旨い!宮城の郷土料理|地元民に愛される3品と人気店

郷土料理はその地域の産物を活用し、古より伝承された味の趣があります!宮城県には様々な地元料理があり、味わうために他県から足を運ぶ方も少なくはないでしょう。今回、数多くある郷土料理の中から、旨い!と評判のオススメ3品をご紹介します。

アイキャッチ画像出典:しろいし画像ライブラリー

宮城の郷土料理とは

蔵王山

東側は海、西側には山と、自然に恵まれた地宮城県には、その地域の産物を活用し、古より伝承された味の郷土料理が数多くあります。宮城に足を運んだ際の定番料理もありますが、地元の方が愛する料理を人気店舗と共にご紹介します。

1品目・さっぱり上品な『温麺』

温麺

体に優しく、温かな心から生まれた郷土料理『温麺』。その昔、親孝行の青年が胃病を患った父親のために消化の良い食べ物を探し、ある日、旅の僧から油を使わない麺があることを聞き、作り方を学び父親に食べさせたところ食欲も増し回復していったとか……。そんな人を思いやる温かい心から出来た麺ということから『温麺』と名付けられました。
温麺はそうめんの一種で、材料は小麦粉と塩と水、長さが約9センチと短く油を使わずに作られます。食感は強いコシがありながら口当たりはなめらかで、ツルッ・モチッとした豊かな食感とさっぱりとした上品な味わいが特徴です。

どこの郷土料理?

『白石温麺』とも称され、宮城県白石市で生産される同地の特産品です。白石盆地は冬に蔵王おろしの乾燥した風が吹き、それが麺の製造の便にもなり蔵王を水源とする小川が白石の街なかを縦横に流れているのも麺作りに好適でした。

江戸時代に、白石三白と呼ばれた白石の名産は和紙・葛粉と温麺であり、このうち白石葛は廃れ白石和紙の製造は一か所に限られるが、温麺は今でも盛んに作られ地元民に愛される郷土料理となっています。

温麺が味わえる人気店

温麺の名産地白石には、特産地ならではの美味しい温麺の専門店が沢山あります。温麺の老舗ではJR東日本のCMで、吉永小百合さんもCM内で食した『葛かけうーめん』も話題となりました。

白石温麺を食すことができる人気店をご紹介します。

◆やまぶき亭うーめん三味

やまぶき亭は、白石温麺協同組合の直営店。

店内は明治後期の商屋を改装した趣のある雰囲気で、独自のメニューが沢山あり、温麺・こけし・和紙・漬物など白石の特産物も販売され、多くの観光客も訪れるお店です。

温麺専門店なので、天ぷらうーめん・みそうーめん・月見うーめん等、温かいものから冷たいものまで様々なうーめんが料理が揃います。

特に人気なのが醤油・くるみ・黒ごまの3種類のタレで食べ比べを楽しめる『うーめん三昧』! しょっぱいタレから甘いタレまで最後まで飽きることなく、うーめんを楽しむことができます。

住所:宮城県白石市城北町6-13

電話番号:0224-25-2322

営業時間:11:00~14:00

ラストオーダー:営業時間内

価格帯:1,000円~2,000円

奥州白石温麺共同組合 やまぶき亭:公式ページ

◆うーめん番所山菜うーめん

うーめん番所は、マツダ麺業本舗の直営店。

JR東日本のCMで使われた温麺の老舗であり、吉永小百合さんもCM内で食した『葛かけうーめん』を提供してくださるお店です。

メニューは、冷たい温麺から温かい温麺・板そば温麺・具材が豊富な冷やし五目などたくさんあります。食べ放題バイキングもあるのでたくさん食べたい人にはピッタリ!

