四季折々の姿が美しい『蔵王連峰』とおすすめ観光スポット

みちのくの名峰・蔵王連峰は、宮城県と山形県を南北に連なる広大な山岳公園。雄大な自然は四季折々に豊かな表情があり、訪れる観光客に美しい姿を見せてくれます。蔵王の四季が織りなす美しさと、見どころの観光スポットをご紹介します!

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蔵王連峰とは

蔵王連峰

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蔵王連峰は、宮城県と山形県の南北にまたがる連峰の総称。火山ということもあり温泉は豊富。宮城側には遠刈田温泉・青根温泉・峩々温泉、山形側に蔵王温泉があります。

頂上の火口湖は『御釜』と呼ばれ、エメラルドグリーンの水を讃えた様は神秘的。ドライブをしながら三階滝・不動滝などの瀑布を眺めたり、駒草平などの高原で高山植物を見つけたり、観光スポットを巡りながら頂上へ向かうと楽しいです!

また、冬には大自然が作る造形美『樹氷(スノーモンスター)』を見ることができます。

いくつの山で構成されている?

蔵王連峰

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蔵王連峰は、主峰3山の他に、連峰を構成する主な14山があり、計17山で構成されています。

北東から南西方向に連なる山々が宮城県と山形県の県境となり、宮城側が『宮城蔵王』山形側が “山形蔵王” と区分されています。

主峰3山

熊野岳

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主峰は、山形県側の熊野岳(標高1,840m)・県境の刈田岳(1,758m)・宮城県側の屏風岳(1,825m)があります。

蔵王山・熊野岳は、その昔「わすれずの山」として知られていましたが、噴火により火を吹く山、火の山として恐れられ大和の国吉野にあった蔵王権現を祭って以来『蔵王山』と称するようになりました。

構成する主な14山

五色岳

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主峰3山の他に蔵王連峰を構成する主な14山は、五色岳(1,672m)・杉ヶ峰(1,745m)、不忘山(1,705m)・名号峰(1,491m)・地蔵山(1,736m)・三宝荒神山(1,703m)・瀧山(1,362m)・雁戸山(1,484m)・鳥兜山(1,387m)・横倉山(1,152m)・青麻山(799m)・後烏帽子岳(1,681m)・前烏帽子岳(1,432m)・馬ノ神岳(1,551m)があり、熊野岳から刈田岳の間の尾根は馬の背と呼ばれています。

四季折々の風景

蔵王連峰

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17の山々で構成されている蔵王連峰は、春には峰に広がる新緑・夏の高山植物・秋の壮大な紅葉、冬はスキーや樹氷など四季折々様々な表情と風景を見せてくれます。

蔵王のスイセン

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春は、蔵王エコーラインの雪の回廊を見ながら、熊野岳の春山登山も楽しめる季節です。

春の蔵王高原には菜の花が良く似合い、遠く残雪を抱いた蔵王連峰が良く見える草原の雰囲気もまた格別です。4月下旬になると、約30種50万株のスイセンが一面を黄色く染め上げます。

蔵王の高山植物

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初夏の杉が峰から芝草平の湿原エリアには、真っ白なチングルマが一面に咲き、南屏風岳から不忘山まではいろいろな高山植物が花畑のように咲いているシーンが見られます。

南屏風岳の稜線には、チングルマ・ハクサンイチゲ・イワカガミ・ハクサンチドリ・ミネズオウ等の花が咲き『花の名山・花の宝庫蔵王』ならではの光景に感動しながら夏山登山が楽しめます!

蔵王の紅葉のベストシーズンの画像

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大自然の彩りが素晴らしい蔵王連峰の秋は、紅葉の大パノラマを鑑賞できます。

紅葉を見ながらのドライブも最適。蔵王エコーラインの途中には『滝見台』があり、眺める三階滝と不動滝の景色は圧巻です!

紅葉は頂上のお釜から始まり、10月末ごろの見ごろは、標高1,000m~700mがおすすめ! 蔵王連峰ならではの彩り景観が満喫できます。

スノーモンスター

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蔵王の冬の名物『樹氷』。自然の造形が創り出す美しい風景は、日中だけでなく夜のライトアップでも楽しめます。

例年12月頃から樹氷が成長し始め、2月が成長のピークにとなり大きく成長した樹氷の姿は、まさにモンスターのように見えることから “アイスモンスター” とも呼ばれます。

アイスモンスターが山の斜面を覆い尽くす風景は冬の蔵王ならではの光景で、雪上車にのって樹氷ツアーが開催されています!

