③ 温麺をつかった郷土料理「おくずかけ」

仙南エリア全域の郷土料理である「おくずかけ」。野菜や豆腐などをだし汁で煮込み、先ほど紹介した白石温麺を加えたものです。

主にお彼岸やお盆に食するのが習わし。

仙台・松島エリア

東北の大都市・仙台と、日本三景の一つ「松島」を中心とするエリアです。伊達政宗をはじめ、仙台藩藩主の居城だった「仙台城跡(青葉城)」や伊達家の菩提寺や政宗公が造営した神社・仏閣など、仙台から松島にかけて、伊達家にゆかりのある史跡が多くみられます。

① 外せないグルメNO.1「牛タン」(仙台全域)

仙台 牛タン

撮影:編集部

高タンパク質でありながら脂肪が少なく、老若男女問わず人気の「仙台牛タン」。その歴史がはじまったのは太平洋戦争終了後の昭和23年(1948年)、仙台で料理店を営んでいた「太助(現在は「味太助」)」の初代店主・佐野啓四郎氏(故)が考案しました。

 

戦後間もない仙台では、手軽に開業できる焼き鳥屋が人気でしたが、和食の職人だった佐野氏は「誰にも真似できない料理を造りたい」という想いから、牛タン料理を考案します。

 

当時の和食に「牛タン」は馴染みのない食材。人々に受け入れられるよう試行錯誤の日々が続き、現在の「仙台牛タン」が誕生したのです。

【仙台名物】利久の牛たん 真空パック<塩味>

内容量:
1パック(95g)

利久 牛たん真空パック・塩味 285g(3枚入×3小袋)

内容量:285g(95g×3袋)
賞味期限:商品本体記載の期限まで召し上がれます。
保存方法:要冷凍(-18℃以下で保存してください)
製造者:株式会社 利久

利久牛たんシチュー(4食)

内容:利久牛たんシチュー300g×4

② ご当地スイーツNO.1「ずんだ」(仙台全域)

仙台ずんだ

写真提供:宮城県観光課

「ずんだ」とは、枝豆をすりつぶしたペースト状のもの。甘い味の「ずんだ餅」は仙台の代表的なスイーツです。

 

仙台藩初代藩主・伊達政宗が、出陣の際に枝豆を陣太刀(じんたち)で砕いて食した。というエピソードがあり、「じんたち」から「ずんだ」へ訛ったという説もあります(※諸説あり)。

お茶の井ヶ田 喜久水庵 喜久福 4種詰合せ 16ヶ入

内容:抹茶生クリーム・生クリーム・ずんだ生クリーム・ほうじ茶生クリーム 各4個
賞味期限:製造日から冷凍30日

ずんだ餅 仙台名産 5個入(300g) ×4パック 20個入

内容:ずんだもち1パック(5個入 300g)×4
賞味期限:冷凍180日

③ 主役級の人気ぶり!「三角油揚げ」(仙台青葉区)

三角定義のあぶらあげ

撮影:編集部

仙台市街から車で1時間ほど、郊外の山中に鎮座している「定義如来 西方寺」でいただけるご当地グルメ。お寺への精進料理用の豆腐を製造している、明治23年創業「定義とうふ店」が提供しています。

 

大豆100%で作る三角油揚げは、手のひらよりも大きいビックサイズ。表面はカリッ、中身はふっくら、ボリューム感あり食べ応えもあります。

④ 白身魚がメイン「仙台づけ丼」(仙台市全域)

仙台 づけ丼

写真提供:宮城県観光課

「づけ丼」と聞くと、タレに漬け込んだマグロが載った丼ぶりを想像する方が多いと思いますが、「仙台づけ丼」は地元で獲れたヒラメ、タイ、スズキ、カレイなどの白身魚を使っています。

 

すし飯も宮城県産のお米を使用、その上に乗せるネタや味付けのタレも店舗によってさまざま。なかにはタレに隠し味として、仙台味噌を使っているところも。

⑤ 東北おふくろの味「しそ巻き(仙台全域)」

仙台しそ巻き

写真提供:宮城県観光課

「しそ巻き」は砂糖とクルミ、小麦粉を入れた仙台みそを青しそ(大葉)で巻き、油で揚げた総菜です。パリパリとした食感で、お酒のつまみにもピッタリ!

