多賀城工場直営店でしか手に入らない商品
続いていは、店内をご紹介します。
こちらは、多賀城工場直営売店でのみ販売している冷凍のお総菜です。
ご近所では、お弁当や夕食のおかずに人気なんだとか。今後は「おうちごはん」の開発にも力を入れていく予定だそうです。
マグロかつは、店内にある「アツアツ 松かまKitchen」で揚げたてを販売しています。
マグロほぐし身を味付けし、笹かまぼこの生地と玉ねぎのみじん切りを混ぜ合わせてつくっているそうです。
衣がサックサクで、ジューシーな味わい! 食べ応えがあります。やはり揚げたては美味しいですね。
お得なアウトレット商品がある!
工場で出来上がった商品は人の手で最終チェックされます。
この中で規格外の商品があった場合は、出荷されずに工場内直営売店のみ特別価格で販売されるそうです。
多賀城工場のみで販売される、お得で特別なアウトレット商品。かなり魅力的ですね!
教えていただいた工場長の狩野さん、お忙しいところありがとうございました。
多賀城工場の主力商品をご紹介
多賀城工場では、さまざまなかまぼこ商品を製造しています。なかでも主力商品をご紹介しましょう。
スイーツかまぼこ どらぼこ
どらやきなの? かまぼこなの?
名前の由来は「どらやき」と「かまぼこ」で「どらぼこ」だそうです。
スイーツかまぼこ「どらぼこ」は、魚のすり身と卵たっぷりの生地にホイップチーズクリームを挟んだ新食感のかまぼこです。
付属のメープルシロップをかけてパンケーキのようなふわっとした食感と、上品な甘さが魅力。
「本当にかまぼこなの?」と思うような食感です。
2012年に「どらぼこ」は、水産庁より第1回※ファストフィッシュ商品に選定されています。
宮城県水産加工品評会で農林水産大臣賞を受賞しています。
どらぼこチョコレート
こちらは、冬季限定「どらぼこチョコレート」。
お魚のすり身でつくったふわっふわの生地に、甘さ控えめの「チョコレートクリーム」が詰まっています。
賞味期限は製造日より7日間(要冷蔵)。
むう
今年で発売25周年を迎える「むう」。
ふわふわのお豆腐かまぼこで、大豆まるごとの旨みとふわっとした優しい食感が口の中で広がる、松かまの人気商品です。
松かまさんを訪れたら、必ず食べていただきたい逸品。
他のかまぼこよりも、低温で生地を長い時間寝かせることで、独特で「ふわぁ~っ」としたやわらかい食感を生み出しています。
油で揚げていますが脂っぽさはなく、ぱくぱく食べられます。
また全国蒲鉾品評会では、水産庁長官賞を受賞しています。
「竹かま」
ちくわのような形をした「竹かま」は、鱈とハモのすり身をブレンドし青竹に巻き付けた、本格派のかまぼこ。
食べる前に少し焼くと、ふんわりとした食感と青竹の香りを楽しめます。
全国蒲鉾品評会で水産庁長官賞を受賞しています。
笹かまぼこ・竹かま・むう詰め合わせ
笹かまぼこは、肉厚なかまぼこで食べごたえバツグン。なめらかでプルッとした食感が特長です。
そのまま食べても美味しいのですが、フライパンかオーブントースターで軽く焼いてからいただくのをオススメします。
お好みでわさび醤油などをつけても美味しい。この3つの主力商品の詰め合わせも人気商品だそうです。
松島笹かまぼこは、全国蒲鉾品評会で水産庁長官賞を受賞しています。
多賀城工場で”食”の感動を味わおう!
今回はじめて訪問した松島蒲鉾本舗の多賀城工場。
複雑な工程で笹かまぼこがつくられていることに、驚きと感動を覚えました。
最終工程は機械ではなく、一つひとつ人の手で厳しくチェックするというところに職人気質も感じます。
「感動の心は自然に伝わる、そして人を感動させる。」
松島蒲鉾本舗さんの社訓、3つある行動指針の1つです。
「おいしい」は、頭で考えながら出る言葉ではありません。心の底からそう思ったとき、自然に「おいしい」と口に出してしまうものです。
その感動を与えてくれる松かまさんのかまぼこを、これからも美味しくいただこうと思います。
今回取材させていただいたのは「松島蒲鉾本舗 多賀城工場直営売店」
所在地:
〒985-0874 宮城県多賀城市八幡字一本柳3-5
さんみらい多賀城・復興団地内
営業時間:
9:30~17:00
定休日:
1月1日
工場見学予約:
不要
工場見学料:
無料
工場見学所要時間:
約15分
駐車場:
無料/あり