    蔵王連峰の周辺観光地

    蔵王連峰周辺は、年間を通じて観光を満喫できる人気のエリア。訪れた際に足を運びたい! おすすめのスポットをご紹介します。

     お釜

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    蔵王の象徴となっている『御釜』は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰を抱えた円型の火口湖。気候などの条件によってエメラルドグリーンや瑠璃色に湖面の色が変わり、豊かな表情を見せてくれる蔵王のシンボルです。

    季節や時間帯によって色調が変わって見える御釜は “五色沼” とも呼ばれ、蔵王観光の人気スポットとして外国人観光客も多く訪れています。

    エコーライン

    蔵王の紅葉のエコーラインの画像

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    遠刈田温泉から、山形県坊平高原までを結ぶ全長23kmの山岳道路。高原ドライブを楽しみながら秋には燃えるような紅葉と、季節ごとに美しく姿を変える蔵王の景色を楽しむことができます。

    4月下旬の開通から5月中旬頃には道路の両脇の雪壁を眺めながらの壮観な雪の回廊ドライブを楽しめ、蔵王のドライブスポットとして人気があります!

    三階の滝

    蔵王の紅葉の三連の滝の画像

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    三段になって流れ落ちる様から『三階滝』と呼ばれ、落差181mの壮大な段瀑は東北屈指であり、日本の滝百選にも選ばれ秋の紅葉時期には不動滝や三階滝周辺の木々が鮮やかに色づき、見事な景観を鑑賞できます。展望台から鑑賞できる季節ごとに変わる自然の彩りと変化に人気があります。

    遠刈田温泉

    遠刈田温泉

    出典:PIXTA

    遠刈田温泉は、開湯400年の歴史を誇る名湯。古くから信仰登山の基地や湯治場として知られ、今も共同浴場を中心に広がる旅館や遠刈田系こけしの里としても有名です。

    周辺には広々とした牧場の『蔵王ハートランド』・可愛いキツネたちのパラダイス 蔵王キツネ村 ・多くのこけしが展示されているこけし館などの観光地も充実しており蔵王エコーラインや、お釜への観光に便利で蔵王観光の拠点としても最適の温泉郷です。

    青根温泉

    青根温泉の画像

    青根温泉は開湯450年、伊達正宗も愛した伊達藩ご用達の名湯。標高500mに湧く温泉は100%天然温泉! 無色透明の温泉は昔から『神経に効く・美肌の湯』と言われ親しまれています。

    ノスタルジックな雰囲気の温泉街と高地にある抜群のロケーションからは蔵王連峰の壮大な景観を眺めることができ、青根温泉の公衆浴場 “じゃっぽの湯” は美人の湯として女性に人気です。

    蔵王連峰へのアクセス

    蔵王連峰へのアクセスは、車とバスを利用する方法があります。

    ご注意いただきたい点は、11月上旬~4月下旬まで、蔵王ハイラインは冬季通行止めとなります。

    宮城県からのアクセス


    車でのアクセス:東北自動車道『白石IC』から国道4号線、県道12号線を経由し蔵王エコーラインまで約1時間。

    電車/バスのアクセス:白石蔵王駅から蔵王刈田山頂、1日2往復・土日祝日のみ運行。または、仙台駅から宮城蔵王ロイヤルホテル、宮城蔵王ロイヤルホテル前から蔵王刈田山頂は、土日・祝日のみ運行です。

    山形県からのアクセス


    車でのアクセス:山形自動車道『山形蔵王IC』から国道13号線、県道12号線を経由し蔵王ハイラインまで約1時間。

    電車/バスでのアクセス:山形駅から蔵王刈田山頂、1日1往復です。

    四季折々に豊かな表情が楽しめる『蔵王連峰』に行こう!

    蔵王連峰と桜

    出典:PIXTA

    蔵王連峰には豊かな自然と温泉、そして家族やカップルで楽しめる観光スポットもたくさんあり、四季折々に美しい景観や季節の彩りを鑑賞できます。

    春夏秋冬……。大自然と観光が楽しめる『蔵王連峰』にぜひ、足を運んでみてください!

    蔵王連峰
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    Mario
    Mario

    宮城県塩釜在住・温泉とリゾートライフが大好きのアウトランダー。 愛犬マリー。