住所:宮城県白石市西益岡町 2-3

電話番号:0224-26-2621

営業時間:11:00~17:00

ラストオーダー:16:30

価格帯:700円~1,400円

奥州街道 うーめん番所:公式ページ

◆味のいち藤

いち藤さんは、開店当初は手打ち蕎麦を提供していたこともあって、自家製つゆや天ぷらの旨さで知られ、昼は鰹と昆布のあっさりとしたツユと茹でたての『手綯いうーめん』や定食、夜は地酒 “蔵王” や焼酎を飲みながら旬の料理がいただけるお店です。
『手綯いうーめん』は、茹でた後でものびにくく、その食感は “手ない” ならではの人気の一品です!

住所:宮城県白石市字本鍛冶小路14-3

電話番号:0224-25-1626

営業時間:11:30~14:00/17:00~22:00(日祝祭日は21:00迄)

ラストオーダー:営業時間内

価格帯:1,000円~2,000円

2品目・鮭とイクラの『はらこ飯』

はらこ飯

宮城県の秋の味覚『はらこ飯』は炊き込みご飯の一種。醤油や味醂など一緒に、鮭を煮込んだ煮汁で炊き込んだご飯の上に、脂ののった鮭の切り身と大粒のはらこ(イクラ)を贅沢に乗せた郷土料理であり、宮城県を代表するまでになり、鮭が遡上する秋から楽しめる逸品料理です!

どこの郷土料理?

『はらこ飯』は宮城県亘理町荒浜地区が発祥の地であり、古くから地元で愛され受け継がれているソウルフードです。

宮城県沿岸南部の亘理町へは、仙台市から国道4号を南下して40分ほどの位置にあります。

太平洋と阿武隈高地に囲まれた自然豊かなエリアで、宮城県の郷土料理『はらこ飯』の町としても知られています。

はらこ飯が味わえる人気店

荒浜地区では、秋に遡上した鮭を新米と一緒に調理する習慣があり、その歴史はとても古く、江戸時代に荒浜の漁師が仙台藩に『はらこ飯』を献上したと伝えられています。

亘理町民が誇る『はらこめし』の豊かな風味が味わえる、人気店をご紹介します。

◆旬魚・鮨の店 あら浜 仙台本町店あら浜のはらこ飯

あら浜さんは、はらこめしの本場亘理に本店を構えるお店。仙台店でも亘理の味を楽しむことができます。

仙台店は、仙台市営地下鉄南北線・広瀬通駅より徒歩5分の場所にあり、はらこ飯以外にも、春はほっきめし・夏はあなごめしなど一年を通して亘理の四季折々の美味しい和食や郷土料理がランチやディナーで楽しめます。

住所:宮城県仙台市青葉区本町1-10-15 斉藤ビル1F

電話番号:022-263-0840

営業時間:11:30〜14:00/17:30〜22:00

ラストオーダー:21:30

価格帯:1,000円~2,500円

◆鳥の海 浜寿しはらこ飯

出典:PIXTA(※画像はイメージです。)

浜寿しさんは創業44年の老舗で、海鮮の美味しい亘理町ならではの新鮮な海の幸の寿司を始め、本場はらこ飯を味わえるお店です。

はらこ飯以外にも、北寄貝の煮汁でご飯を炊きふっくらと肉厚な北寄貝の切り身を散りばめた、ほっき飯も味わえます。

住所:宮城県亘理郡亘理町逢隈田沢字早川18-2

電話番号:0223-35-2613

営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00

ラストオーダー:14:30/20:30

価格帯:1,000円~3,000円

◆鳥の海 ふれあい市場

はらこ飯
出典:PIXTA(※画像はイメージです。)

毎朝水揚げされる新鮮な魚介や採れたての野菜、地元亘理のお土産などが充実しています。

秋には『はらこ飯』、春には『ほっき飯』、荒浜産の『焼きガレイ』もオススメです!

