春夏秋冬のお祭り・イベントをチェックしよう!
この記事では、宮城県で開催される伝統的なお祭りや話題のイベントを中心にご紹介します。旅行計画の参考にお役立てください!
※情報は随時更新していきます。
春(4月~5月)
雪の壁ウォーク(蔵王町)
蔵王エコーライン春の風物詩、雪の壁。例年9メートルほどの高さになる雪の壁は、4月下旬から5月のGWくらいまで見ることができます。
このイベントでは冬季閉鎖中の車輌専用道路を、山岳ガイドとともに歩き雪の壁を鑑賞します。
エコーライン開通後でも雪の壁をみることができますが、歩きながらじっくり観賞できるのは「雪の壁ウォーク」のみ。
なおマイカーでの来場はできず、各旅行会社のツアーに参加する形となります。
開催期間:
2021年4月8日(木)~11日(日)の4日間
場所:
蔵王エコーライン大黒天駐車場~縞の沢
アクセス:
各旅行会社による(詳細は下記の公式HPをご確認ください)
駐車場:
なし
おおがわら桜まつり(大河原町)
仙台より南、大河原町で開催される「おおがわら桜まつり」。白石川堤に咲き誇る千本の桜並木(一目千本桜)が有名で、日本の桜百選に選ばれています。
桜は隣の柴田町まで続いており、一目千本桜を見下ろせる船岡城址公園(ふなおかじょうしこうえん)があるので、ぜひ足を延ばしてみてください。
まつり期間中は、お花見屋形船が運航されたり、夜桜のライトアップなども行われます。
詳しくは下の記事をご覧ください!
開催期間:
4月上旬
場所:
白石川公園(大河原大橋~末広橋間)
アクセス:
・JR東北本線「大河原駅」より徒歩約3分
・東北自動車道 村田I.Cより車で約20分、もしくは白石I.Cより車で約15分
駐車場:
有料(500円)、約300台
米山チューリップまつり(登米市)
道の駅米山(ふる里センターY・Y)に隣接する約1ヘクタールの畑に、60種10万株のチューリップが咲き誇る「米山チューリップまつり」。まつりは例年GWの時期に開催され、多くの見物客でにぎわいます。
花の観賞は自由散策で、入場も無料。チューリップの球根や農作物の販売も行われます。※雨天の場合は、販売を中止する場合あり。
開催期間:
4月下旬~5月上旬
場所:
道の駅米山「ふる里センターY・Y」(登米市米山町西野字新遠田67)西隣
アクセス:
東北自動車道 古川I.Cより約30分、もしくは三陸自動車道 桃生豊里I.Cより約15分
駐車場:
無料 「道の駅米山」の駐車場」を利用
みやぎ蔵王えぼし すいせん祭り(蔵王町)
宮城県最大規模を誇るスキー場「みやぎ蔵王えぼしリゾート」のゲレンデに、30種類以上50万株のすいせんが咲き誇ります。
まつり期間中はゴンドラリフトが運行。リフトで展望台まで上ると、白石市から石巻の牡鹿半島まで見渡すことができます。ペットの同伴も可能。
開催期間:
4月中旬~5月上旬
場所:
みやぎ蔵王えぼしリゾート
入場料:
500円
アクセス:
・東北自動車道 白石I.Cから遠刈田温泉方面へ約30分
・JR東北新幹線「白石蔵王駅」よりミヤコーバスで約60分「遠刈田温泉」下車、タクシーで約10分
駐車場:
無料、約3,800台
仙台・青葉まつり(仙台市)
起源は江戸時代の仙台藩までさかのぼり、杜の都・仙台を代表するお祭りの一つ。見どころは、例年5月の第3日曜日「本まつり」で行われる、約5,000人による時代絵巻巡行。
ほかにも豪華絢爛な11基の山鉾(やまぼこ)巡行、すずめ踊りの大流しなどが披露され、大いに盛り上がります。
また仙台市や宮城県のうまいものや、物産を集めた出店が集まる「杜の市」も開催。食べて、見て、聞いて、踊って、楽しめるお祭りです。
開催期間:
毎年5月第3日曜日(本まつり)とその前日(宵まつり)
場所:
仙台市役所前市民広場、勾当台公園、一番町買物公園、定禅寺通、東二番丁通ほか
アクセス:
各会場まで仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」から徒歩約3~15分
駐車場:
なし
夏(6~8月)
多賀城あやめ祭り(多賀城市)
奈良の「平城京」、福岡の「太宰府」とともに”日本三大史跡”に数えられている「多賀城(たがじょう)」の跡地。その一角にある「多賀城あやめ園」で行われるイベントです。
約21,000平方メートルの敷地に、800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが植栽されています。