 

仙台はもちろん東北地方全域で親しまれています。伊達政宗公がつくらせた、県北部の山間にある鳴子温泉で湯治客のためにつくられた、など発祥は諸説あり。

⑥ 杜の都ならではの餃子「仙台あおば餃子」

「仙台あおば餃子」は、仙台市が市内で生産された農産物を使った新商品の開発を行い、平成22年の青葉まつりでデビューしました。仙台特産の雪菜を餃子の皮に練り込んでいるので、鮮やかな緑色をした生地が特徴です。低脂肪、低カロリーでヘルシーなので、ダイエット中でも罪悪感なくいただけます。

⑦ 仙台発祥だった「冷やし中華」

冷やし中華

写真提供:宮城県観光課

仙台市青葉区錦町にある中国料理店「龍亭(りゅうてい)」創業者である四倉義雄氏が、昭和12年(1937)に涼拌麺(りゃんばんめん)を開発したのが始まり。

 

当時の中華料理店は、夏に売上げが落ちる問題を抱えていました。そこで四倉氏は、夏でも食べられる冷たい麺料理の開発に着手。野菜を使い夏バテ予防や栄養のバランスを考慮、仕上げに食欲増進策として酸味を加えました。こうして誕生したは「冷やし中華」、今や日本の夏を象徴する料理です。

⑧ 爆売するおはぎ「主婦の店 さいちのおはぎ」(仙台市太白区 秋保温泉)

さいちのおはぎ あんこときなこ

撮影:編集部

「主婦の店 さいち」は仙台市街から車で約30分、仙台の奥座敷ともいわれる秋保温泉街にあるスーパーです。

名物のおはぎは1日に5,000個、最大で25,000個売れた!なんて話もある、地元民にとってもスター的な存在。

 

ふっくらとしたやわらかい食感を味わってほしいことから、賞味期限は当日。

あんこの量が多く、はじめの一口はあんこで終わる…というくらい。ボリュームたっぷりの一品です。

⑨ 秋~冬だけ味わえる「三陸塩竈ひがしもの」(塩竈市)

塩釜市 ひがしもの

写真提供:宮城県観光課
秋~冬場(9~12月)にかけて三陸沖東沖で漁獲され、塩竈魚市場に水揚げされるメバチマグロのうち、目利き人によって選ばれたマグロが「三陸塩竈ひがしもの」です。
鮮度、色つや、脂のり、旨みなどの厳しい条件をクリアしたメバチマグロのみ、ブランド名が与えられます。
メバチマグロが水揚げされる塩竈(しおがま)市は、日本有数の寿司の激戦区。
秋から冬は”ひがしもの”の寿司を食べに、県外からも多くの観光客が足を運びます。

⑩ 日本三景産の「牡蠣」(松島町)

かき鍋

写真提供:宮城県観光課

松島湾でカキの養殖が始まったのは、今からおよそ300年前。宮城県のカキ生産量は、広島県に次いで2位を誇ります。

カキは一年中食べられますが一般的なマガキは冬、イワガキは夏が旬です。

 

冬の松島へ来たら、松島湾をクルージングとかき鍋を楽しめる「かき鍋クルーズ」がオススメ。

土鍋には野菜とカキがたっぷりと盛り付けられ、味付けは仙台みそ仕立て。ご飯は宮城県産ササニシキと食材にもこだわっています。

三陸エリア

太平洋を望む海岸線沿いのエリアです。世界三大漁場の一つ金華山沖(きんかさん)を背景に水産業の盛んな「石巻市」。鯨の捕鯨文化の残る「牡鹿半島」、鮫(サメ)の水揚げが日本一「気仙沼市」など、海鮮好きにはたまらないエリアです。

 

① ソースはお好みで「石巻焼きそば」(石巻市)

石巻やきそば

撮影:編集部

石巻市のソウルフード「石巻やきそば」。

調理前に生地を蒸して水で洗い、さらにまた蒸すという”二度蒸し”製法でつくられています。

 

そのため麺はふっくらモチモチ!

 

石巻やきそばのソースは”あとがけ”するのが習わし。食す方が自分好みの量をかけます。

中濃ソースより酸味の効いたソースで、サラリとした味わいです。

石巻焼きそば製造元食堂が送る【石巻だし焼きそば 1袋(2食入)】かのまたや

内容:
150g×2(1袋あたりの面重量)×1袋

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