かまばこ工場を見学できる「馬上かまぼこ店 笹かまの郷」
県内にある8店舗のうち、本社と工場が併設する「馬上かまぼこ 笹かまの郷(亘理町)」へお邪魔させていただきました!
さっそく店内に入ると、左手から宮城県出身の民謡歌手であり、馬上かまぼこ店のCMでも出演されている庄司恵子さんがお出迎え!
馬上かまぼこ店の歴史や、笹かまぼこの製造工程などを紹介する映像も流れています。
店内1階から、かまぼこ工場を見学できる
店内1階には工場を見学できるスペースがあり、大きなガラス越しから笹かまぼこの製造工程が間近で見学できます。
学校の遠足などで予約すると、店長自ら工場見学の案内をしてくださるそうです。
目移りするほど、種類が豊富なかまぼこたち
正面のショーケースに並べられているのは、笹かまぼこの商品群。
上段にはメイン商品である伝統の笹かまぼこの他に、吉次入りの笹かまぼこやずんだ笹かまぼこがありました。下段は笹かまぼこのセット商品です。
ほかにも真空パックの笹かまぼこや、牛たん笹かまぼこ、単品商品としてはチーズ、えび、しその3種類の味が楽しめる真空パックの笹かまぼこ(笹ごのみ)なども販売されています。
笹かまぼこ1つとっても、何種類もの味があるのは驚きです!
また店内には、かまぼこ以外の宮城の名菓や物産が販売されています。
仙台の老舗どら焼き店「こだま」の生どらや、牛たんなど!
かまぼこ製品だけでなく、宮城のお土産品が揃うのは助かりますね。
また地元の亘理高校とやまうち農園がコラボした、「完熟いちじくのグミ」という珍しい商品も置かれています。
直営店舗の1階はここまで。次に2階をみてみましょう。
「笹かまの郷」の2階へ
店舗の2階は、広々としたギャラリー。
笹かまぼこの工程などの説明パネルが展示されており、馬上かまぼこ店の歴史や笹かまぼこの雑学を学べます。
子どもの自由研究の参考になりそうですね。
明治末期頃から、魚のすり身をつくるために使われた石臼が展示されています。
となりにあるのが、笹かまぼこの形をつくる木の型枠。昔の職人さんは型枠を使い、1枚ずつ手づくりしていたそうです。
2階からも見学できる、笹かまぼこの生産ライン。職人さんたちの作業風景がみられ、製造工程の一部をみることができます。
所在地:
〒989-2371 宮城県亘理郡亘理町逢隈鹿島字西鹿島62番地
電話番号:
0223-34-1258
営業時間:
8:30~18:30
定休日:
1月1日のみ
アクセス:
<車>
常磐自動車道 亘理I.Cより約10分
<電車>
JR常磐線「亘理駅」より、タクシーで約5分
駐車場:
無料/大型車6台、普通車100台
笹かまぼこの製造現場を見学させていただきました
仙台より車を南に走らせること約50分、仙南と呼ばれるエリアを中心に百年以上かまぼこを作り続けている「馬上かまぼこ店」さん。
実は今回「馬上かまぼこ店 笹かまぼこの郷」で、製造工場の内部を取材させていただきました!
普段何気なく口にする、笹かまぼこ。
一体どのような工程を経て、みなさんの食卓に並ぶのか……気になった方はぜひご覧ください。