! そう、この雷神様を祀った祠が、名前の由来となっているのです。

後円部の頂部(高さ12m)から北側をみた風景。

後円部から西側をみた風景。

こちらは南側です。

こちらは東側、仙台空港がみえる方角です。タイミングよく、飛び立った飛行機の姿がみえました。

一通り景色を楽しんだら、上ってきた後円部の石段を下りて元来た道へ戻ります。
雷神山古墳には、もう一つ古墳がある

雷神山古墳後円部から北に進むと、小塚古墳(こづかこふん)があります。
直径54m、高さ8mの円墳で、こちらも3段築成です。
一見こじんまりとしていますが、間近でみると大きく感じます。

この小塚古墳は雷神山古墳の※陪塚(ばいちょう)と推定されており、雷神山古墳とともに国の史跡に指定されています。
一度に2つの古墳を観賞できるのも、雷神山古墳の魅力ですね。
【雷神山古墳の基本情報】
所在地:
〒981-1226 名取市植松字山・愛島小豆島字片平山
営業時間:
24時間
入場料:
無料
アクセス:
<電車・バス>
仙台駅からJR東北本線「白石行」に乗車約13分「名取駅」下車、名取駅前から名取市乗合バス「なとりん号」館腰植松線に乗車し約19分、「館腰小学校前」バス停で下車し徒歩約15分
名取市乗合バス「なとりん号」の時刻表はこちら
<車>
仙台東部道路「仙台空港I.C」から県道258号線、県道126号線経由で約10分
駐車場:
無料/約30台
ここまで雷神山古墳について紹介しましたが、仙台市内にあるもう一つ古墳「遠見塚古墳」も、なかなか興味深い古墳ですよ!