見ごろは6月中旬~下旬にかけて。園内は自由散策です(入園無料)。
期間中はステージイベントや、お茶会、こども向けの体験コーナーなど、様々な催しものが行われます。※雨天中止の場合あり。
6月中旬~下旬
場所:
多賀城跡あやめ園
アクセス:
・JR東北本線「国府多賀城駅」より徒歩約5分・三陸自動車道多賀城I.Cより約5分駐車場:
約180台(大型可) ※一部駐車場協力金あり
塩竈みなとまつり(塩釜市)
前夜祭と本祭2日に渡って行われる「塩竈みなとまつり」。前夜祭では花火大会が盛大に行われます。
本祭の見どころは、志波彦神社(しわひこじんじゃ)と鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の神輿を安置した2隻の御座船(ござせん)が、100隻ほどの供奉船(ぐぶせん)をともなって松島湾を巡奉するところ。
また重さ1トンもある神輿が、鹽竈神社の坂202段の石段を下りて港へ向かう場面。海上渡御を終えた神輿が、再び石段を上り境内へ戻られる姿も必見です!
開催期間:
7月中旬の2日間
場所:
【前夜祭・花火】マリンゲート塩釜周辺
【本祭】塩竈市内各所
アクセス:
JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩約10分
三陸自動車道 仙台港北I.Cから国道45号経由で6.5km※交通規制有り
駐車場:
なし
伊豆沼・内沼はすまつり(登米市・栗原市)
県北部の登米市と栗原市の境にある、伊豆沼と内沼。夏になると、湖面を覆うようにピンク色のハスが咲き、まるで極楽浄土のような幻想的な光景がみられます。
例年7月中旬~8月31日まで「はすまつり」を開催。期間中は小型の遊覧船が航行し、船上からも観賞できます。
遊覧船の所要時間25分ほど(コースは沼の状況により異なる場合あり)。
ハスの花は早朝に咲き午後には閉じる習性があるため、午前中に出かけるのがオススメです。
開催期間:
7月中旬~8月31日
場所(遊覧船):
・若柳会場(伊豆沼)…宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館)付近
・築館会場(内沼)…栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)付近
アクセス:
・東北自動車道 築館I.Cから約10分
・JR東北新幹線「くりこま高原駅」から車(タクシー)で約10分
駐車場:
両会場とも無料駐車場あり。大型可。
仙台七夕まつり(仙台市)
およそ400年前の江戸時代、仙台藩藩祖・伊達政宗公の時代からはじまった伝統的行事「仙台七夕まつり」。
毎年8月6日~8日に行われますが、前日の5日から仙台七夕花火祭が開催されます。
仙台駅前から中心部にかけて豪華絢爛な七夕飾りが街を彩りますが、商店街の方では昔ながらの素朴な笹飾りがみられるので、ぜひ足を延ばしてみてください。
勾当台公園市民広場は「おまつり広場」となり、地場産品を集めた出店や、ステージイベントなどを開催しています。
また政宗公の霊屋「瑞鳳殿(ずいほうでん)」では、まつり期間中のみ観覧時間を延長してライトアップを実施。
市街地と違い、和紙でつくられた伝統的な七夕飾りにも注目です。
開催期間:
2021年8月6日~8日
場所:
仙台市中心部および周辺の地域商店街
アクセス:
最寄り駅はJR仙台駅。
※まつり期間中は道路が混雑するため、公共交通機関(地下鉄・バス・タクシー)をご利用ください。
駐車場:
下記の公式HPを参考に、周辺の有料駐車場をお探しください。
秋(9~11月)
松島紅葉ライトアップ(松島町)
日本三景の一つ、松島で行われる紅葉のライトアップイベント。
例年10月下旬~11月中旬頃に行われ、政宗公の孫・光宗の菩提寺である「円通院(えんつういん)」や、歴代藩主が納涼観月に利用し”月見御殿”と呼ばれる「観瀾亭(かんらんてい)」など、町内の紅葉名所がライトアップされます。
開催期間:
例年10月下旬~11月中旬
場所:
円通院、瑞巌寺参道、観瀾亭がライトアップされる
アクセス:
JR仙石線「松島海岸駅」から各所まで徒歩6分
駐車場:
なし
定禅寺ストリートジャズフェスティバル in仙台(仙台市)
