まるで京都の伏見稲荷大社!?白石市の「萬蔵稲荷神社」を訪ねる
新緑に浮かぶ、鮮やかな朱色の鳥居。なんとも幽玄な景色だと思いませんか?
今回筆者が訪ねたのは、仙台市よりの南、白石市の小原馬頭山(おばらばとうざん)に位置する「萬蔵稲荷神社(まんぞういなりじんじゃ)」です。
創建は江戸時代後期にあたる、1785年(天明5)頃。主祭神は、全国各地にある“お稲荷さん”で知られる、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
創建当初は、奥州山中七ヶ宿街道(旧羽州街道)の地名をとり賀良明貴稲荷(がらみきいなり)と称していました。
現在の社名は、熊谷家(現宮司家)15代目の羽黒派修験者・大阿闍梨金剛院祐観(だいあじゃりこんごういんゆうかん)の院号を、出羽三山から授与された熊谷萬蔵(くまがい まんぞう)の高徳を慕い、1869年(明治2)に萬蔵稲荷神社に改称され、現在にいたっています。
さて、境内はどのような様子なのでしょうか。さっそく鳥居をくぐり、参拝したいと思います!
萬蔵稲荷神社を参拝する
萬蔵稲荷神社の駐車場
こちらが萬蔵稲荷神社の入口。ものすごい数の鳥居が並んでいます。さながら京都の伏見稲荷大社(稲荷神社の総本社)のよう。
右側が駐車場で、駐車可能台数は30~40台ほどです。