大人もワクワク!工場見学へレッツゴー!
今回は“松かま”の愛称でおなじみ、「松島蒲鉾本舗」さんの工場見学を体験してきました。
工場があるのは仙台から車で30分、古代東北を象徴する「多賀城跡」がある多賀城市です。
工場は予約不要、見学無料。直売店が併設されており、ここでしか手に入らないものや、お得なアウトレット製品、出来立てホヤホヤのかまぼこを購入できたりします。
松島蒲鉾本舗ってどんなお店?
工場見学の前に、松島蒲鉾本舗さんについてご紹介。
「日本三景の1つ松島の絶景をみに訪れる人々を、海の恵みから生まれたつくりたての美味しい蒲鉾でおもてなしできたら……。」
創業者の一念から、松島の地での蒲鉾づくりと直売をはじめた「松島蒲鉾本舗」さん。
前身をふくめると80年余の歴史をもつ、老舗の蒲鉾専門店です。
創業以来、松島一筋、かまぼこ一筋
松島蒲鉾本舗として設立されたのは、昭和45年(1970)。昭和53年(1978)に松島本店を新築しています。
昭和57年(1982)に松島門前店がオープンし、昭和58年(1983)には松島五大堂店が営業を開始。
店舗内に小さな製造ラインをつくり、その場で焼きたての笹かまぼこを食べられました。
当時、お店で焼き立てを食べられるのは珍しく、観光客をはじめ人気だったそうです。
多賀城工場は、2016年からスタート
ところが平成23年(2011)3月11日に、東日本大震災が発生。
震災と津波の影響で塩釜工場、松島総本店、門前店、五大堂店、本社事務所が被災し、休業せざるを得ない状況に追い込まれました。
しかし震災から3か月後、同年6月より塩釜工場の製造を再開。五大堂店も一部営業を再開します。
その後、各店も順次営業を再開し、現在に至ります。
今回見学してきた多賀城工場は、平成28年(2016)6月に稼働を開始しました。
また平成28年(2016)8月には、工場内に直営売店がオープン。
それではさっそく、工場内の様子をレポートいたします!