蔵王連峰の周辺観光地
蔵王連峰周辺は、年間を通じて観光を満喫できる人気のエリア。今回は宮城蔵王にある、有名な観光名所をご紹介します。
① 御釜(お釜)
蔵王の象徴である「御釜」は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰を抱えた円型の火口湖。写真でみるとエメラルドグリーンの湖面ですが、光や差し込む角度によって色調が変わってみえることから”五色沼(ごしきぬま)”とも呼ばれます。
展望台まで専用の駐車場から徒歩2、3分。バリアフリーになっており車イスやベビーカーもOK。レストハウスもあり昼食やお土産の購入もできます。
② 蔵王エコーライン
蔵王エコーラインは宮城県の遠刈田温泉から、山形県の坊平高原までを結ぶ全長23kmの山岳道路です。春は雪の回廊、夏は新緑、秋には紅葉の錦と、ドライブコースとしても人気。
③ 三階滝
三階滝は蔵王エコーラインにある滝見台からみえます。落差約181mの壮大な段瀑は「日本の滝百選」に選ばれている名瀑。三階滝以外にも、不動滝(ふどうたき)や駒草平にある不帰の滝(かえらずのたき)など、蔵王エコーラインには滝見スポットが点在しています。
④ 遠刈田温泉
宮城蔵王の麓に広がる遠刈田温泉(とおがったおんせん)は、開湯400年の歴史を誇る名湯。古くから信仰登山の基地や湯治場として知られ、今も共同浴場を中心に温泉宿が軒を連ねています。
⑤ 宮城蔵王キツネ村
キツネが放し飼いにされてる、国内でも珍しい動物園。キツネの抱っこ体験やエサやりなどを体験できます。もふもふキツネがみられるのは、秋~冬にかけて。夏のキツネは毛が少なく、サッパリしています。
⑥ みやぎ蔵王こけし館
遠刈田温泉内にある、みやぎ蔵王こけし館。伝統こけし・木地玩具の所蔵数日本一を誇るミュージアムです。全国11系統のこけしや、工人がこけしをろくろ挽きしている作業風景などがみられます。自分好みのこけしのつくれる、絵付け体験も人気。
⑦ 蔵王ハートランド
蔵王ハートランドは、蔵王連峰のすそ野に広がる観光牧場。東京ドーム20個分の敷地には緑の牧草が広がり、ヤギやヒツジたちがのんびり過ごしています。入場無料で動物たちと触れ合えるほか、チーズやソーセージ作りなど体験イベントも実施。
⑧ 青根温泉
蔵王連峰の一端を成す、花房山の中腹部にある青根温泉。開湯から450年の歴史を誇り、かつて伊達家の御殿湯があった歴史ある温泉地です。
標高500mに湧く温泉は100%天然温泉。無色透明クセのない温泉は、昔から”神経に効く・美肌の湯”といわれ親しまれています。
周囲は山々に囲まれ、時代を感じる湯宿が軒を連ねるノスタルジックな雰囲気。
JR東日本のCMにも起用されるくらい、ロケーションも素晴らしい場所です。
■宮城蔵王は温泉地が豊富!
1ページ目でもご紹介しましたが、宮城蔵王には青根温泉をはじめ、遠刈田温泉や峩々温泉、鎌倉温泉など、温泉が豊富にあります。
峩々温泉と鎌倉温泉は1件宿で、山間にひっそりと佇む隠れ家的なところです。
麓にある遠刈田温泉は、旅館やホテルが立ち並び、土産物屋、共同浴場や足湯などがあります。ぜひチェックしてみてくださいね!
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蔵王連峰へのアクセス
蔵王連峰へのアクセスは、車とバスを利用する方法があります。
ご注意いただきたい点は、11月上旬~4月下旬まで蔵王エコーライン・ハイラインは冬季通行止めとなります。
宮城県からのアクセス
車でのアクセス:
東北自動車道 白石I.Cから国道4号線、県道12号線を経由し蔵王エコーラインまで約60分
電車/バスのアクセス:
[仙台]
仙台駅西口側33番のりばから、宮城交通バス「村田町・蔵王町・遠刈田行き」に乗車し約65分、「アクティブリゾーツ宮城蔵王」下車。「アクティブリゾーツ宮城蔵王」から宮城交通・蔵王エコーライン線「蔵王刈田山頂行き」に乗車。終点「蔵王山頂」まで約45分
[白石蔵王駅・白石駅]
JR東北新幹線「白石蔵王駅」もしくはJR東北線「白石駅」から、宮城交通バス・蔵王エコーライン線「蔵王刈田山頂行き」に乗車、終点「蔵王刈田山頂」まで約2時間35分
山形県からのアクセス
車でのアクセス:
電車/バスでのアクセス:
[山形駅]
山形駅前から山交バス「山形~蔵王刈田山頂線」に乗車。終点「蔵王刈田山頂」まで約90分
[かみのやま温泉駅]
山形新幹線「かみのやま温泉駅前(かみのやま温泉観光案内所前)」からグリーンエコー号に乗車し約60分、「刈田駐車場」下車。「蔵王刈田リフト」に乗り約8分で御釜の展望スポット
[蔵王温泉]
蔵王温泉バスターミナルから山交バス「山形~蔵王刈田山頂線」に乗車。終点「蔵王刈田山頂」まで約55分
四季折々に豊かな表情が楽しめる「蔵王連峰」へ行こう!
蔵王連峰には豊かな自然と温泉、そして家族やカップルで楽しめる観光スポットもたくさんあり、四季折々に美しい景観や季節の彩りを鑑賞できます。春夏秋冬、大自然と観光が楽しめる蔵王連峰へぜひ、足を運んでみてください!