“鳥の海ふれあい市場” は、もともと海岸近くの温泉ホテル『わたり温泉鳥の海』の1階にあった売店の名前から引き継いだもので、津波の被災後に「売店だけは復活させたい」という関係者の努力で、プレハブ建物の仮設市場として復活しました。

住所:宮城県亘理郡亘理町荒浜字築港通り6-22

電話番号:0223-35-2228

営業時間:(4月~10月)9:00~18:00/(11月~3月)9:00~17:00

3品目・お野菜が沢山『つゆはっと』

つゆはっと

『はっと』とは、小麦粉に水を加えて良く練り熟成させて薄くのばした生地を茹で上げる小麦粉料理の一種。主に東北地方に伝わる郷土料理です
地方によっては、『すいとん・ひっつみ・つめり・とってなげ・おだんず』などの料理名で呼ばれており、同じ地方であっても地域や家庭ごとに調理法と料理名が異なります。

どこの郷土料理?

『はっと』は、宮城県北部には大崎・栗原・登米で構成された仙北エリア、登米地方の郷土料理として知られています。

登米は、今も昔も県内有数の米どころですが、お米を満足に食べられなかった昔は、この地方でも畑に小麦などの雑穀を栽培し飢えをしのいでいました。

はっと文化はここから生まれ、はじめは米の代用食として食べられていましたが、より美味しく食べたい! そんな人々の願いのもとに今の美味しい料理へと工夫されていきました。

つゆはっとが味わえる人気店

はっと汁の出汁や具材は、登米地方の中でも地域や家庭により様々です。季節の野菜やきのこ類・鰹節・煮干し・鶏・豚など代々母から子へ受け継がれた家庭の味が伝承され、お野菜たっぷり栄養満点の寒い時期の定番料理です。

登米地域で郷土の味『つゆはっと』が味わえる人気店をご紹介します!

◆はっと亭 和

はっと汁

出典:PIXTA(※画像はイメージです。)

東北本線石越駅から徒歩で数分程のところにある『はっと亭 和』は、郷土料理が美味しいお店です。お客様のニーズに合わせた料理の出し方を工夫されています。

オススメは五目はっと。油揚げやにんじん・ゴボウなど具材がたくさん使われて濃すぎないあっさりとした味付けが美味しいです。

住所:宮城県登米市石越町南郷西門沖4

電話番号:0228-34-3222

営業時間:11:00~20:00

価格帯:500円~1,000円

◆はっと屋ほっと亭ずんだはっと

出典:PIXTA(※画像はイメージです。)

はっと屋ほっと亭は、家庭的な『はっと料理』の他にやたい焼き・大判焼きなど地元に親しまれる味を提供してくださるお店です。ずんだ豆をすりつぶしたずんだもち風の『ずんだはっと』もオススメで、パック入りで持ち帰ることもできます。

住所:宮城県登米市中田町石森字町120

電話番号:0220-34-3939

営業時間:11:00~21:00

価格帯:500円~1,000円

◆大衆食堂つか勇はっと汁

出典:PIXTA(※画像はイメージです。)

つか勇さんは、創業がなんと大正11年という老舗大衆食堂で古くから登米の名物料理である『はっと汁』と “油麩丼” を提供し続けている名店です。

店内は、いかにも昭和の大衆食堂らしい雰囲気が残されており、ラーメン・うどん・そば・丼物といったものが中心で、全ての丼物メニューに『ミニはっと汁』との組み合わせが可能です。

ミニはっと汁のつゆは、ほんのり醤油の香るアッサリ澄まし汁風ながら、しっかりとダシも効いていて美味しいです。

住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路103

電話番号:0220-52-2073

営業時間:11:00~17:00

価格帯:700円~2,000円

地元民に愛される、宮城の郷土料理を食べに行こう!

白石温麺

宮城の郷土料理には、その地に根ざした伝統の味が息づいています! 仙南エリア・白石の名産『温麺』、亘理の海で採れた新鮮な海の幸『はらこ飯』そして米どころ登米の名物料理『つゆはっと』が代表的な郷土料理です。他にも、美味しい郷土料理が沢山ある「旨い!」と評判の “宮城の郷土料理” を食べに行こう!

白石温麺
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