2日間にわたって開催される、音楽イベント。定禅寺通、仙台駅前、公園など、市内のあらゆる場所がステージとなり、プロ・アマ問わず多彩なアーティストが演奏します。
ジャズやロック、民族音楽など、演奏する音楽のジャンルもさまざま。2019年度は779グループ・総勢5,231人のアーティストが参加し、国内でも類をみないほどの規模に。
定禅寺ストリートジャズフェスティバルは、日本最大級の音楽祭といっても過言ではありません! また雨天でも開催されます。
開催期間:
9月上旬の土日
場所:
仙台市中心部(仙台市青葉区一番町・国分町・本町・中央ほか)
アクセス:
仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車徒歩すぐ
駐車場:
なし
みちのくYOSAKOIまつり(仙台市)
仙台秋の風物詩となっている、みちのくYOSAKOIまつり。市内中心部をはじめとする複数の会場で、パワフルな踊りが披露されます。
「手には鳴子を持ち、民謡の一節を盛り込んだ曲に合わせて踊ること」というのが、踊りのルール。
衣装や振付けは自由で、音楽もジャンルの制限はありません。
他のまつりではみられない、独創的で躍動感あふれる踊りに、圧倒されること間違いなし!
開催期間:
10月中旬の土日
場所:
仙台市内7会場(勾当台公園市民広場、勾当台公園、地下鉄旭ヶ丘駅前、泉区民広場、JR長町駅西口広場、御譜代町西公園・定禅寺通)
アクセス:
各会場へは仙台市営地下鉄をご利用ください。
駐車場:
なし
冬(12月~3月)
SENDAI光のページェント(仙台市)
東北冬の風物詩といえば、SENDAI光のページェント! 定禅寺通160本ケヤキ並木に、60万球の電飾が施されます。
決まった時間に一斉消灯し、再点灯するスターライト・ウインクも見どころ!
勾当台公園には飲食の出店が並ぶほか、スケートリンクが設置されます。大道芸によるパフォーマンスや、日によってはピアノのコンサートなども実施。※2020年は中止。
また期間中は、市内を走る循環バス「るーぷる仙台」の特別号が運行。バスの車窓からもページェントの観賞を楽しめます。
開催期間:
2020年12月18日(金)~ 31日(木)、2021年 1月 2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)
場所:
定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)
アクセス:
仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車徒歩すぐ
駐車場:
なし
蔵王の樹氷(蔵王町)
12月中旬~3月中旬頃までみられる、蔵王の樹氷。ベストシーズンは1月下旬~2月頃で、怪物のようにみえる”スノーモンスター”へと成長した樹氷を鑑賞できます。
みやぎ蔵王の樹氷へ行く場合は、雪上車で移動するガイドツアーに参加。山形側とは違い、人工物のない大自然の樹氷をみることができます。
樹氷ツアーに関してはぜひ下記記事をご覧ください。
ツアー開催期間:
2020年12月26日〜2021年3月14日※期間中は無休
場所:
すみかわスノーパーク
アクセス:
・東北自動車道 白石I.Cから県道25号線経由で遠刈田温泉へ、約25分
・東北自動車道 村田I.Cから約20分
・仙台駅もしくは長町駅から、有料の送迎バスあり(予約制)
・遠刈田温泉から無料の送迎バスあり(予約制)
駐車場:
無料
松焚祭・どんと祭(宮城県全域)
正月飾りを焼き、一年の無病息災と家内安全を祈願するお祭り。宮城県各地で盛んに行われており、有名なのは「大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)」。松焚祭は300年の歴史を誇り、裸行列が市街を練り歩く「裸参り」が有名です。
ほかにも仙台市内であれば「仙台東照宮」「賀茂神社」「愛宕神社」「陸奥国分寺薬師堂」など、多くの神社で行われています。
開催期間:
1月上旬~中旬(各神社による)
1年で1度しかみられない景色がある!
今回ご紹介したおまつり、イベントはほんの一部に過ぎません。桜まつり、夏まつり、紅葉、イルミネーションなど、各地域で様々な催し物が行われています。
お祭り・イベントシーズンを狙って、ぜひ宮城県へ遊びにきてください!